気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

いつも「今在る」可能性

2008-02-09 10:52:45 | 新地球文明論

●物質認識の限界

 人間の肉体は構造も単なる極めて偶然の、物質原子や分子の結合による構造でなく、必然的な何がしかの設計思想が無ければ、形に現われないわけです。原因と結果は因果律と呼ばれていますが、これは時間経過を含む含まないに関わらず、1つの法則ともいえると思っています。

 問題は今眼に見えている肉体を結果とすると、原因と言うのはなにか?ということです。大きく言えば全てを現す元になる働きは「意識作用」によると言われますが、この意識作用にも多くの層やプロセスがあると考えられます。肉眼で見えるものは、高々光の周波数帯のほんの1部であり、電磁波という波動や肌で感じる振動波なども、波動域のほんの1部であるのは現在では当然の事実です。我々の肉体は眼に見える、5感で感じる以外の波動域があると考えられます。

 ヨーガその他で古くから言われる、肉体の他に、メンタル体、アストラル体、コーザル体・・等の、多層に構成された、いわゆる次元の異なるボディがあっても別段不思議ではありません。実は、多層になったボディは意識進化に応じて気がつくように既に用意されているようです。

我々が小さく狭い範囲の5感・感覚のみで終始するならば、我々自身や世界をより広く理解しようとしても、決して目的は達せられないでしょう。従来の科学は眼に見える物質レベルの現象を観察し、眼に見える量で表す数式などで基本法則を探してきました。その行為の元は思考・想像という人間独自の能力によるものです。これらの意識作用によって未知なるものを既知にしているわけです。

 物質レベルを細かく細分化してゆくと素粒子というものに行き着き、この微細なものは、粒子という塊イメージよりも波という波動イメージでしか理解出来なくなってきました。物質という最も堅くて、存在感のあるものが、突き詰めてゆくと波動と言う波になっているのが分かってきたわけです。これらの素粒子を見よう、観察しようとすると、光を当てて反射させなければなりませんが、それをすると、微細な物はそのおかげで挙動を変えてしまいます。物質レベルで観察が出来ないレベルなのです。電磁波という既知なる波動によって5感感覚で観察できる装置に映ずることは不可能、すなわち肉眼では素の状態を見ることができないわけです。

 我々の科学ににとっては、世界に対する基本的な観察力の限度が訪れている時代ともいえます。

●限界を超えてゆくために

このような時代であればこそ、色々な文明の変革が急務であり、また不思議なことに世界的な不思議な現象が増えてきたといえます。今回の数千年紀に及ぶ人類文明も3次元世界の壁までたどり着いた分けであり、このレベルでの最終段階ということも出来るでしょう。我々が慣れ親しんできた、分かりやすい、物質を扱う集合意識レベルから次の段階へのステップアップを求められているようです。

今からは全てが2通りに分かれることになるでしょう。1つは壁の前で安穏としていればいい、という考えでまとまった人たち、もう1つは壁を乗り越える努力をする人たちです。分からないものは分からないとあきらめる意識レベルと、分からないことを分かろうとする意識レベルです。壁の前では、その行動は明確になるわけです。今はこの分かりやすい選択を行なう、ある意味で勇気が必要な極めて重要な時期でもありそうです。進化しようとするかそうでないかは意識によります。意識作用の1つである「意志」というこころの働きです。

 進化は肉体レベルでの高機能化ではないと思われます。原因たる意識があえて個別化したものが我々であれば、我々の意識作用を自在に現せるボディを必然としてまとうことになるでしょう。我々の意識・魂がボディを通じてあらゆる存在次元を知覚・認識してゆくようになれば、それに相応しい身体・ボディをまとうことが自然になるわけです。我々の認識作用、より具体的に言えば、心の働きかたにより、ボディや環境は必然とそれに相応する変化をしてゆくでしょう。

●未知を既知にしてゆく意思

 未知なるものを既知にしてゆく意識が必要であり、これは本来の神の意識作用と同等であると考えてもいいでしょう。無限なる自己たる宇宙を創造し続ける存在原因が神であるからです。文明や時代がどのように変化をしてゆくとしても、常に未知なるものを既知にしてゆきたいという永遠の意欲が失われることはありません。その悠久のベクトルにゆったり乗るか乗らないかの選択も出来るのが、自由自在たる我々の特権でもあり、責任でもあるわけです。どんなに素晴らしいことを発見できるのだろうかという期待と信頼は、愛という間違いのない法則があるからこそでしょう。

●いつもある可能性

 今は意識を広げて色々な可能性を受け入れる時期です。既成の信念体系に絡み盗られず、また孤高にこだわらず、今在る自分を確認すること。目の前の混乱は変化の兆しです。変化はもうでて来てしまった結果であり、ことさら一喜一憂すべきものではないのです。我々がどういう未来を切に期待するかを真剣に各自で考えながら、少しづつ行動に移してゆくことが求められているわけです。

基点は常にあなたや私の意識している「今」なのです。遠い・夢見るような何処か遠くではありえません。崇高なる無限に存在する「あなた」自身から、今を体験している「あなた」への切なる願いであることでしょう。


