写真①:「貝寄せ館」入口に貼り終えた開館日時告知ステッカー
=福津市津屋崎3丁目18-16、2023年9月4日撮影
「海とまちなみの会」の観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」
9月から毎月第2土曜日11時~15時開館します
開館日時告知のステッカーを4日貼り替え
私が所属している福津市津屋崎のまちづくりボランティア団体、「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は、同市津屋崎3丁目18-16の津屋崎千軒通りに開設している観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」(入館無料)を9月から毎月第2土曜日11時から15時まで開館することを決定。4日午前、同館入口のガラス戸に開館日時や本会のホームページとfacebookのQRコードを表示したステッカー=写真①=を貼り替えました。館内の展示資料の配置も模様替えし、すっきりした空間に一新します。9日の開館日に、気軽にお越しください。
これまで「貝寄せ館」は新型コロナ感染症の感染拡大の影響で、ガイド依頼があった日や団体で入館希望が寄せられた日など毎月1回だけ11時から15時まで開館していました。新型コロナ感染症が2023年5月8日から「5類感染症」になったことや、毎月の開館日時が固定されれば入館して館内見学やガイドを依頼しやすいなどの声が「海とまちなみの会」会員に寄せられたことから、毎月第2土曜日11時から15時まで開館しボランティアガイド当番の会員が対応することにしました。
「貝寄せ館」は平成24年(2012年)3月25日オープン。旧田畑畳店畳製造作業所を無償でお借りし、会員と支援市民の皆様からの寄付金や祝い金など建物改装資金約60万円で開館致しました。津屋崎の浜が春先に吹く西風で多くの貝が打ち寄せられ、〝貝寄せの浜〟と呼ばれているのに因み、会員や市民、観光町歩きの皆様が、貝のように寄せ集まる所にしたいと「貝寄せ館」と名付けました。館内には、昭和初期の津屋崎千軒町並み復元地図や、古風な町並み紹介のパネル写真、江戸時代から津屋崎千軒の繁栄を支えた福岡藩の塩田地図、津屋崎の町興しに貢献した“筑豊の炭鉱王”・伊藤伝右衛門らが曽根の鼻に開設した活洲場の写真、桜貝、アオイ貝など津屋崎で採取した約80種類の貝殻などを展示しています。