写真①:自然味あふれる「またいちの塩製造所」の看板
=福岡県糸島市志摩芥屋3257の『工房とったん』で、2013年10月28日午前11時30分撮影
またいちの塩
「またいちの塩」の製造所=写真①=は、福岡県糸島市志摩芥屋の糸島半島西側の突端にありました。福津市の拙宅をマイカーで出発、福岡都市高速道路経由で未舗装の小道も走って約2時間かけて到着です。
製塩所・『工房とったん』の建物=写真②=の南側は、「福ノ浦」の海に面しています。
写真②:「福ノ浦」の海に面した製塩所・『工房とったん』の建物
=28日午前11時55分撮影
建物の裏手に、立体式塩田=写真③=がありました。玄界灘の海水を櫓に吊るした竹篠の上から流下させて凝縮させる装置です。
写真③:海水を凝縮させる立体式塩田
海水は、立体式塩田の西端から下った海岸伝いに「福ノ浦」の海まで引かれたチューブで吸い上げられています=写真④=。玄界灘の内海と外海がぶつかり、山と海の豊富なミネラルが混じり合う場所の海水から作るのが「またいちの塩」の特長。
写真④:立体式塩田の西端(右側)から下った海岸伝いに「福ノ浦」の海まで引かれた海水吸い上げ用のチューブ(向こうは糸島市の離島・「姫島」)
立体式塩田で凝縮させた海水は、『工房とったん』の大小二つの釜=写真⑤=で三日間じっくり炊き上げ、塩の結晶ができます。
写真⑤:凝縮させた海水を炊き上げる釜
『工房とったん』の売り場には、「またいちの塩」や「にがり」などの商品が展示されています=写真⑥=。
写真⑥:「またいちの塩」や「にがり」などが並ぶ商品売り場
このうち、「またいちの塩」を焼塩用の鉄釜で約40分焼き上げた「極上焼塩」(100g入り、525円)を購入。白身の刺身や生野菜に付けるなど食卓塩のように使うのが最適で、トマトやキュウリ、生野菜にかけると、塩や野菜の旨みがひきたつという。
写真⑦:「またいちの塩」の青い袋(左)に入れて持ち前った「極上焼塩」(中央)とパンフ