吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈催事〉0112:神湊にも「伊能忠敬宿泊地」

2010-08-08 02:09:00 | 行楽催事
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写真①:道路ぎわに建てられた「伊能忠敬宿泊跡」の石碑
     =宗像市神湊の旅館「魚屋本店」前で、2007年2月25日撮影

宗像市神湊にもあった
「伊能忠敬宿泊跡」
九州測量の旅で立ち寄る

 8月1日の本ブログで、江戸時代の測量家伊能忠敬が福津市津屋崎4丁目に宿泊したとの立て札があることを掲載しましが、宗像市神湊の旅館「魚屋(うおや)本店」前にも「伊能忠敬宿泊跡」の石碑=写真①=が建てられています。

 2007年2月25日、隣組の宴会で「魚屋本店」=写真②=を訪れた際に気付きました。 忠敬の『測量日記』によると、忠敬らは江戸時代後期の文化9年(1812年)7月26日、神湊村の「丸二屋兵右衛門」宅を本陣として宿泊したと記述されています。

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写真②:旅館「魚屋本店」(バスのすぐ後ろに「伊能忠敬宿泊跡」の石碑がある)
     =宗像市神湊で、2007年2月25日撮影
 
 8月1日に福岡市の中村学園大体育館であった「完全復元伊能図展」で、展示された大図(3万6000分の1)に宗像市神湊の地名はないかと探したところ、「神湊浦」「田島村」「宗像神社」「釣川」などと記載されている=写真③=のが確認できました。

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写真③:「神湊浦」「田島村」「宗像神社」「釣川」などの地名が記載された「伊能忠敬大図」
     =福岡市の中村学園大体育館で展示の「完全復元伊能図展」で、2010年8月1日撮影


 私が所属している町興し団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は、8月16日(月曜)午前10時30分―12時、福津市津屋崎4丁目の「津屋崎千軒民俗館・『藍の家』」(℡0940-52-0605)で講演会(入場無料)を開きます。講師は、津屋崎出身で九州大工学部卒、元千葉県土木部技監の松尾弘道さん(64)(千葉県在住)。講演では、忠敬の宗像郡での測量の様子や、測量成果と現代の地形図との比較、忠敬の出身地・千葉と宗像とは江戸時代後期・天保の印旛沼掘割普請に福岡藩(秋月)から参加するなど昔から交流があったことなどを話していただきます。
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