とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

Windows8を使ってみて

2012-12-27 22:49:52 | パソコン


Windows8を使ってみて、いろいろとWindows7と違うことが多くて最初は大いに戸惑った。電源を入れてからの起動は、素晴らしく早くて感激ものだが、最初に現れる画面は、風景の画面が出てくるだけで、ボタンらしきものはなく次にどうしたらいいのかの説明もない。果てどうしたらいいのかと悩んでいると先に進まない。適当にキータッチするとサインインの画面が出てきて、ああいつものパスワードを入れる画面が出たと一安心する。

パスワードを入れて承認されると、あの青い背景にタイルがずらずらと並んだ画面に切り替わる。タイルと呼ばれる四角くて大きいアイコンが一杯あり、どこを押していいのかと悩んでしまう。ただ、自分にとって必要でもないタイルが並んでいるので、先ず最初にどのタイルを使いやすい位置に持っていくかとか、不要なタイルを削除するといった画面編集が必要となる。そこで、Windows7から引っ越したソフトも含めて、タイルを使いやすい位置に配置しなおした。ここまでは、それほど難しくない。

だが、なにか今までと比べると使いにくい。タイルの中にデスクトップという名前があり、それをクリックすると、Windows7でお馴染みの画面となった。こちらの方が、ワードやエクセル、メール、画像編集等をやるには使い勝手がいい。タブレットやスマホのようにタッチ操作で使えるのも便利だが、もっといろんな事をやるなら、今までどおりのパソコンンの使い方ができないと物足らない。CD-RやDVDにデータを焼くとか、文字をたくさん打つにはキーボードが欲しいといった理由から、タブレット並みの機能だけでは従来からのパソコンユーザーは納得しない。つまり、Windows8は『既存のパソコンの使い勝手と、タブレットの見やすさを両立させる』という新しいコンセプトで作られたというのである。とはいえ、タブレットとしての機能のほうが上位になっているらしく、デスクトップは2番手の扱いになっているのであった。

まあ、デスクトップ画面にしてしまえば、今までとほとんど変わりなく使えるので助かった。ただ、一つ問題点があった。それは、お馴染みのスタートボタンがないのである(スタートボタンを追加できるアプリはあるらしい)。コントロールボタンもなければ、シャットダウンの操作画面も出てこない。いろいろ調べてみた結果、全アプリを表示させて出てきたコントロールボタンを右クリックしてタスクバーのピン止めとした。これで、デスクトップのタスクバーにアイコンが出てくるので、クリックすればいつでもパソコンのコントロールが出来るようになった。

さて、シャットダウンの方法だが、これもどうやっていいのか最初は判らなかった。スタートボタンがないのだから判らないのは当たり前だ。これもいろいろ調べた結果、幾つかの方法があることが判った。

一般的な方法は、マウスカーソルを画面の右上または右下に持っていくと、チャームという画面が右からにゅっと出てくる。その中の設定を選び、下部にある「電源」というボタンを押すと「スリープ・再起動・シャットダウン」のプルダウンメニューが出てくるので「シャットダウン」を選ぶ。または、デスクトップ上で[ALT]+[F4]キーを押すとこの画面になり、ここからシャットダウンやスリープ、再起動が選択できる。また[CTRL]+[ALT]+[DELETE]キーでも同様の操作ができる。

ただ、この方法でのシャットダウンは、従来のウィンドウズのシャットダウンとは違って、次回起動時に完全にOSを読み込み直ししない。Windowsの起動を速くするための工夫であるが、もしWindowsの更新などをした場合には完全なシャットダウンにするか、再起動が必要になる。また「パソコンの調子が悪い」「パソコンに何か増設した」場合等は、完全なシャットダウンを行った方がいい。

尚、もっと簡単にPCをシャットダウンする事もできる。つまり、物理的にPCの電源ボタンを押してシャットダウンさせることもできるようだ。いままでは、物理的に電源ボタンを押すことはいけないと教えられていたので、なんか抵抗あるのだが、Windows8では安全にシャットダウンできる設定がある。[コントロールパネル]>[電源オプション]>[電源ボタンの動作の選択]で[電源ボタンを押した時の動作]で[シャットダウン]を選択すればいい。ただ、電源ボタンをシャットダウン時に多用すると、ボタンが壊れやすくなるというデメリットもあるらしい。面倒でも、マウス操作でシャットダウンしたほうがよさそうだ。

以上、Windows8の初歩的な操作方法をひとまずマスターできたところだ。