吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2009年4月18日/〈今月・来月の行楽・催事案内〉077

2009-04-18 23:43:25 | 行楽催事
写真①:「卯建と鏝絵の町家めぐりガイド」に詰め掛けた人たち
     =「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で、2009年4月18日午前10時11分撮影

〈4月の行楽・催事案内〉追加1

18日開幕しました

そうつこう! 「うだつ」と「こて絵」の残る路地
津屋崎千軒 町家まつり
~江戸時代からの町並みをなごみの郷に~

 福津市津屋崎の町興しのイベント・「そうつこう! 『うだつ』と『こて絵』の残る路地、津屋崎千軒 町家まつり~江戸時代からの町並みをなごみの郷に~」(主催・津屋崎地域郷づくり推進協議会、藍の家保存会)が18日開幕、多くの行楽客で賑いました。江戸時代からの歴史的な町並みで知られる〈津屋崎千軒〉かいわいで、19日まで開催されます。

 この日、町興し団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が担当した「卯建と鏝絵の町家めぐりガイド」=写真①=には、多くの人が詰めかけました。

 午前11時30分から福津市まちおこしセンターで行われた麦野裕氏(卯建の町家「麦屋惣平衛」邸当主、本籍津屋崎、千葉県在住)の講演会=写真②=も、立ち見の聴講者が出るほど。麦野氏は「明治40年、塩木で建てた町家の移転保存」の演題で講演し、虫食い防止のため材木を海水に浸けた「塩木」を用いて、明治40年に建てられた「卯建の建つ町家」を、道路拡張による解体の危機から守り、ジャッキで持ち上げて移転した家への熱い想いや、〈津屋崎千軒〉の歴史、文化、自然の素晴らしさを熱っぽく話されました。


写真②:卯建の町家「麦屋惣平衛」邸の写真を映写しながら講演する麦野裕氏
     =福津市まちおこしセンターで、18日午前11時57分撮影

 19日も、午前10時から午後4時まで、参加町家30軒でお宝展示や室内公開、陶芸作品などの販売が行われます。午後1時からは、田上(たのうえ)健一・九州大大学院芸術工学研究院准教授(建築計画)の「〈津屋崎千軒〉における生活空間の変容と空き家の活用方策」と題した講演会(入場無料)も開催されます。
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