とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

今日は冬至

2015-12-22 22:00:10 | いろいろ
今日は、一年で最も日が短い「冬至」である。冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の一陽来復(いちようらいふく)といって、冬至を境に運が向いてくる日とされているそうだ。

そんな訳で日本では、冬至に運がいい食べ物として南瓜を食べたり、「柚湯」に入ったりするのが昔からの風習だったらしい。とはいえ、自分ではそんな風習のこともよく知らなかったのだが、昨日から「柚湯」に入っている。何故かというと、数年前に植えた柚の木が、今年初めて実がなり、鈴なりに実っている。ちょうど時期的にもいいので、風呂に浮かべているのだ。今まさに冬至の日と重なり、タイムリーな話題となった。


何故冬至に「柚湯」に入るのかを調べてみたら、こんな理由だった。
柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」。こうした語呂合せもあるようだが、もともとは運を呼びこむ前に厄払いするための禊だと考えられているそうだ。冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないという考えもある。また、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められているという。

また、「柚湯」は、香りが良いだけではなく、香りによるリラックス効果をはじめ、美肌効果や血行を促進しての冷え症緩和等の効能もあるそうなので、当面、柚がある間は「柚湯」でリラックスできそうである。