とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

今日は中秋の名月

2013-09-19 23:28:55 | いろいろ


日本語では「中秋の名月」、英語で「ハーベスト・ムーン」や「コーン・ムーン」という言葉は
秋分の日の間近に迎える満月のことを言う。
今日の月は、まさに「中秋の名月」にふさわしいキレイな満月だった。
素人写真であまりうまく撮れなかったが、いちおうクレーターらしきものが入った満月が撮れた。

“あまロス”にならないか心配

2013-09-18 22:00:19 | ドラマ
NHK朝の連ドラ『あまちゃん』が、いよいよ来週末で最終回を迎える。ずっと朝ドラを見続けてきてはいるが、『あまちゃん』ほど嵌った朝ドラはない。このところ、ツイッターや週刊誌上では、ドラマ終了後を不安視する視聴者の声が殺到しているそうだ。『あまちゃん』を毎朝見る楽しみがなくなった時の喪失感を“あまちゃんロス症候群”と呼び、略して“あまロス”とか、「あまちゃん後ストレス障害」(Post Ama-Chan Stress Disorder)で、略して「PASD」と呼び、これらの言葉が巷では飛び交っているらしい。

そんな言葉があるとは思ってもいなかったが、そんな話を聞いたら自分もそんな喪失感に陥りそうな気がする。いろんな人の『あまちゃん』の視聴状況を聞くと、結構1日2回は見ている人が多いようだ。ある大学の教授は、朝8時の放送を見て、夜に夫婦で録画を再び見るというが、私もほぼ同じ状況だ。驚いた時には「じぇじぇじぇ」と声が出てしまうし、鼻歌は「潮騒のメモリー」や「地元に帰ろう」のフレーズがやたらに出てきてしまう。

そんな状況の中、来週末の最終回を迎えたら、どんな気分になるか大いに心配になってきた。しかも次の朝ドラのヒロインは、『妖怪人間ベム』で妖怪、『×××HOLiC』で魔女を演じた杏である。個性的で演技力がある女優ではあるが、アキを演じた能年玲奈とは全く違うキャラクターである。どうしても『あまちゃん』と比べてしまい、物足りなさを感じてしまう気がする。“あまロス”になって落ち込まないよう、気持ちを切り替えねばと思っている。

パソコンの修理状況

2013-09-17 21:36:36 | パソコン
昨日、パソコンのサポートセンターから電話があった。
一通りチェックしたところ、機械的には異常がなく部品などを交換する必要はないとのことだった。
ただ、機械的には問題なくても、ソフトウェアの内容に問題があると思うのだが、どうもそのあたりは見てくれないらしい。
オペレーターは日本語を話すが、海外のメーカーなので、どうも韓国人か中国人みたいでイントネーションが日本人らしくない。
微妙な日本語のニュアンスが伝わらなく、受け答えはマニュアル通りで対応はそっけない。
値段が安くて購入したが、こういうアフターサービスではやはり国産メーカーに勝るものはないと思い知らされた。

いろいろ相談に乗ってほしかったが、こういう場合の対応はこれしかないという通り一遍の返事しか貰えなかった。
いくら話しても埒が明かないので、パソコンを初期化して返してもらうことで落ち着いた。
戻ってきても、また最初からいろいろ必要なソフトを入れなおすしかない。
今のところは、妻のノートパソコンで急場をしのいでいる。
戻ってくるのはまだ先になりそうだが、戻って来たら一仕事になるだろう。
特に、メールアドレスが消えてしまうので、メールの設定やアドレス帳の作成が一仕事だ。

ただ幸いなことに、メールは全てGmailに転送しているので、過去のメールはGmailで検索すれば内容を引き出すことができる。
アドレスもGmailで調べれば、すべて確認が可能だ。
写真データも、スカイドライブやピカサなどにアップロードしているのでネットワークから取り出すことができる。
パソコンが壊れても、クラウドコンピューティングを利用しておけばデータの復元が可能である。
やはりユーザーとしては、コンピュータによる処理やデータの格納をネットワーク経由でサービスとして利用する方法が一番楽かもしれない。

