とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

湯田温泉の足湯

2009-05-05 22:22:01 | 観光
3泊4日にわたった萩往還マラニックの旅も終わり今日家に帰った。
昨日は、湯田温泉のホテルに泊まり、何度も温泉に入りのんびりした。

湯田温泉の歴史は古く、発見の謂れは白狐伝説となって伝えられている。その為か、湯田温泉駅の前には大きな狐の像がある。


白狐伝説とは次のような話だ。

永正年間ごろ湯田の権現山の麓にあったお寺の境内にある小池に、毎晩一匹の白狐が傷ついた足をつけに来ていた。不思議に思ったそこの和尚が池の水をすくってみると温かさが感じられたのである。そこで近所の百姓に池の近くを掘らせたところ熱い湯がわき出るとともに、薬師仏の金像が出てきたので、温泉の守護仏としてお堂を建てた。この仏像は拝んで湯あみをすると難病も治る「白狐の湯」として評判となり、温泉は栄えるようになったという伝説だ。

温泉街には、たくさんの温泉宿がありマラニックで疲れた体を癒すには最適の町である。そして、全身入浴の温泉以外にも足だけを浸ける「足湯」がたくさん整備されているのが湯田温泉の特徴である。温泉街には5箇所の足湯がありどれも無料で入ることができる。東洋医学において、人間の身体の部分でも特に様々なツボが集まっているといわれているのが足である。左右の足の裏のツボの数は全部で36とも言われ、足裏の反射区には末梢神経が集中しているため、自律神経やホルモンバランスが整えられ、身体に備わる自然治癒力が高まるとも言われている。ふくらはぎから下を20分ほど体温よりも少し暑め(40~42度)の湯にひたすことによって身体全体を温めることができ、血行や新陳代謝をよくする効果が得られ、気軽に入ることができるのが人気の所以である。

今日は、5箇所ある湯田温泉の足湯のうち4箇所を見て回り、最後の高田公園の「足湯」にだけ入り暖まってきた。足湯だったら、男女の区別もなく見知らぬ人とも話しながら浸かっていることができるので結構楽しいものである。今回は、前半きつかったが、後半はやけにのんびりとした癒しの旅になった。

(湯の香通りの足湯)

(湯の町商店街の足湯)

(観光案内所前の足湯)

(高田公園の足湯)