吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2018年7月1日/〈貝寄せの浜・「貝寄せ館」物語〉114:看板が落下

2018-07-01 08:57:29 | 「貝寄せ館」物語

 

写真①:看板が落下した「海とまちなみの会」の観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」の軒先

     =福津市屋崎3丁目18-16で、2018年7月1日午前5時50分撮影

 貝寄せの浜・〈貝寄せ館〉物語 114

「貝寄せ館」の看板が落下                           

突風のなせる業か

6年3か月余の歳月、風雨に耐えた看板に感謝

  7月1日早朝、私が所属している「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」入り口に7月の開館日時の表示ラベルを貼りに訪れたところ、看板が軒下に落下しているのに気づきました=写真①=。

  「貝寄せ館」は、2012年(平成24年)3月25日、旧田畑畳店畳製造作業所を無償でお借りし、「海とまちなみの会」会員と市民の皆様から建物改装資金を募り、開館致しました。津屋崎の浜が春先に吹く西風で多くの貝が打ち寄せられ、 <貝寄せの浜>と呼ばれているのに因み、会員や市民、観光町歩きの皆様が、貝のように寄せ集まる所にしたいと「貝寄せ館」と名付けました。看板は、私が玄界灘の荒波が打ち寄せる同市渡の「恋の浦海岸」で同年2月21日見つけたケヤキの板状の流木(幅30.5㌢、長さ2.33㍍、厚さ1.8㌢)を、本会会員のデザイナー湯浅美子さんにトールペインティングの腕を振るって、看板作りをと依頼。まず、流木に、湯浅さんが貝寄せ館の4文字を記入。その文字の周囲を会員らが文字が浮き上がるように、彫刻刀で彫り下げたあと、湯浅さんが津屋崎の海の明るい青色にトールペインティングして完成しました。

 「貝寄せ館」の軒先に掲示した看板=写真②=は、貝寄せ館の4文字が、くっきり映えて好評でしたが、この朝まで津屋崎を襲った雷雨の中の突風で落下したのでしょうか。海風の強い津屋崎千軒通りで6年3か月余、よくも風雨に耐えてくれた看板に感謝です。看板の修理は、「貝寄せ館」の改修工事の設計・施工を行った「金氣(かねき)順也建築工房一級建築士事務所」(福津市宮司浜2)の金氣さん(「海とまちなみの会」会員)にお願いしました。

  

写真②:看板が掲示されていた「貝寄せ館」

     =2012年8月11日撮影

看板が元通り「貝寄せ館」に取り付けられました!

 九州に接近した台風7号一過の7月4日、金氣さんから看板を元通り「貝寄せ館」に取り付けました、との連絡が私にありました。新しい木材を使って取り付け部分が補強されており、貝寄せ館のブルーの4文字が「これで大丈夫」と明るく輝いて見える感じです=写真③=。材料費を含む修理代は無償のご厚意をいただき、感謝申し上げます。

 

写真③:金氣順也さんのご厚意で元通り「貝寄せ館」に取り付けられた看板

    =7月4日撮影

 7月の「貝寄せ館」開館は、津屋崎祇園山笠に合わせ「裸参り」と津屋崎千軒通り・天神町商店街での「ふくつい夏まつり2018「サマーナイトインふくつ」が行われる21日(土)に19~21時夜間開館、「追い山」開催の22日(日)は11~13時開館します。

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