ついにドコモからもiphon発売

2013-09-16 23:06:57 | グッズ
前々から噂されてはいたが、ついにドコモからもiphonが発売されることになった。
予約は既に始まっており、9月20日に発売になるそうだ。
アンドロイド系のスマホもいいが、日本ではダントツにアップルのiphonの人気が高い。
洗練されたデザインと使い勝手の良さが魅力で、ずっとドコモから出るのを待っていた者としては、
大いに物欲を駆られるニュースだ。

現在は、いろんな情報を調べスペックが自分の満足できる内容かを確認している。
その結果、気になる点はバッテリー容量がそれほど大きくないことだ。
公式にはバッテリー容量が発表されていないが、調べた人の情報によれば1570mAhくらいあるらしい。
しかし、これは今持っているアンドロイド系のスマホよりちょっと多いだけに過ぎない。
最近では2000 mAhを超えるアンドロイド系のスマホが出ているので、思ったより少なくてがっかりだ。
これでは、今までと変わらず毎日充電することになるかもしれない。
ただ、いろんなアプリの消費電力が少なければ、意外と長持ちするかもしれない。
やはり使ってみなければわからないだろう。

ほかに気になることは、発売直後には「spモードメール」を利用できないようだ。
spモードメールに対応するのは10月1日からだというし、
当面はプッシュ方式を用いたリアルタイムでのメール着信通知に対応しないらしい。
こんなことから、発売日に合わせて購入することはないと思っており、しばらくは様子見だ。

ただ、購入するなら、指紋認証センサー付きのiphon5Sあたりでいいと思っている。
写真や動画、音楽などはやたらに入れておくつもりはないので、実質0円となる16Gのiphon5Sで十分だ。

ウナギむすび試作会を取材

2013-09-15 20:37:34 | 浜名湖100キロウルトラ
ぐるっと浜名湖100キロマラニックのエイドに出す予定の「ウナギむすび」の作り方を勉強しようという事で、あだち。さんの指導の下、試作会が行われたのでその様子を取材してきた。

まずは、炊き立てのご飯をおひつに移し替え、たっぷりとウナギのたれと山椒をかけて充分混ぜ合わせる。


ボールに細かく切ったウナギを入れておく。


ボールからウナギを一切れずつ取り出し、俵状の型枠に入れ込んでいく。


ウナギのたれがしみ込んだご飯を、型枠に詰めてぎゅっと押し込んでいく。


型枠をあけると、ご覧のようにウナギむすびが一気に3個出来上がる。


この要領で、約50個のウナギむすびが15分ほどで出来上がった。


出来上がったウナギむすびをさっそく試食。たれと山椒が効いて美味しい味になったようだ。


これで、本番の日には500個のウナギむすびを作ることになるが、試作会のおかげでうまくできそうである。

中学の同窓会に参加

2013-09-14 21:25:21 | 呟き
今日は、中学校の同窓会だった。
今年の正月に、学年全体での同窓会があったのだが、
やはり自分たちのクラスだけでやりたいねという声が多く、
今回、クラスだけの同窓会の開催になった。

クラスだけの同窓会は、成人になった直後に開催して以来一度もなく数十年ぶりの開催だった。
従って第2回の同窓会だ。
結局、全体同窓会の参加メンバーはほとんど来たのだが、新たなメンバーの参加は少なくちょっと残念だった。
ただ、全体同窓会の時は自分たちの担任の先生が、都合が悪くなって欠席となってしまっていたので、
今回、何十年ぶりに会えたのが一番良かった。

担任の先生は、女の先生だが当時と変わらない様子で元気で来られたので安心した。
記憶もしっかりしており、当時の教え子の名前もしっかり覚えていられた。
教師として、一番張り切っていた時期の生徒なので、思い出も深いことだったのだろう。

みんないいおじさん、おばさんになってはいたが、顔を見れば中学生時代の感覚ですぐに打ち解けて話が弾んでいた。
終わった後は、やはりほとんどのメンバーで二次会、三次会へと流れた。
大いに盛り上がって、次回の幹事の指名になり、私も次回の幹事のメンバーに入ってしまった。
第1回の幹事をやったのだが、第3回目も再登板である。
第3回目は、3年後となるが、その時はどれだけのメンバーが参加してくれるだろうか?
担任の先生も元気でいてほしいし、クラスメートもどれだけ参加できるか気になるが、
まだまだ余裕の人生を迎える世代なので、その心配はまだ必要ないだろう。

