とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

屋久島ツアー4日目(5/26)

2009-06-01 23:02:52 | 観光
さて、この日は最終日。民宿での朝食は、デザート付きで、洒落たお皿に地元特産品を一口サイズであっさり盛り付けたものだが、口に入りやすく美味しく頂いた。

船の時間までは少し時間があったので、近くを散策した。しばらく歩いたところに「牛床詣所(うしどこもいしょ)」という場所がある。ここは屋久島の山岳信仰の聖地で、安全祈願などの様々な石塔が奉納されていた。屋久島では重要な史跡であるようだった。

二日間過ごした民宿の部屋ともお別れである。記念に部屋の写真を撮って、宿を後にした。

港まで、女将さんが送ってくれた。船の出航時間まで、お土産屋で買い物をして鹿児島港行きのトッピーに乗った。鹿児島に着いたのは12時過ぎで、帰りの飛行機の時間までは大分あったので、観光タクシーで鹿児島市内を見物することにした。

鹿児島といえば、明治維新前後で活躍した偉人をたくさん輩出した町である。島津藩の当主である島津斉彬や西郷隆盛、大久保利通を称える維新ふるさと館を見学した。「日の丸」や「君が代」がこの薩摩の地が発祥だったとは知らなかった。

島津斉彬という人は新しいものが好きで、西洋の文明を早くから取り入れ明治維新の礎を作ったといっても過言ではない。また、西郷隆盛や大久保利通の業績等も称えた展示も多く歴史の勉強になった。

その後は、お決まりの西郷さんの銅像前での記念写真や城山からの桜島見物をする。


そして、最後に行ったのは仙巌園という広い庭園のある場所である。広い庭からも桜島がよく見える素晴らしい庭園だった。

また、昨年はNHKの大河ドラマ「篤姫」のロケもこの地で行われたらしく、毎週見ていた妻は大喜びだった。


観光を終え、タクシーで鹿児島空港まで送ってもらった。鹿児島空港入口にも足湯が作られており、搭乗時間を待つ間しばらく足を浸かっていた。

やがて、時間が来て大阪に帰る娘と別れ、我々夫婦は名古屋へと向かった。名古屋からは空港バスで浜松に帰り家に着いたのは夜11時過ぎだった。長いようであっと言う間の4日間だったが、屋久島の素晴らしい自然に触れ充実した4日間でもあった。屋久島は一回ではとても全てを見ることはできない。機会があれば、また是非行ってみたい場所である。