ツアー1日目のメインは、磐梯山登山である。私にとっては71番目の百名山となる。磐梯山に登るには、いくつかのコースがあるが、翌日のマラソンを考えて最短コースとなる八方台からの磐梯山往復コースとした。往復4時間の行程である。
天気は曇りで快晴は望めない状態だったが、磐梯山ゴールドラインに車を走らせ、午前10時前に登山口に到着した。少し肌寒いが、雨が降っていないだけでもありがたかった。
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八方台から緩やかな林道を進んでいく。既に紅葉した樹木も見えてきた。
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道の両側には、まっすぐ伸びた樹齢の若いブナの林が立ち並んでいる。明治の大噴火で多くのブナが焼けてしまい、その後から伸びてきたブナ林だ。
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30分ほどで歩くと、硫黄の臭いが強くなってきた。湧水の間から泡が湧き出ていて、どうも硫化水素ガスのようだ。
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「中の湯」跡を通過する。90年代後半まで営業していた旅館らしいが、その後廃業となり現在は荒廃した建物が残っているだけだ。
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沢沿いの木橋の上で小休止。
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視界が開けたところから、裏磐梯の湖沼が見えていた。銅沼だろうか?裏磐梯には五色沼をはじめとする数多くの湖沼群があるそうだが、この日は残念ながら、雲間の間からわずかに一つの沼が見えた程度だ。
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その後1時間ほどで、唯一の水場である弘法清水に到着する。パイプから流れ出る清水は、冷たて美味しく汗をかいた体に染み渡った。
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弘法清水には、茶店があり飲み物や絵葉書、バッジなどを販売している。トイレもあるが、携帯トイレを購入しないと使用できない。弘法清水には4合目の標識がある。ふつうなら8合目か9合目くらいの位置になるはずだ。調べてみたら、頂上を5合目と呼ぶかららしい。何故頂上を5合目と呼ぶかというと、富士山の半分くらいの高さだからという説が一般的だという。
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弘法清水付近で咲いていたのは、ウメバチソウ。もう花のシーズンは終わりかけていた。
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弘法清水からは、30分ほどで山頂に到着する。一番高い場所には、岩を積み上げたケルンがある。残念ながら、展望は全くなくあたりは真っ白けだ。
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ケルンから少し下がった場所に、磐梯山の標識がありそこでも写真を撮る。やはり、磐梯山1819mの表示は写真の中にほしい。
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山頂から弘法清水に下り、お花畑を回るコースで戻る。相変わらず、真白いガスの中、お花畑が終わった後を歩く。7月、8月あたりなら見事なお花畑だったに違いない。
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午後2時23分。無事八方台登山口に下山する。
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下山後、、まだ時間があったので五色沼を見ていくことになった。五色沼とは五色沼探勝路沿いにある20~30の沼の総称である。ただ、全部を見ていくほどの時間はないので、五色沼最大の毘沙門沼だけ見学していくことにした。
青緑色に光る毘沙門沼では、ボートに乗ることもできる。平日ながら、多くの観光客が来ていた。
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毘沙門沼の記念撮影スポット。天気が良ければ、沼の向こうには磐梯山の荒々しい火口壁が目に飛んでくるという。毘沙門沼から望む磐梯山は裏磐梯を代表する景観の一つであるそうだ。磐梯山が望めなかったのは、本当に残念である。
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毘沙門沼には、幸せを招くハート鯉がいるそうなので、何とか見てみたいと沼の畔を歩いてみる。
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大きな鯉が悠々と泳いでいるが、お目当てのハート鯉は見つからなかった。
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遊歩道の奥に進むと、沼の色はさらに深い青緑色になっていた。
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五色沼を見学後、ホテルリステル猪苗代湖に向かいマラソン受付と前夜祭に臨んだ。
2013磐梯高原猪苗代湖マラソンツアー(マラソン参加)に続く。
天気は曇りで快晴は望めない状態だったが、磐梯山ゴールドラインに車を走らせ、午前10時前に登山口に到着した。少し肌寒いが、雨が降っていないだけでもありがたかった。
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八方台から緩やかな林道を進んでいく。既に紅葉した樹木も見えてきた。
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道の両側には、まっすぐ伸びた樹齢の若いブナの林が立ち並んでいる。明治の大噴火で多くのブナが焼けてしまい、その後から伸びてきたブナ林だ。
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30分ほどで歩くと、硫黄の臭いが強くなってきた。湧水の間から泡が湧き出ていて、どうも硫化水素ガスのようだ。
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「中の湯」跡を通過する。90年代後半まで営業していた旅館らしいが、その後廃業となり現在は荒廃した建物が残っているだけだ。
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沢沿いの木橋の上で小休止。
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視界が開けたところから、裏磐梯の湖沼が見えていた。銅沼だろうか?裏磐梯には五色沼をはじめとする数多くの湖沼群があるそうだが、この日は残念ながら、雲間の間からわずかに一つの沼が見えた程度だ。
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その後1時間ほどで、唯一の水場である弘法清水に到着する。パイプから流れ出る清水は、冷たて美味しく汗をかいた体に染み渡った。
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弘法清水には、茶店があり飲み物や絵葉書、バッジなどを販売している。トイレもあるが、携帯トイレを購入しないと使用できない。弘法清水には4合目の標識がある。ふつうなら8合目か9合目くらいの位置になるはずだ。調べてみたら、頂上を5合目と呼ぶかららしい。何故頂上を5合目と呼ぶかというと、富士山の半分くらいの高さだからという説が一般的だという。
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弘法清水付近で咲いていたのは、ウメバチソウ。もう花のシーズンは終わりかけていた。
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弘法清水からは、30分ほどで山頂に到着する。一番高い場所には、岩を積み上げたケルンがある。残念ながら、展望は全くなくあたりは真っ白けだ。
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ケルンから少し下がった場所に、磐梯山の標識がありそこでも写真を撮る。やはり、磐梯山1819mの表示は写真の中にほしい。
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山頂から弘法清水に下り、お花畑を回るコースで戻る。相変わらず、真白いガスの中、お花畑が終わった後を歩く。7月、8月あたりなら見事なお花畑だったに違いない。
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午後2時23分。無事八方台登山口に下山する。
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下山後、、まだ時間があったので五色沼を見ていくことになった。五色沼とは五色沼探勝路沿いにある20~30の沼の総称である。ただ、全部を見ていくほどの時間はないので、五色沼最大の毘沙門沼だけ見学していくことにした。
青緑色に光る毘沙門沼では、ボートに乗ることもできる。平日ながら、多くの観光客が来ていた。
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毘沙門沼の記念撮影スポット。天気が良ければ、沼の向こうには磐梯山の荒々しい火口壁が目に飛んでくるという。毘沙門沼から望む磐梯山は裏磐梯を代表する景観の一つであるそうだ。磐梯山が望めなかったのは、本当に残念である。
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毘沙門沼には、幸せを招くハート鯉がいるそうなので、何とか見てみたいと沼の畔を歩いてみる。
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大きな鯉が悠々と泳いでいるが、お目当てのハート鯉は見つからなかった。
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遊歩道の奥に進むと、沼の色はさらに深い青緑色になっていた。
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五色沼を見学後、ホテルリステル猪苗代湖に向かいマラソン受付と前夜祭に臨んだ。
2013磐梯高原猪苗代湖マラソンツアー(マラソン参加)に続く。