「125歳まで元気に生きる病まないボケない老いない腸健康法」藤田紘一郎さん

2013-09-13 21:53:40 | 社会人大学
昨年好評だった藤田紘一郎さんの講演が、今年も続けてあった。講演の主題はほぼ昨年と同じではあったが、長生きするための生活習慣のヒントは大いに参考になる。最初から最後まで大いに笑わされながら、講演を楽しく聞かせてもらった。

藤田紘一郎さんのプロフィールを挙げておこう。

1939年中国東北部(旧満州)生れ。東京医科歯科大学医学部卒業。東京大学伝染病研究所(現・医科学研究所) 大学院終了。テキサス大学で研究後、金沢医科大学、長崎大学医学部教授を経て、87年より現職。専門は寄生虫学と熱帯病学。日本医学会議のメンバーとして、マラリア、フィラリア、住血吸虫、成人T細胞白血病やエイズ関 連の免疫研究の傍ら、寄生虫と人とのより良い共生をPRしている。主な著書に「笑うカイチュウ」(94年、講談社-写真下-)、 「ボンボン・マルコスの犬」(96年、ルック)、「癒す水、蝕む水」(96年、NHK出版-写真下-)、 「空飛ぶ寄生虫」(96年、講談社)、「体にいい寄生虫」(97年、ワニブックス)等がある。

この人の講演内容は、とにかく面白い。まさに漫才師と言ってもいいくらいだ。ギャグがいっぱいちりばめられた話を聞き大笑いしながら、ためになる話になるのだから一挙両得である。人が笑うと、体内にNK(ナチュラルキラー)細胞が増えるという理論のもとに、面白い話を聞かせてくれているのだ。

藤田さんは、「カイチュウ博士」とも呼ばれ、実際自分の体にカイチュウを飼っているという。何故カイチュウを飼っているかというと、寄生虫の人体感染によるアレルギー抑制効果の実証実験をしているのだ。現代の日本は、生活が豊かに、清潔になるにつれて、寄生虫の感染率は急速に下がっていったが、その後は、花粉症やアトピー性皮膚炎などに代表されるアレルギー病が急増している。藤田さんは、カイチュウのキヨミちゃんを飼っているおかげで、花粉症やアトピー性皮膚炎とは無縁の生活を送っているという。

「清潔」を追求するあまり、人間の汗や体臭までをも消し去ろうとする現代日本の「キレイ社会」は、私たちの体を守る常在菌を排除しているのである。長生きするためには、西洋医学的発想での治療には限界があるという。東洋医学的発想で自然治癒力をもって体を守っていくことが大事だともいう。

藤田さんから、長生きするための次の5つのポイントが示された。
①よく噛み、ゆっくり食べる
②ゆっくり呼吸する
③体を温める
④過激な運動をしない
⑤自然の中で生活する

どれももっともなポイントだが、なかなかこれを全部実行するのは難しい。また、一日5種類の色のついた野菜を食べるのがいいとか、50歳からは炭水化物をとるのはやめたほうがいいという話もあったが、これも難しい話だ。長生きをしたいが、食べる楽しみを制限しながら長生きするのはつまらない。まあ、できるところから始めればいいのかなあと思った。一番納得したのは、食事は好きな人とするのがいいという。嫌いな人と食事をすると太るという。やはり嫌いな人とは、無理して付き合うことはない。

2013磐梯高原猪苗代湖マラソンツアー(最終日)

2013-09-12 22:22:51 | 観光
ツアー3日目は、最終日である。当初の予定では、福島県のもう一つの百名山である安達太良山に登るつもりだった。ウルトラマラソン走った後でも、みんな問題なく登られそうだったが、天気予報は降水確率80%でほぼ一日雨模様だ。前日からどうしようか意見が割れていた。せっかく静岡から遠い福島に来たからには多少の雨でも登ってみたいという意見もあれば、雨では景色が見られず登っても楽しくないという意見もあり、いろいろ悩んだが最終的に登山は中止とした。地元の人の話でも、安達太良山は、悪天候時に稜線付近に強風が吹き荒れるため、立ち入りは避けた方がよいとか、霧が出ると迷いやすく、窪地の硫化水素ガスで死亡した人もいたというから、中止して正解だったといえる。結局、観光と秘湯に行くことでまとまった。

