鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

スマホのスイッチが入らなくて困った。auショップでは故障扱いで交換を言われたが、そのサービスぶりに大いに落胆した

2022-06-28 | Weblog

 28日朝からかみさんのスマホの調子がおかしい。入力スイッチを入れて立ち上げようとしても画面が「スマートフォンの起動中」と表示したまま一向に初期画面に移行しなくて、スイッチが切れてしまうのだ。マニュアルを取り出して、「操作できない時は電源ボタンと音量上ボタンを同時に11秒以上長押しして強制的に再起動できる」との項目に沿ってやってみてもなんともならない。スマホ起動中の表示が出ている時に別の携帯から電話をかけると反応し、通話はできるのだが、それだけで、初期画面にはいかないので、故障とかんがえるしかなさそうだった。ガラケーからスマホに換えたのは丁度1年前のので、こんなに早く故障」してしまうものなのか、と思った。

 で、近くのauショップに開店の10時に持っていってこちらの説明を聞いてから、女性の店員が預って本部のエンジニアと通話しながらあれこれチェックし、10分ほどしてから、窓口に赴き、説明を聞いたが、やはり「故障している」とのことだった。考えられる原因を聞くと、「ソフトウェアの更新をしていないとこういうことになる」とのことだった。パソコンにしろ、こうした電子機器は必要なタイミングでソフトウェアの更新は連絡してくるはずだとは思ったものの、このスマホに関しては碌にソフトウェアの更新はしてこなかったことを反省した。

 そして対応策を聞くと、同じスマホがいいのなら交換するしかない、ということだった。確か毎月の利用料で紛失・故障についての保険として数百円支払っているはずだ、と思ったが、店員は「故障・紛失した時に‥‥」と書いたリフレットを取り出し、「ここに電話すれば同じ製品を送り届けてくれ、2週間以内にいままで使用した携帯を送り返してくれればいい。料金は次の支払い時に5000円チャージされます」という。どうしてこの店頭で新しい端末を渡してくれないのか、と不思議に思ったが、それよりも新しい携帯へのデータの移行はどうするのか、が気になってそちらを聞いているうちに時間が過ぎてしまった。

 それでもそのauショップを出てからも納得できなかったので、もうひとつのauショップに立ち寄ることも考えたがあまり進展はないだろうと考え、買い物をして家に帰ってきた。で、落ち着いたところで、auお客様センターに改めて電話してみた。もちろん、近くのauショップに行ったことは言わずにスマホの故障状況を伝え、どうしたらいいのか、を相談した。すると、電話口に出てきたエンジニアと思しき男性はとっさに「電源が入っていないのを確認して、正面左側にあるauICカード、いわゆるCIMカードのトレイを引っ張り出してみて下さい」といったので、その通りにした。そして電源を入れてみたところなんとスマホの初期画面に到達することができた。

 そして今度はもうひとつ乗っかっていたmicroSDメモリーカードを取り除き、セットして電源を入れると同じように初期画面が立ちあがった。どうやら、microSDメモリーカードになにやら異常があり、それが原因でスマホが立ち上がらなかったことが判明したわけだった。当のエンジニアさんはCIMカードにも同じようなことがありうる、と教えてくれた。microSDメモリーカードは容量のすくないガラケーの写真の保存用に搭載していたもので、スマホには必要ないといえば必要ない。窓口のエンジニアさんには口頭で大いに感謝を申し上げた。28日こんな簡単なことがどうしてauショップの店頭でできないのだろう。トレイを開けてみれば一発でわかることではないだろうか。最初にそこまでチェックできなかった当方のミスといえば、そうではあるが、auショップのサービスが低下した、といわれても仕方がないだろう。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「サンデーモーニング」のスポーツコーナーにプロ野球OBばかりを招くのはやめるべきだと思う。プロ野球はスポーツのなかのひとつであるということだ。

2022-06-12 | Weblog

 毎週日曜日の朝8時からTBSの「サンデ-モーニング」を見ているが、中ごろに始まるスポーツコーナーを見ていてずっと違和感を感じてきた。というのはこのコーナーの仕切り役としてプロ野球解説者の張本勲氏が勤めていたのが暴言が続いて降板となり、代わりに元巨人軍の上原浩治氏が務めるようになったが、前任の張本氏よりはソフトになったのはいいが、米国に住居を構えているせいか、リモートでの出演が多く、12日には遂に欠席することとなってしまった。張本氏よりはましかもしれないが、やはりプロ野球の出身者が日本のすべてのスポーツのコメントをするという番組作成者の考えにが無理がある気がしてならない。

