とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2013チャレンジマラニックin遠山郷「マラニック当日:後半」

2013-09-24 00:07:33 | マラソン
山道をぐんぐん上がって、下栗の里「はんば亭」エイドに到着する。ランナーはまだ来ないので、ここから「天空の里ビューポイント」まで歩いて行ってみる。片道20分ほどの山道である。下栗の里は、南アルプスを望む飯田市上村の東面傾斜面にある標高800m~1,000mの地区であり、最大傾斜38度の傾斜面に点在する耕地や家屋は、遠山郷を代表する景観を作りあげている。平成21年には「にほんの里100選」にも選ばれ、景観の美しさ、自然と暮らしの調和した姿がオーストリア・チロル地方に似ていることから「日本のチロル」と呼ばれているそうだ。地元住民の手造りで開設・整備された道を進んでいくと里を俯瞰できる「天空の里ビューポイント」に到着する。ビューポイントからの景色は、まさに絶景だ。紅葉の時期は、さらに美しい光景が広がり天空の里を俯瞰するにふさわしい場所である。


ビューポイントをバックにビデオ撮影隊のメンバーを撮る。


再びエイドに戻り、駐車場の前から南アルプスの山並みを撮る。本当に気持ち良い青空だ。


その後、ランナーが続々と入ってきた。
















ほとんどのランナーがはんば亭エイドを通過したので、次の「熊谷邸」エイドに向かう。ここのエイドは、「おもてなしの達人」として遠山郷では名高い熊谷治郎さんの私設エイドだ。マラニック開催時には、親戚一同も総動員でランナーのお世話をしてくれるため、毎回このエイドに立ち寄ることを一番の楽しみにしているランナーが多い。飾り付けや衣装も手作り感満載で頭が下がる「お・も・て・な・し」だ。






エイドの内容はというと、ご覧のように何でもありの状況だ。ここで一旦腰を下ろしたら20~30分は経ってしまうだろう。




熊谷さんの孫だという若い女性もエイドを手伝っていて、ランナーには大人気だった。




熊谷邸からは、南アルプスの聖岳や兎岳がよく見える。このあたりは大ぼつという地域だそうだ。熊谷邸から山を見ようという事で「大ぼつ岳見会」という集まりがあり、何かにつけて飲んだり食べたりする会が行われているという。




熊谷邸から山を下り、さらにランナーは長い道のりを走っていくことになるが、我々は一気にゴール地点の「かぐらの湯」に向かう。あとは、ゴールに入ってくるランナーを待ち受けることにした。道にはコスモスの花が咲き始め、もう秋の装いであった。


やがて「かぐらの湯」入り口に、続々とランナーが入ってきた。ゴールを直前にしてみんな表情は晴れやかだ。
















ここが本当のゴール。月桂冠をかぶって一人ひとり記念撮影だ。


当初50キロと聞いていたコースだが、土砂崩れのためコース変更があったりして実際は57~58キロくらいあったそうだ。ランナーの皆さんお疲れ様でした。以上、これでおしまい。