吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2007年3月31日/〈海とまちなみの会〉009・西鉄津屋崎駅フイナーレ

2007-03-31 14:44:54 | 海とまちなみの会
写真①:檄文を墨書きした幟旗の前で、バス停の時刻案内板を見る鉄道ファンらで混雑する西鉄宮地岳線「津屋崎駅」前
     =2007年3月31日午前11時04分撮影

 3月限りで廃止される西鉄宮地岳線「津屋崎駅」(福津市津屋崎天神町)は31日、朝から新宮―津屋崎駅間の廃線を惜しむ乗客や、各地から訪れた鉄道ファンで混雑しました。「津屋崎千軒 海とまちなみの会」(略称「海とまちなみの会」)は、30日に続いてこの日も午前9時から会報季刊紙『津屋崎千軒新聞』創刊号「春」号を乗客や市民に無料配布し、同11時10分、印刷部数2千部の残りを配り終えました。

 配布には、会員男女12人が参加。『津屋崎千軒新聞』創刊号を受け取った津屋崎在住の年配女性からは、「廃線にするなんて、残念です」と、その場で入会申し込みが相次ぎ、会員数は33人に増えました。「海とまちなみの会」が駅前に立てた「ここが〈津屋崎千軒〉入り口です/宮地岳線が廃されても/我々の誇りある町並みは消されません」という檄文を墨書きした幟旗(のぼりばた)=写真①=の写真を撮影する若者の姿も見られました。

 津屋崎駅前の新浜山児童公園からは、駅ホームに入る電車が公園北端に植えられた並木・ソメイヨシノの満開の花越しに見え=写真②=、記念写真を撮るアマチュアカメラマンがシャッターチャンスを狙っていました。


写真②:満開のソメイヨシノの並木を横に津屋崎駅ホームに入る西鉄電車
     =福津市津屋崎天神町の新浜山児童公園で、31日午前10時34分撮影

 また、この日無料開放された新宮―津屋崎駅間を家族連れで電車に乗り、到着した津屋崎駅ホームで電車を背景に記念撮影する人も目立ちました=写真③=。


写真③:津屋崎駅ホームで電車を背景に記念撮影する家族連れ
     =福津市津屋崎天神町で、31日午前9時53分撮影

◇お知らせ

「海とまちなみの会」では、福津市の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」(℡0940-52-0605=営業時間10:00~16:00)や津屋崎公民館などでも「津屋崎千軒新聞」創刊号を無料配布しています。創刊号はA3の2㌻で、江戸時代から海上交易の港町で栄え、造り酒屋や商家が並び〈津屋崎千軒〉と呼ばれた古い町並みの歴史や文化と、津屋崎人形店、東郷平八郎元帥を祭る東郷神社で売っている幻の逸品・「東郷ビール」などを特集。〈津屋崎千軒〉通りの地図に、歴史的な建物の懐かしい写真が撮れる場所と古民家をイラスト入りで紹介した〈津屋崎千軒懐かし博物館マップ〉付きです。

ご入会案内「海とまちなみの会」は、〈津屋崎千軒〉通りの活性化を目指し、福津市津屋崎と市内外の男女約30人が07年2月16日設立しました。江戸時代から港町として栄え、〈津屋崎千軒〉と呼ばれた古い町並みの保存と、海辺の自然保護を図ります。ご入会(年会費千円)申し込みは、会長の吉村勝利(〒811-3304 福岡県福津市津屋崎369-14。E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jp)が、お受けしています。◇例会案内=4月12日(木)19時、『藍の家』。
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2007年3月31日/〈今月・来月の行楽・催事案内〉028

2007-03-31 03:52:04 | 行楽催事
〈4月・5月の行楽・催事案内〉

●写真①:「第9回よっちゃん祭」でにぎわう津屋崎漁港
      =福津市津屋崎浜の町で、2006年4月23日午前11時40分撮影

4月

 1日(日)=「桜花(さくら)まつり」:3月31日開幕で、4月10日まで、福津市宮司元町の「宮地嶽神社」で。7日にものまね歌手としても有名な西尾夕紀さん、また上杉香緒里さんを迎えての歌謡ショーが境内で催されます。まつり期間中、神社付属文華学園の受講生による日本の伝統文化「書道」、「華道」、「俳句」、「和洋裁」の作品展や、「陶芸」、「竹細工」、「柘植細工」など多数の伝統民芸が並ぶ民家村民芸展も開催。


写真②:福津市宮司元町の宮地嶽神社で開催される「桜花まつり」のポスター
     =福津市津屋崎で、2007年3月26日午前8時05分撮影

宮地嶽神社(福岡県福津市宮司元町):◆交通アクセス=〔電車・バスで〕JR鹿児島線福間駅下車、西鉄バス津屋崎橋行きか、神湊波止場行きで10分の「宮地岳宮前」で下車し、徒歩5分〔車で〕九州自動車道古賀インターから約20分。駐車台数1200台。問い合わせは、宮地嶽神社(0940-52-0016)へ。

宮地嶽神社

       宮地嶽神社の位置図
       (ピンが立っている所)

 8日(日)=「開運一番駆け」:午前11時、福津市宮司の「宮地嶽神社」で。参道入り口から270㍍の楼門まで、81段の石段を駆け上がり開運をつかみ取るイベントです。雨天は、15日に順延。福津市商工会や同神社などで組織した実行委員会の主催。

21日(土)=「第10回よっちゃん祭」:午前10時―午後9時、福津市の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」=写真③=や周辺の〈津屋崎千軒〉通り一帯で。NPO法人「つやざき千軒いきいき夢の会」主催。祭最終日の22日(日)は、午前10時―午後4時。『藍の家』では、「藍染め展」、津屋崎漁港=写真①=周辺では活魚・干物の販売も行われます。
                                                                                                               
写真③:「第9回よっちゃん祭」で開催された「しぼり作品展」
     =福津市津屋崎新町の『藍の家』で、2006年4月23日午前11時30分撮影


「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」(福岡県福津市津屋崎新町横町):◆交通アクセス=〔バスで〕西鉄バス「津屋崎橋前」下車、徒歩5分〔車で〕九州自動車道古賀インターから国道495号線経由で約25分。駐車場あり。問い合わせは、『藍の家』(℡0940-52-0605=営業時間午前10時―午後4時)へ。

津屋崎千軒・藍の家

  「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」位置図
       (ピンが立っている所)
                                                                                                                                                                                                                                                                      
5月
27日(日)=東郷神社春季大祭:福津市渡の同神社で。
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