写真①:「徳川園」の豪壮な薬医門・「黒門」
=愛知県名古屋市東区徳川町で、2012年10月4日午後2時50分撮影
きょう10月11日から、〈尾張・美濃・飛騨・町歩きスポット〉シリーズを掲載します。
〈尾張・美濃・飛騨・町歩きスポット〉1
:「徳川園」と「名古屋城」
10月4日朝、福津市津屋崎の拙宅から「尾張・美濃・飛騨へ5泊6日の旅行」に細君と出かけました。博多駅から新幹線に乗り、名古屋駅に午後2時前に到着。まずは、愛知県名古屋市にある徳川御三家筆頭である尾張藩第二代藩主・光友卿の別邸跡・「徳川園」を訪ねました。武家屋敷の面影を伝える薬医門・「黒門」=写真①=は、総けやき造りで豪壮な門です。
「大曾根下屋敷(しもやしき)」とも呼ばれた光友卿のこの別邸は、尾張徳川家第十九代当主・義親侯が昭和6年、邸宅と庭園7千坪を名古屋市に寄付。市が同7年、「徳川園」として一般公開したという。入園料3百円を払って庭園に入ると、レストランやホールが入居する二層の建物・「観仙楼」の前に、地下水を水源とした広い池・「龍仙湖」=写真②=があり、周囲の遊歩道歩きを楽しむ観光客の姿が見られました。
写真②:周囲を回遊できる広い池の「龍仙湖」
=「徳川園」で、4日午後3時10分撮影
「徳川園」から約3キロ西側の名古屋市中区本丸にある「名古屋城」=写真③=は、金の鯱が天守閣の威容を際立たせていました。
写真③:金の鯱が威容を際立たせる天守閣
=名古屋市中区本丸の「名古屋城」で、4日午後4時10分撮影
「名古屋城」の敷地の一角には、慶長15年(1610年)に徳川家康に願い出て天守閣の石垣工事を施工した加藤清正が、巨石を修羅に載せて運ぶ際、石の上に乗って気勢を上げたという「石曳き」の銅像=写真④=が立っています。
写真④:「清正の石曳き」の銅像
=「名古屋城」で、4日午後4時10分撮影
夕方、名古屋駅近くのビルにある料理店で、名物のうなぎ料理・「ひつまぶし」=写真⑤=を薬味をのせたり、だし汁をかけるなど3種の食べ方で味わい、岐阜県内の息子宅に泊まりに行きました。
写真⑤:名古屋名物のうなぎ料理・「ひつまぶし」
=4日午後5時撮影