 このサンデーモーニングがスタートした1987年当時はプロ野球が巨人軍の王、長島時代の流れを引継ぎ、スポーツのトップに位置付けられていて、プロ野球のOBがスポーツコーナーのコメンテーターを務めていて不思議はない時代であったのは否定できない。だからすべてのスポーツの結果について、「喝」を入れたり、「あっぱれ」と叫んだりしても違和感は感じられなかったし、見ていてすんなりと理解できるような雰囲気があった。

 しかし、ここ最近のスポーツ界の動向を見ていて、必ずしもプロ野球がすべてのスポーツのなかで王座を位置を占めているのではないような感じがしているのは多くの人か感じているような気がする。過去のオリンピックのなかで野球が競技種目のなかで必ずしも加えられてこなかったし、プロ野球の先進国である米国ではや野球よりもアメリカンフットボールがナンバーワンの競技として扱われているのは承知の事実だし、ヨーロッパでも野球はサッカーに比べれば人気の点では後塵を拝している。

 日本ではなぜかこれまでは野球がナンバーワンの地位に祭り上げられるような感じがあり、テレビ番組ではスポーツ中継がどこの局でも最右翼に取り上げられてきた。毎年春夏の全国高校野球大会はNHKが全試合をテレビ中継しているようで、こんなスポーツはいまだに野球だけであり、こうした動きを見てか、「サンデーモーニング」のスポーツコーナーではずっとプロ野球解説者に常設の席を与え、もう一人の解説者にも時にはさらにもう一人のプロ野球OBを持ってきて、プロ野球界に重きを置いた布陣をしてきた。

 しかし、いまコロナウイルス感染の影響もあり、プロ野球界にも異変が起きており、人々も必ずしもプロ野球だけがスポーツではない、との意識を持ち始めており、いままでのようにプロ野球界に偏重したテレビ界の報道姿勢に変化を求めるような感じになってきている。プロ野球といえどもスポーツのなかのひとつの動きであり、他のスポーツと同じように扱うべきである、と視聴者が思うようになってきた、とも言えるだろう。

 だからか、NHKが午後7時のニュースの最後のスポーツコーナーでもプロ野球の試合の途中経過を放送しなくなったし、コロナ感染が始まってから以前のようにプロ野球のテレビ中継番組が少なくなったような気がする。サンデーモーニングの12日のスポーツコーナーに登場したのはプロ野球OBの佐々木主浩氏と元マラソンランナーの野口みずきさんだった。今後ともプロ野球OBだけに偏重した布陣を改めて幅広くスポーツ界のOB,OGを起用していくことが求められることだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブルーレイレコーダーのダビングが11分で停止し、固まってしまった、と訴えても適切な処置をしてくれなかったことにがっかりした

2022-06-07 | Weblog

 約4年くらいシャープのブルーレイレコーダーをBD-NW520を愛用しているが、2,3日前、テレビで録画した映画をビデオディスクにダビングしていたら、11分ダビングしたところで、ダビングが進まなくなってしまった。停止ボタンを押しても停止せず固まったままでなんとも作動しないので、やむなく電源を抜いて、しばらくしてから電源を入れ、今度はビデオディスクを新しいものに入れ替えて再度ダビングを繰り返してみた。それでもやはり11分進んだところで、またしても固まってしまった。録画した映画のHDD側になにか傷ともついているのかと思い、他の映画をダビングしてみても全く同じであった。

 それで、ブルーレイレコーダーの取扱説明書を取り出し、最後のページに載っている「問い合わせ先」を見ると、以前のような電話での相談でなくなっていて、Webでのオンラインサポートなるものがあったので、そのページを見てみると、クリーナーでクリーニングをすることや、ソフトウェアの更新を行うことを推奨していた。ソフトウェアの更新はパソコンにUSBメモリーをつなぎ、USBメモリーにダウンロードして、レコーダーにセットして行うようになっていたが、どうやってもうまくいかなくて諦め、クリーナーでのディスク挿入箇所のクリーニングを行った。

 しかし、依然としてダビング11分で固まってしまう状況は変わらなかったため、今度はWebでのオンラインによるチャット相談なるものがあるのがわかり、パソコンから質問を「ダビングすると11分で固まってしまう」旨を送付し、オンラインで回答を求めたところ、すぐに「修理を依頼して下さい」と返ってきた。それで、「コストはどのくらいかかりますか」と聞いたら「2万5000円+出張費で3万円くらいかかります」と返事が来た。この機器は4万円くらいで購入したので、買い替えるに近い修理費がかかることになる。それなら買い替えたった方がいいのかもしれない、と思った。

