気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

(39)次元降下と上昇

2020-10-09 05:25:15 | 意識の科学

元の元にある・・

究極極微の金剛不壊の波動が・・魂・意識である。

元と言っても、どこかの中心ではなく、

あらゆるすべてが、その中心である、空(くう)だ。

元の元、それはまさに無限でもある。

意識は・・気づく範囲だけ・・無限に広がっている

・・我・・わたし・・真我である。

 

我々が知覚、経験している世界、宇宙は・・

それぞれ、わたし(魂・真我)の”意識空間の中”にある。

 

魂・真我は、すべての根源、

神とか宇宙意識と言ってもいい、もとの元のことだ。

 

この世界の諸現象の科学的理解がある人ならば、

意識・・を、あらゆる波動・存在の究極・根源と言ってもいいものだ。

 

根源から・・放射しているその先の先・・の全てが、

その光源の変化・派生したものであって・・

根源と現象が別個のものであるわけはない。

 

かつてこの世界に下生してきた大いなる魂たちが繰り返し言ったように、

”外と見える世界は、内側の反映である”ということ・・を

かつて聞いた人、知る人は、これが理解できるはずである。

 

これは単なる霊的な比喩でも、教訓でもない!

実に重要極まりない真実である。

なにか、世界の、他の話ではなく・・あなた自身(意識)のことである。

 

あなたが、見たり聞いたりするあらゆる物事、事象、現象は・・・

空間のある距離の先にあるように見えるけれど、

それは「あなた」というーー広大な意識空間ーーの中の出来事なのである。

 

小さく一定の大きさである「肉体」というものが、

時空内の物体・現象の相対的な位置関係・

距離を持っていると意識によって「観察」されているため、

その肉体からの距離が大きいとか小さいとか・・離れているとか、近いとか

そういう認識が起きるのである。

 

肉体と世界が分離、別個と観察していることだけが、

そのまま真実であると認識している・・思い込んでいることは、

自分の意識が・・肉体のどこか・

多分・頭脳の中にあると思い込んでいることと同じである。

 

意識・知覚・認識は・・

物量・距離という、3次元的計測はできないにもかかわらず、

計測・計算・測定・認識できる意識そのもの

想定・想像までできる意識の働きを・・・、

他でもない・・あなたのことだが・・

その自分の意識・・を、

物量・物質・軽量・大きさ・距離の次元世界に

落とし込んでいた・・ということである!

 

そのことを、ここでは「次元降下」と言っている。

 

言い換えよう。

 

あなたもわたしも、人生色々あるけれども、

所詮は、偶然の肉体人間として生まれて死んでゆく定めにある・・と、

その時だけの生でしかない、切ない個人的で孤独な存在であると・・・、

死んだら終わりだから、他者を傷つけだましても、わからなければいい・・と、

あ奴ら馬鹿だから、嘘を繰り返してもわかるまい・・と、

そういう見えない操作も支配も、

そしてそれに騙され続ける愚かさも体験可能な世界であった、

 

今の時代はさらに下って、まことしやかに見えるようになってしまった、

嘘八百のごみのような情報の氾濫や、どぶ板の下のような政治の世界の中で、

まだその中に真実があると思い定め、支持信奉し、人生を消費提供する、

それが正しい行為、思いやりのある行為と信じてやまない人たちも、

 

1人1人が、知らない間に変に加工され、単独別個の認識番号にされかねない、

超分離世界に成り果てたからには、もう十分ではなかろうか?

 

ゾドムとゴモラの逸話に例えるまでもなく、

自分自身やお互い同士をだまし続ける信念・思い込みが、

あちらこちらで当たり前のように跳梁跋扈する世界に”成り果てる時点”で、

いつも物語は終わりを迎えることになる。

 

さて、まともな時間はあとどれほど残っていることだろう。

嗚呼・・朋よ、こころすべき時が来たのである・・、

 

 

この地上世界では、一過性の単発の小さな肉体に中に、

多くの魂・意識が、自分自身を・・幽閉していたということだ。

 

あなたの知覚する世界、自然、宇宙は

・・・あなた・・が知覚しているではないか!

それは、あなたが・・肉体を持ちながら、

・・その無限につながる(宇宙)意識空間そのものであることを、

いつもいつも・・事実として示していたということだ。

 

 

そしてある人は、壮大な大自然の美しさに感動し、

さらに無限の向こうに広がる壮大な宇宙を観て、

どこか懐かしく心の中で涙を流していたのだ。

 

でも、いまはもう気づけるだろうか。

 

我々が知覚、経験している世界、宇宙は・・

それぞれ、わたし(魂・真我)の”意識空間の中”にある。

 

 

 


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