ホテルは、コンドミニアムだったので素泊まりとし、夕食、朝食は自炊だ。部屋にはコンロや電子レンジ、食器もあり調理ができる。地元のスーパーで買ってきた食材で、みんなでワイワイやりながら食事を済ませた。炊飯器もあり、ご飯も炊けるのだ。


ホテル「リステル猪苗代」本館前で記念撮影。


NHK「ランスマ」の看板前でも記念撮影。


ホテル前のコスモス畑をバックに記念撮影。右奥に見えるのがホテル「リステル猪苗代」だが、このあたりでは、ひときわ目立つ巨大な構造物だ。


まずは、猪苗代湖畔にある「野口英世記念館」に立ち寄る。猪苗代町出身の細菌学者である野口英世の記念館であり、前日のマラソンでもこの前を通過している。


野口英世の生家が、しっかり保存されている。


生家では、野口英世が乳児期に火傷を負った囲炉裏を見学することができる。


野口英世の遺髪を納めた「誕生地の碑」と野口が遺した格言を刻んだ「忍耐の碑」の二つの碑が建っている。


生家の隣には、野口英世の死後に遺族や関係者から提供された遺品・資料が展示されている。いろんな展示をよく見ていくと、戦争がなければ間違いなく日本人として初めてのノーベル医学賞をとってもおかしくないほどの業績を上げていた人だったのがよくわかる。また、母シカが英世に送った自筆の手紙が展示されている。渡米後、10年以上帰ることのなかった野口博士に、ひと目でも会いたいとの願いから、幼いころに習った文字を思い出しながら母はこの手紙を完成させたという。たどたどしい文章ではあるが、わが子を思う母の気持ちが感じ取られ、展示室の中でも特に心を打たれた。

また、この展示室の目玉は、野口英世のリアルなロボットだ。ロックフェラー医学研究所の野口博士の研究室を再現したこのコーナーでは、博士ロボットが身振り手振りを交えながら来場者を歓迎している。近くに人がいると、人間を感知してくしゃみをしたりため息をついたりするのも面白い。日本のロボット技術も進んでいるなと思い知らされた。




その後、安達太良山山麓にある沼尻温泉がよさそうなので、ドライブを兼ねて行ってみる。沼尻温泉は九州の由布院温泉などをおさえて全国第8位の自噴湧出量の温泉だそうだ。自噴湧出量の多いところは強酸性泉が多い。沼尻温泉もかなり刺激の強いお湯だ。この沼尻温泉は飲むことができ、胃腸の名湯として知られていて、糖尿病、扁桃腺にも効くらしい。雨の中、露天風呂で庭園を見ながらのんびり温泉につかって湯治気分になる。


(沼尻温泉 田村屋旅館の内風呂と露天風呂)

温泉ですっきりするとお腹が減ってきた。福島もそばが有名なので、おすすめの蕎麦屋を旅館で教えてもらう。すぐ近くにある「まるひ」という蕎麦屋がお勧めだというのでカーナビを頼りに行ってみる。ほどなく蕎麦屋の駐車場に到着する。今回借りた車は、会津ナンバーのフィットと福島ナンバーのマーチだ。


どんな蕎麦が出るかワクワクしながら暖簾をくぐった。


福島だけあって、NHK大河ドラマ「八重の桜」に因んだビールも出た。


サービスで出された漬物だが、これがまた絶品で美味しかった。金を出すからもう一皿注文したいと申し出たら、残念ながらこれで終わりとのことでがっかり。込み合う時間より少し早かったので、この漬物にありつけただけでラッキーだったようだ。


こちらがお目当てのもり蕎麦ととろろ蕎麦だ。コシがあってのど越しの良いお蕎麦に自家製野菜や山菜の天ぷらがセットになっている。旅館でお勧めしてくれただけあって、美味しい蕎麦を頂くことができた。店名が「まるひ」だけあって、多くの人には秘密にしておきたい蕎麦屋であった。




しばらくすると、いつの間にか大勢の人が並ぶようになっていた。このあたりではさすがに有名な蕎麦屋らしく、我々もいつまでものんびりしているわけにもいかず店を出ることにした。因みに、店の名の由来は、秘密ということではなく、まるひのヒは、集落名の「樋ノ口」からきているそうだ。蕎麦処「まるひ」は、先〃代が「マルヒ運送店」を営業していた時の屋号ということだ。


