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吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2007年8月18日/〈宗像・町歩き〉002・「唐津街道・原町」

2007-08-18 09:36:11 | 宗像・町歩き
写真①:農産物直売所「かのこの里」駐車場に設けられている「唐津街道・原町」の案内板と灯篭
     =宗像市原町で、2007年8月2日午後10時20分撮影


〈宗像・町歩きスポット〉 2 

:「唐津街道・原町」

 「唐津街道」の案内板と灯篭が、旧「唐津街道」をテーマに町並み再生が進められている宗像市原町に建っています=写真①=。市が平成19年(2007年)6月、農産物直売所「かのこの里」駐車場に製作費約6百万円を投じて設置しました。

 〈唐津街道〉は、参勤交代で豊前・小倉から、筑前・宗像、博多などを通り唐津へと向かう江戸時代の街道。原町は、「赤間宿」(宗像市)と博多寄りの「畦町宿」(福津市)の中間にあり、大名行列の旅人たちの休憩所として栄えました。

 案内板は高さ約2.5㍍、幅約2㍍で、原町の地図や航空写真、町家、原町出身で日本芸術院会員だった兄弟画伯の中村研一、琢二の生家など観光スポットを紹介しています=写真②=。木組みの灯篭は高さ約2.5㍍で、火袋に「唐津街道 原町」の文字入り。夜には、中の電球が灯ります。


写真②:案内板で紹介されている原町の地図と航空写真や町家
     =宗像市原町で、8月2日午後10時17分撮影

 原町では、宗像市と原町の住民組織「よりみち会」(時安正明委員長、20人)が、1996年から町並み再生に取り組み、市と住民が歴史的まちなみを保全するための「まちづくり協定」を結び、唐津街道沿いの家約60軒の壁を漆喰にするなどの修景事業を行っています。昔、商家が並んで賑わったという通りには、今は旧家を利用した古美術商や手打ちそばの店が建っています=写真③=。


写真③:旧家を利用した古美術商や手打ちそばの店が並ぶ「唐津街道・原町」
     =宗像市原町で、06年11月14日午前11時撮影

 8月17日掲載の〈古賀・町歩きスポット〉1で紹介した「唐津街道・青柳宿」(古賀市)の「青柳宿(あおやぎしゅく)」跡の通りにも、案内板と灯篭が設置されており、福津市にある「唐津街道・畦町宿跡に案内標識や看板がないのは市の歴史や文化財への取り組みの遅れを感じ、残念です。市民や観光客が、畦町の唐津街道を散策しやすいように、案内板や灯篭などの施設をできるだけ早く設けたいですね。

宗像市・「唐津街道・原町」
    宗像市・「唐津街道・原町」位置図
       (ピンが立っている所)
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