とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

旭山動物園:その2

2015-12-09 18:39:36 | 観光
いろんな動物を見ているうちにお昼を過ぎてしまった。レストランに入ってラーメンや軽食を食べる。ラーメンの海苔には動物の絵が入っている。


冬だから、冬らしい動物がいたるところで見られる。まずは、立派な角を生やしたエゾシカ。


オオカミたち。昼間はあまり行動しないらしく、ほとんど寝そべっているばかり。


タンチョウヅル。あんな細い足1本で、よくも立っていられるものだ。


シマフクロウ。「シマ」は北海道に分布(隔絶された地方)する事に由来し、縞模様というわけではない。


キタキツネ。北海道に来ると、時々道端で見かけることも多い。




屋外にあるチンパンジーの行動展示用の施設。冬場はチンパンジーも寒いので、外には出てこない。


チンパンジー館の内部に入る。アスレチックみたいな屋内の施設で、チンパンジーたちが時折遊んでいる。




このチンパンジー君は、タイヤが好きらしくタイヤの中にハマリ込んでじっとしている。ガラス1枚隔てた間近で観察できる。彼は、隣で人間がワイワイ騒いでいるのも気にならないようだ。


オランウータン館の屋外施設。こちらも冬場は、閉鎖している。


屋内の施設内には、3頭のオランウータンがいた。ハンモックに揺られ堂々としているのはボスらしい。1頭の元気なオランウータンが、ロープ伝いに遊びまわっていた。


子供のオランウータンが、怖々ロープを伝っている様子が可愛い。


突然、元気なオランウータンがロープのない場所から下に降り始めた。


何をするのだろうかと見ていると、水たまりに落ちている餌を取りに行ったようだ。何とか降りられたものの、元に戻ることができるのか心配になった。彼は、何度か失敗したあと、無事に元の場所まで戻ることができた。オランウータンの体の柔軟性は、全く凄い。


テナガザル館に入る。サルの中では、最も動きが早い。長い手足を使って、ロープからロープを伝わって動き回っている。






最後に寄ったのはカバ館。屋外にいたカバも見たが、屋内のカバが面白かった。


屋内にも巨大なプールがあり、その中を優雅に泳ぎ回っているカバを見ることができる。水中の中を自在に泳ぎ回っているカバの巨体が、スローモーションを見ているかのようにゆっくり浮き上がっていく。こんなカバの動きを見たのは初めてだ。






特別広い動物園というわけではないが、すべての動物を見て回るとなるとツアー等の時間が限られた日程ではゆっくり見て回ることはできないだろう。冬場なので、どの施設もゆっくり見て回ることができたが、寒くない時期では、ものすごく混むらしい。噂にたがわず、動物のいろんな動きを観察することができ、とても楽しい動物園であった。午後3時近くとなり、もう薄暗い。その後は、富良野にむけて車を走らせた。