その後は、まっしぐらに郡山まで向かいレンタカーを返却して、東北新幹線、東海道新幹線を経由して帰路に着いた。三日間ではあったが、充実した楽しい旅だった。




2013磐梯高原猪苗代湖マラソンツアー(マラソン参加)

2013-09-11 23:47:59 | マラソン
ツアー2日目は、磐梯高原猪苗代湖マラソンへの参加だ。この大会は、ハーフ(6時間)、フル(7時間と8時間)、65キロ(13時間)、100キロ(13時間)の5種目があり、我々のメンバーは全員65キロの部にエントリーしていた。やはり、前後の日に欲張って登山を計画していたので、100キロも走れるウルトラランナーばかりだが余裕がある65キロにしたのである。

スタート地点は、ホテル前なので部屋から出ても余裕がある。スタートゲート前で元気な様子を撮って朝5時のスタートに臨む。


100キロと65キロのランナーが一斉にスタートして猪苗代湖畔に向かった。


5時を過ぎれば、もうあたりは明るくなっている。


湖畔沿いには、広大なソバ畑が広がっていた。


国道の地下道を渡ると地ビール館があり、その先には野口英世記念館がある。野口英世の生家がある場所だ。


猪苗代湖畔には、観光船が停泊していた。


ここから最初の上り坂に入っていく。


十六橋水門横を通る。この水門は明治13年に完成し、安積疏水計画を実現させる上で重要な役割を果たた水門だ。ダム湖のように湖を堰き止め水位を調整できるようにしたことで、猪苗代湖からの取水が可能となり、郡山発展の礎を築くことになったという。


この先は、猪苗代湖へとつながっている。


十六橋水門や疏水設計の全体を監修したのが、オランダ人技師ファン・ドールンだ。水門のすぐ横には氏の銅像が建てられ、安積開拓への貢献が讚えられている。


山を下ると、再び猪苗代湖畔に出る。雲間から、太陽が僅かに射しているのが見える。全体的には曇りベースの天気で推移していた。


このあたりから、左足の踵がかなり痛み出していた。やはり、走ると足の負担が大きいようだ。どう考えても、足底腱膜炎が完治していないので完走は無理だった。この先のエイドでリタイアにしようとゆっくり進んだ。


エイドで、リタイアするにはどうしたらいいか聞くと、収用車がそのうち回ってくるから待っていてくださいと言われた。しかし、ただ待っているのも手持無沙汰なので、行けるとこまでは行こうとゆっくり歩いて進んだ。いつの間にか前後にはランナーが全く見えず、最後尾になっていたかもしれない。足を引きずるように歩いていると、やっと収容車が現れたのでリタイアを告げゴールまで送ってもらう。だいたい27キロくらいまでは来ていただろうか?まともに走れたのは10数キロくらいまでだった。無理して走ったら再起不能になりかねないので、きっぱりあきらめることにした。今回の状況から2~3ヶ月はランを封印しなければならないと改めて思い知らされたのだった。


その後は、収用車の中からランナーを見ながらゴールに戻った。このところ収容車に乗ることが多くなってはいるが、やはりランナーの横を車で通り過ぎるのは辛いものだ。ホテルに着いてシャワーを浴びてから、仲間のランナーを迎えるため再びゴール地点に向かった。ゴールに着くと、既にうっちゃんとてっちゃんが完走証を手に座っていた。予想より早く二人はゴールしていたようだ。さすが実力者だけに、今回も快調に完走していた。

しばらくするとよっぴーさんがゴールに入ってきた。「ウルトラの母」もいつも堅実に完走している。


さらに、骨折後初めてのレースだったかっちゃんも無事ゴールだ。長かったブランクももろともせず完走したのは素晴らしい。よく頑張った。


ベテランのタケルさんも余裕でゴールだ。


Kazukawaさんは、走るナースさんと楽しそうにゴール。焼けるな~。


しばらく待っていたら、BS1「ランスマ」でハーフマラソンに参加中のロンドンブーツ田村亮と金哲彦氏がゴールに入ってきた。カメラマンを前後に従えての余裕のゴールである。この様子は9月21日と9月28日のBS1で午後6時から放送されるはずだ。


