とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

冬ラグーナを楽しむ

2015-12-29 20:36:54 | 観光
昨日は、久しぶりにイルミネーションがキレイなところに行きたくなり、今まで行ったことのない愛知県蒲郡にある「ラグーナテンボス」に行ってきた。ここは、以前「ラグーナ蒲郡」の名称で親しまれてきたリゾート施設だが、昨年8月から経営主体が変わり「ラグーナテンボス」に名称が変更された。長崎県佐世保市にあるテーマパーク「ハウステンボス」と事実上の姉妹施設となり、現在はトヨタ自動車の資本が入っているようだ。

イルミネーションは、夜からだが、初めて行くからには、いろいろ見てみたい。昼前から家を出て、午後1時過ぎには「ラグーナテンボス」に到着する。受付を済ませ、ゲートをくぐると広場前には大きな人だかりが出来ていた。さっそく何だろうと列をかき分け前に出てみると、2頭の恐竜が広場で暴れまわっていた。大きな口を開け子供や大人の頭に噛み付こうとしている。子供たちは今にも泣きだしそうな顔をしている。こんなことがあっていいのかと恐ろしくなった。






これは、期間限定で行われているリアル恐竜体験ライブショー「DINO-A-LIVE(ディノ ア ライブ)」である。「現実か幻か!?ラグナシアに恐竜出没!!ファントム・オブ・ダイナソー」と銘打ったイベントにちょうど出くわしたのだ。恐竜は、もちろん本物ではない。中に人間が入っていてモニターを見ながら操縦しているそうだ。それにしてもリアルすぎる。面白いものを見られて良かった。

イルミネーションが始まるまで、いろんなアトラクションを楽しむことにした。子供向けのアトラクションに入ったあと、定番のジェットコースターに乗る。ラグーナテンボスでは、一番激しい動きの「アクアウィンド」だ。思いっきり絶叫をあげるのが、乗車する上でのマナーだというので、しっかりマナーを守ってきた。降りたときはフラフラだったが、かなりのストレス発散になった。




次に向かったのが、「3D水族館」だ。まず最初に、お絵描きの紙をもらう。近くの机の上で、好きな海の生き物をクレヨンで書いてから館内に入っていく。


絵を係員に渡すと、スキャナーで絵を読み取ってくれる。そして中に入ると、大きなスクリーンに、たった今自分たちが書いた生き物がスクリーン内を泳ぎ回っていた。それほど上手く書けたと思っていなかったが、スクリーンで見ると意外と上手く出来ている。自分の絵が動き回っている様子をいつまでも見ていた。


さらに奥に部屋があり、3Dメガネをかけて入ると、今度は立体的に絵が泳ぎ回っていた。なかなか面白いアトラクションである。子供は大いに喜んでいたが、大人だって自分の絵が動き回っている様子を見るのは楽しい。

その後も、いくつかの絶叫系のアトラクションに入り少し疲れた。休むために施設内に入ると、ミュージカルダンスショー「ホーリークリスマス」が始まったので立ち止まってみていくことにした。




日没も近づき、外に出てみるとさっきの恐竜が、お客と記念写真を撮っていた。何とも言えないシュールな光景だ。


日が沈んできた。いよいよイルミネーションの点灯が始まる時間になってきた。


入口前の広場にも、イルミネーションが点灯された。


17:30。夜のイベントの第1弾が始まった。360°3Dマッピングである。広場前の建物の壁全てがスクリーンとなり360°どの方向からも映像が見られるイベントだ。タイトルは、「ダーガイスト」で亡霊がさまよう悪夢の世界をイメージしている。これは、いわゆるプロジェクションマッピングという映写方法で、投影する対象に映像をぴったり重ね合わせるという凄い技術である。最近いろんなイベントで行われているようだが、見たのは初めてだった。






あたりも暗くなり、いよいよイルミネーション本番だ。まず最初に見に行ったのは、「スノープラネット」だ。水面に映る部分が加わって、雪の惑星をイメージしているのだろう。


これは、お馴染みのクリスマスツリー。


神戸ルミナリエを彷彿させる「幸運のレインボーアーチ」。


今度は、別の場所で、プロジェクションマッピングが始まった。トヨタ自動車プレゼンツのカーアクションマッピング「AMAZE」だ。近未来の世界をレクサスが疾走するシーンが壁に映し出されていく。




「AMAZE」のとなりでは、「光の草原」のイルミネーションショーが始まった。




18:40。ウォーターマッピングショー「アグア」が始まった。このショーは、特に見ごたえがありそうだったので、事前に有料観覧席の券を買っておいたのだ。有料席だけあって、真正面からショーの全容を見ることができる。内容は、人魚が住まう美しき海の世界をイメージしたものだ。噴水、炎、光、映像を駆使した凄いショーだ。






19:40。テーマパークではなくてはならないイベントが始まった。「ラ・レーヴ・デ・ノエル」という花火スペクタキュラだ。








最後は、電飾衣装の女性たちがダンスを踊りフィナーレとなった。


閉園は、22時ということだったが、さすがに屋外での観覧は寒い。見たいところは、ほぼ全て回り尽くしたので、花火が終わったところで帰ることにした。ディズニーランドやUSJにはとても勝てないが、近場のアミューズメントパークを日帰りで楽しむには、けっこう満足できる。まだ一度も行ってない人は、十分楽しめるだろう。