長男がどこかでもらってきた招待券で、東京・渋谷のアミューズCQNで「タイヨウのうた」を観賞した。PXなんとかという太陽の日差しにあたれない病気におかされている女の子がギターを弾きながら夜中に路上でライブをしている。抜群に歌がうまく、彼氏の案内で横浜で路上ライブを開くと黒山の人だかりで、時間を忘れて、歌うのに熱中する。単なる青春ものかな、と思って見に行ったが、久し振りに見る純情な映画で、感動した。
映画は鎌倉・七里が浜のとあるバス停から始まる。時刻は早朝、日が明けるちょっと前、高台の住宅のガラス窓越しに少女がバス停を見やっている。そこへサーフボードを荷台にくくりつけた男子高校生がやってきて、自動販売機でジュース缶を買い、ベンチに腰をおろしてうまそうに飲む。丁度、バス停の看板が邪魔になって顔がよく見えない。そのうちにジュースを飲み終えた青年は海岸の方へ立ち去ると、少女はベッドに潜り込んで寝る。そして、日が暮れた夕方になって少女は目を覚まし、家族と夕食を摂ったうえで、出かける支度をする。駅前かの公園で蝋燭に火をともした前で、路上ライブをする。だれも聞いている人はいないのにギターを奏で、自分で作詞作曲した歌を哀愁をこめて歌う。
家族とのやりとりで、どうやら少女はPX‥‥症とかで、太陽に当たると皮膚が患されてしまう難病に罹っていることがわかってくる。だから、普通の人と逆の昼間寝て、夜活動する生活パターンになっているのだ、とわかる。明け方に家路に着く
。途中で、冒頭に出てきたバス停にさしかかると、青年と同じように自動販売機でジュースを買い、ベンチに座って飲み干す。そして、高台の家かrよく見えるようにバス停の看板をベンチの脇に移動する。
そうこうするうちに偶然、青年と知り合い、夏休みに入り、いつもの路上ライブの場所が変なおじさんに占拠されていたので、青年のオートバイに乗っかり、横浜まで遠征し、横浜駅前でライブをすると大勢の観客に受けた。このあたりがこの映画のクライマックスである。映画を見ながら、この少女は死んでしまうのだろうな、と思うと自然と涙が出てきた。
喜んでいるうちに夜明けの時刻が迫り、走りこんで家にギリギリたどり着く。ここから病気が一気に進行していく。彼氏に病気のことを伝えられなくて、折角実った恋も自分から閉ざしてしまう。心配した両親が彼氏を家に呼んで、2人を引き合わす。歌に感動した彼氏は好きなサーフィンもやめて、アルバイトに精うを出し、少女にオリジナルCDを作るように勧める。
少女の右手に麻痺症状が出るようになり、ギターが思うようにひけなくなり、路上ライブはできなくなる。それでも声は出るからと、声だけで念願のCDをつくる。そして、彼氏がサーフィンするのを完全防護服を着て、海岸で見守り、それからしばらくして少女は息を引き取る。少女は太陽に帰って行った。
実話に基づくのか、全くのフィクションなのか、わからないが、主演のシンガーソングライターのYUIも好演で、なかなかいい映画であった。テレビでも連続ドラマとして放送しているようで、まさに涙と感動であった。映画が終わって、タイトルバックが続き、明るくなるまで誰も席を立たなかった。
映画は鎌倉・七里が浜のとあるバス停から始まる。時刻は早朝、日が明けるちょっと前、高台の住宅のガラス窓越しに少女がバス停を見やっている。そこへサーフボードを荷台にくくりつけた男子高校生がやってきて、自動販売機でジュース缶を買い、ベンチに腰をおろしてうまそうに飲む。丁度、バス停の看板が邪魔になって顔がよく見えない。そのうちにジュースを飲み終えた青年は海岸の方へ立ち去ると、少女はベッドに潜り込んで寝る。そして、日が暮れた夕方になって少女は目を覚まし、家族と夕食を摂ったうえで、出かける支度をする。駅前かの公園で蝋燭に火をともした前で、路上ライブをする。だれも聞いている人はいないのにギターを奏で、自分で作詞作曲した歌を哀愁をこめて歌う。
家族とのやりとりで、どうやら少女はPX‥‥症とかで、太陽に当たると皮膚が患されてしまう難病に罹っていることがわかってくる。だから、普通の人と逆の昼間寝て、夜活動する生活パターンになっているのだ、とわかる。明け方に家路に着く
。途中で、冒頭に出てきたバス停にさしかかると、青年と同じように自動販売機でジュースを買い、ベンチに座って飲み干す。そして、高台の家かrよく見えるようにバス停の看板をベンチの脇に移動する。
そうこうするうちに偶然、青年と知り合い、夏休みに入り、いつもの路上ライブの場所が変なおじさんに占拠されていたので、青年のオートバイに乗っかり、横浜まで遠征し、横浜駅前でライブをすると大勢の観客に受けた。このあたりがこの映画のクライマックスである。映画を見ながら、この少女は死んでしまうのだろうな、と思うと自然と涙が出てきた。
喜んでいるうちに夜明けの時刻が迫り、走りこんで家にギリギリたどり着く。ここから病気が一気に進行していく。彼氏に病気のことを伝えられなくて、折角実った恋も自分から閉ざしてしまう。心配した両親が彼氏を家に呼んで、2人を引き合わす。歌に感動した彼氏は好きなサーフィンもやめて、アルバイトに精うを出し、少女にオリジナルCDを作るように勧める。
少女の右手に麻痺症状が出るようになり、ギターが思うようにひけなくなり、路上ライブはできなくなる。それでも声は出るからと、声だけで念願のCDをつくる。そして、彼氏がサーフィンするのを完全防護服を着て、海岸で見守り、それからしばらくして少女は息を引き取る。少女は太陽に帰って行った。
実話に基づくのか、全くのフィクションなのか、わからないが、主演のシンガーソングライターのYUIも好演で、なかなかいい映画であった。テレビでも連続ドラマとして放送しているようで、まさに涙と感動であった。映画が終わって、タイトルバックが続き、明るくなるまで誰も席を立たなかった。