 参考までにネットでブルーレイレコーダーの寿命はどれくらいか、調べたら約5年と出ていたので、もうしばらくしたら買い替えの時期にあたることが判明した。それにしても安易なチャットでの相談だ、と思ったが、とりあえず録画だけは以前と同じようにできるので、しばらくは我慢するしかないのかな、と半ば覚悟した。

 それで、昨日前回機器のディスク装置のクリーナーを行った時に確か録画していた時だったのを思い出し、改めてディスク挿入箇所のクリ―ニングを行ってみた。そして、再度ダビングをしたところ、なんと以前と同じようにダビングが行えるようになった。実に簡単なことであった。単に装置のレンズか、その周辺にゴミのようなものが付着していたのが原因だったことが判明した。こんな簡単なことがわからなかったのか、我ながら情けないことであった。そして、シャープのチャット相談なるものががいかにお座なりのものだったのか、少し腹立たしく感じられた。あのまま修理を依頼していたら、まんまと3万円払わされるところであった。

 シャープのAQUOS液晶カラーテレビは発売当初は世界を席巻し、我が家も2010年に購入し、当初は音声電話による相談体制を備えたサポート体制に感動していたが、シャープ本体も台湾のメーカーの下に入り、いまや地に落ちた感がある。シャープに限らず日本の製造業はどんどん地盤沈下しており、対消費者対策の面でも輝きを失くしているといえるのかもしれない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋山菜津子の熱演が光った演劇「貴婦人の来訪」。改めて演劇は見て楽しいものでありたい、と思った

2022-06-04 | Weblog

 4日は東京・初台の新国立劇場で、演劇「貴婦人の来訪」を観賞した。スイスの劇作家、フリードリヒ・デュレンマット原作のヨーロッパの小都市を舞台に繰り広げられる町全体を騒動に巻き込んだ恋愛をめぐる愛憎劇で、出演者16人のなかで主役の個性豊かな貴婦人を演じた秋山菜津子の演技が光っていた。出演者のいずれもがセリフをテンポよく吐き出し、休憩をはさんで3時間の舞台があっという間に過ぎ、終わって楽しい感じが残った。それと出演者が場面により次から次へと衣裳を替えて登場していたのも印象に残った。

 「貴婦人の来訪」はヨーロッパのとある小都市にある日、かつて住んでいた大富豪クレール・ツァハナシアン夫人が帰郷することになり、それを知った町民がいまは貧困に打ちしがれてしまっている町の財政に多額の寄付をしてくれるのではないか、と期待を寄せて話し合っている場面から始まる。駅に着いたクレール夫人はそうした町民の期待を知ってか、知らずか、派手な衣装を身につけ、颯爽とお目見えする。出迎えた町長、警察署長ら町の有力者はクレール夫人を大歓迎し、有力者を順番に紹介し、かつての恋人のイルとも再会を喜び合う。そして、町への寄付を打診されたクレール夫人は「町には10兆円の寄付をし、さらに10兆円を町民に寄付することを言明する。

 しかし、「そうした寄付をするには条件がある」とも言い、夫人が連れてきた2人の子供を紹介し、「彼らは目が見えないといい、こんなにしたのは別れたイルがしたことだで、この報いをイルに課してほしい」と述べる。これを聞いた町の人びとはいまは人望が厚い人として通っているイルにそんな暗い過去があったとはにわかに信じられなかったが、クレール夫人が20兆円もの寄付をしてくれることを考えると、イルに対して徐々に冷たく当たるようになっていくのだった。

 一方、イルはそんな町民の仕打ちに段々追い詰められ、すっかり家に閉じこもってしまうようになってしまう。そんなある日、町長がピストルを持ってイルの家にやってきて、自殺をするように勧めるが、イルは「そんなことはしない」と拒絶し、 「町の人がそう思うのなら、決定に従うことに吝かではない」と心のうちを打ち明ける。そうした状況を察した奥さんと子供たちは家族そろってドライブに行くことを提案し、実行に移す。

 そして町民全員の大会が開かれ、クレール夫人の提案を受けてどうするか、協議することになり、満場一致でクレール夫人の申し入れを全面的に受け入れることを決定する。それを聞いたイルは従容と死地への旅に赴くこととなり、クレール夫人は意気揚々と凱旋し、最後は町民全員が派手な衣装を身にまとい、町の発展が確保された喜びにつつまれ、全員が笑みを讃えたところで幕となった。