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6 コメント

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マッチョマン様 ()
2008-02-13 15:46:43
マッチョマン様

頑張りすぎて、疲れて、ジュセ予言見て、怒って、小休止の P で~す。
はあ・・・。やっぱり、「何言ってんねん!」って思いが、コメントを書かせるんだなー
って思ったりしております。いや、警告ってわかるんですが
あんた(ジュセ)も含めた世代が積み残した カルマ を今の世代に対して
「恐怖の警告」でしか伝えられんのかい?! って
思いますけどねー。
最後に、
「日本では、わしの予言 ようはずれまんねん さんはい! なんでだろう
なんでだろう な・な・な・なんでだろう」 って、tetu&tomo と踊ってくれでも
したら許せたのですが・・・。
そしたら希望も湧くし、現世を「CHNAGE」するんだと頑張る「気」に
繋げられるのだが・・・。どう思いますぅ?マッチョマン様は。
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Pさん こんばんわ (マッチョマン)
2008-02-13 20:46:49
Pさん こんばんわ
 ジョセさんのことを、しっかり、見れていますねー。私もそう感じています。全てが違っているわけでなくて、何かのフィルターでぼかされているのを本人は気付いていないかもしれません。始め意志は変わっていませんが、表現の仕方を色々注文付けられて、挙句の果ては人びとの為ということに動機付けられて、「決め付け」の言葉を言わされている・・そんな感じでした。
 神様でないのでね・・でも最近にない大きなインパクトを人類に与えたわけで、お役目は果したような・・・そんな感じを受けました。仕事でもよく言いますが、お疲れ様ー。浄瑠璃人形は、人形芝居でも、その中にある意図を感じる事が、気付いている人の役目かも???・・
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Pさん おはようございます。 (マッチョマン)
2008-02-14 08:21:25
Pさん おはようございます。
追記です
 予言が外れる理由としては、記事にも書いたんですが、素粒子を人間が観察しようとすると、素粒子はその分だけ不確定になってしまう、という不確定性原理が物理法則にあるように、そのもの(予言等)を多くの人が意識すると、(気にすると)、その分だけ、その予言そのものが不確定になる、ということかもしれません。
 素粒子は、我々のリアル感覚つきホログラム世界を構成するものですが、それが我々の意図と関数関係をもっているのですから当たり前とも考えられます。
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マッチョマン様 (P)
2008-02-14 10:13:48
マッチョマン様

出たり入ったり、家出したり、居候したりする私に対して
いつも太陽みたいに、明るい対応をしていただいて、本当に感謝します。

お陰様で、自分としては順調に努力させてもらっていると思ってます。

朝戴いたコメントは、また素晴らしすぎる「気づき」ですね。
素粒子理論と予言の不確定性をくっつけましたかー。げっ 驚き どきっ!!
確かに似てるぞ! とびっくりです。
微細次元≒意識領域≒隙間だらけの「空性」
大多数の意識が危機に「気づく」≒進化した集合意識の構築(別名 祈り)
=思念の変化=微細次元への素粒子的波動的影響=3次元ホログラムの変化
ということなんでしょうか。

私の方は、「生かしていただいてありがとうございます」という
言霊≒マントラ≒「音」「波動」「意識」「思念」 を一日の最も苦しい時点でも特に
意識して唱えるようにしておりますと
自分の周りの3次元ホログラムがどんどん良い方向に変化しております。
だから今、トンデモ情報を追いかけ、外界の変化に期待するよりも
より3次元が楽しめており、産まれてくる前の青写真イメージに生活が
近づいているというか やっと思惑通りになってきました。
そもそも出家しないと意識が覚醒しないと思っていた旧領域的
思考の持ち主だっただけに、相当長く苦しんできたのですが
普通の現実を健全なる目標意識を持って
時に苦しいことも感謝の気持ちで楽しみながら
生きれるようになりました。これが、進化した今の時代の「修行」だったんだーと

宇宙人が、果たして「意識進化」した存在かどうかについて、
判断を留保しております・・・本当に彼らが地球に来て、この拘束だらけの
ホログラムで「自在性」を発揮できる魂かどうかについて、「存念」がありますので
そっちのコメは書きませんが、今 P はそんな段階だと
ご理解をお願いします。
あっ もちろんマッチョ様も同じような認識の中で、浄瑠璃の演目として
記事にされていると理解した上で言っております。
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Pさん こんばんわ (マチョマン)
2008-02-14 20:55:26
Pさん こんばんわ
 スゲー!!普通の、肝の据わった言葉に感激しました。なんという!



 普通、こんな言葉、めったに聞けるもんじゃありません。
 「聞かせていただいて、本当にありがとうございます。」
 (それはそうなんですから、決して御遠慮無用ですーー)
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マッチョマン様 (P)
2008-02-14 22:36:51
マッチョマン様

ぎょっぎょえぇ ぐわぁ
たーったったった多分 今調子が良いだけなんですわぁ

あんまり深く受け止めないで下さい。

はっきり言って私から見たら
マッチョマン様の方が「はるかにはるかに」
安定感が上 と尊敬してますんで・・・。

また血迷ったらアドバイスよろしくですーっ。
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