その後、ホテルに戻ったり買い出しに出かけているうちに、N山さん、ひさやんさん、みどちゃんなどもゴールしていたようだ。結局、今回一緒に参加した仲間で完走できなかったのは私だけだった。なんか寂しいなあ。

2013磐梯高原猪苗代湖マラソンツアー(最終日)に続く。

2013磐梯高原猪苗代湖マラソンツアー(磐梯山登山)

2013-09-10 19:11:55 | 山登り
ツアー1日目のメインは、磐梯山登山である。私にとっては71番目の百名山となる。磐梯山に登るには、いくつかのコースがあるが、翌日のマラソンを考えて最短コースとなる八方台からの磐梯山往復コースとした。往復4時間の行程である。

天気は曇りで快晴は望めない状態だったが、磐梯山ゴールドラインに車を走らせ、午前10時前に登山口に到着した。少し肌寒いが、雨が降っていないだけでもありがたかった。


八方台から緩やかな林道を進んでいく。既に紅葉した樹木も見えてきた。


道の両側には、まっすぐ伸びた樹齢の若いブナの林が立ち並んでいる。明治の大噴火で多くのブナが焼けてしまい、その後から伸びてきたブナ林だ。


30分ほどで歩くと、硫黄の臭いが強くなってきた。湧水の間から泡が湧き出ていて、どうも硫化水素ガスのようだ。


「中の湯」跡を通過する。90年代後半まで営業していた旅館らしいが、その後廃業となり現在は荒廃した建物が残っているだけだ。


沢沿いの木橋の上で小休止。


視界が開けたところから、裏磐梯の湖沼が見えていた。銅沼だろうか?裏磐梯には五色沼をはじめとする数多くの湖沼群があるそうだが、この日は残念ながら、雲間の間からわずかに一つの沼が見えた程度だ。


その後1時間ほどで、唯一の水場である弘法清水に到着する。パイプから流れ出る清水は、冷たて美味しく汗をかいた体に染み渡った。


弘法清水には、茶店があり飲み物や絵葉書、バッジなどを販売している。トイレもあるが、携帯トイレを購入しないと使用できない。弘法清水には4合目の標識がある。ふつうなら8合目か9合目くらいの位置になるはずだ。調べてみたら、頂上を5合目と呼ぶかららしい。何故頂上を5合目と呼ぶかというと、富士山の半分くらいの高さだからという説が一般的だという。


弘法清水付近で咲いていたのは、ウメバチソウ。もう花のシーズンは終わりかけていた。


弘法清水からは、30分ほどで山頂に到着する。一番高い場所には、岩を積み上げたケルンがある。残念ながら、展望は全くなくあたりは真っ白けだ。


ケルンから少し下がった場所に、磐梯山の標識がありそこでも写真を撮る。やはり、磐梯山1819mの表示は写真の中にほしい。


山頂から弘法清水に下り、お花畑を回るコースで戻る。相変わらず、真白いガスの中、お花畑が終わった後を歩く。7月、8月あたりなら見事なお花畑だったに違いない。




午後2時23分。無事八方台登山口に下山する。


下山後、、まだ時間があったので五色沼を見ていくことになった。五色沼とは五色沼探勝路沿いにある20~30の沼の総称である。ただ、全部を見ていくほどの時間はないので、五色沼最大の毘沙門沼だけ見学していくことにした。

青緑色に光る毘沙門沼では、ボートに乗ることもできる。平日ながら、多くの観光客が来ていた。


毘沙門沼の記念撮影スポット。天気が良ければ、沼の向こうには磐梯山の荒々しい火口壁が目に飛んでくるという。毘沙門沼から望む磐梯山は裏磐梯を代表する景観の一つであるそうだ。磐梯山が望めなかったのは、本当に残念である。


毘沙門沼には、幸せを招くハート鯉がいるそうなので、何とか見てみたいと沼の畔を歩いてみる。


大きな鯉が悠々と泳いでいるが、お目当てのハート鯉は見つからなかった。




遊歩道の奥に進むと、沼の色はさらに深い青緑色になっていた。


五色沼を見学後、ホテルリステル猪苗代湖に向かいマラソン受付と前夜祭に臨んだ。

2013磐梯高原猪苗代湖マラソンツアー(マラソン参加)に続く。