 これで正義が果たされたことになるのか、難しいところであるが、よくある多数決で物事が決められるということかもしれない。16人の出演者のなかで名前を知っていたのは秋山菜津子とイル役を演じた相島一之くらいということもあって、特に秋山菜津子の熱演ぶりが目に付いた。秋山菜津子はいままで脇役で出演していた演劇をよく見ていたが、今回のような主演は初めてそれだけ張り切って演技していて、声も大きく、目立っていた。全体にわかりやすく、楽しい舞台であり、演劇は見て楽しくあるべきものだ、と思った。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英国には即位70年の栄光の背景に皇族としてあるべき姿があった。日本の皇族、およびその関係者は英エリザベス女王から爪をもらって、その垢でも煎じて飲むがいいだろう

2022-06-02 | Weblog

 6月2日は英国王室のエリザベス女王即位70年にあたるということでNHKが「エリザベス女王愛される理由~即位70年の軌跡」を放映していたのを見て、なるほどと思わせるところがあった。これまでのエリザベス女王の足跡を振り帰っていて、その人となりに改めて偉大さを感じていたが、やはり最大の汚点は子息チャールズ皇太子のダイアナ妃が交通事故で死んだ件だろうと思って見ていた。ダイアナ妃が死んだ時にエリザベス女王は一族あげて毎年行っていたスコットランドのバルモラル城で避暑の休暇を過ごしていて、国民が悲嘆にくれているのになんらメッセージを発せず、国民の間にはなぜか、と疑問を呈する向きが多く、英国皇室始まって以来危機と見る向きもあった。

 ところが、バッキンガム宮殿の前には国民から弔意を表す花が溢れているなか、6日ぶりに姿を現したエリザベス女王は市民から捧げられた花を受け取り、微笑みを返し、ダイアナ妃への弔意を表明し、国民とともに悲しみのなかにある、と声明を発表した。実は、スコットランドにいる間にダイアナ妃の葬儀を行うことを決めていて、その後、ウエストミンスター寺院で国葬に準じた大規模なダイアナ妃の葬儀を挙行した。葬儀のあと、ロンドン市内を巡回したダイアナ妃の棺を運ぶ馬車の列が前を通り過ぎる際にそっと頭を下げるエリザベス女王の姿が目撃されていた、という。国がひとつにまとまり、社会が安定するため、君主としてやるべきことをやる、エリザベス女王には特別な力がある、というわけである、と番組では解説していた。

 これを見るにつけ、わが日本の皇室にはその足元にも及ばないものがあるのが痛感された。昨年の秋篠宮眞子さまの結婚をめぐる一連の行動を見るとわが皇室、および皇室を支えている宮内庁、さらに宮内庁をリモート管理している首相官邸にエリザベス女王のように物事の理非を理解し、適切に行動をとるような人が一人もいなかったことがはっきりとした。皇室のいずれは天皇となるべき人の姉としてそんな行動を取っていいのかどうかを判断できるような人がいないのはまさに皇室の危機といえるのではないだろうか。

 30歳になる秋篠宮眞子さまがとるべき行動として適切なものかどうかをだれ一人適切に判断できず、専ら成人に達している本人の意向と理解して放置してきたことがまずは問われるべきことだろう。まず第一に親である秋篠宮殿下が親として為すべきことをしていないことが責められるべきであろう。次には秋篠宮殿下の兄である現天皇陛下が秋篠宮に対して何らかの意向を表明すべきだろう、それができない場合は宮内庁に伝え、然るべき人から秋篠宮殿下に伝えるべきだろう。宮内庁にそれらしき人がいない場合は官邸を巻き込んで方策を考えるべきだった。

 それができないということになれば、皇室そのものが国民から支持を失うということになるのだろう。小室圭、眞子さんはいまだに米国ニューヨークで羽を伸ばして思うがままの生活をエンジョイしているようだが、米国滞在ビザを巡って、いずれ日本に帰国するとか、眞子さんが米国の美術館に就職するのではとか、相変わらずニューヨークのマスコミに格好の話題を提供しているようである。専ら週刊誌のゴシップ欄を賑わしているが、前皇族として好ましいことではない。日本の元皇族としてあるべき姿ではないだろう。皇族、および皇族を支え者一同そろって英エリザベス女王から爪をもらって、その垢でも煎じて飲むべきだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする