以下は、20世紀以降の量子科学的結論である。
また科学全般を掻い摘んで紹介している「ウイキペディア」その他も、
表現は異なるが、
物質とは、何も無い真空から ”湧き出しては消滅する” 微細な素粒子で創られていることを示している。
何も無いと見える真空とは、もっとも身近で、自分たち自身である・・空(くう)・・存在の根源であると言う意味である。
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●真空の科学的解釈(ある科学サイトから採用)
「真空は決して〝空っぽ〟の空間ではなく、複雑きわまる物理系であり、この宇宙のすべては真空から生まれた」──これが、この本のメイン・テーマです。
真空とは、空気はもとより、あらゆる物質やエネルギーを完全に取り除き、完全に空っぽになった空間ということになっています。光を含むすべてのエネルギーを取り去られた真空は真っ暗闇で、どんな観測器や検出器も反応しません。人類はかなり以前から真空の〝存在〟に気づいてはいましたが、「真空は真空であって、それ以上議論の余地はない」と考えてきました。
ところが、20世紀に入り、真空に関してとんでもないことがわかってきたのです。なんと、真空が〝無言〟でざわめいているという事実です。──空っぽの真空がざわめく!? いったいどういうことでしょうか?
私たち人類が見出したのは、二つの驚くべき事実でした。一つは、「真空のいたるところで多数の粒子がひんぱんに出没している」ということ。二つめは、「空間から一切のものを取り除いても、〝発生源のないエネルギー〟が取り残されてしまう」ということです。さらには、「真空に出没している無数の粒子」と「発生源のないエネルギー」とが同じものだというのですから、困惑を覚えずにはいられません。
真空から粒子が現れるとは、まさに「無から有が生じる」ことですが、本当でしょうか? ふしぎなことに、たとえ真空にエネルギーが取り残されていても、あるいは真空から粒子が出没していても、その空間には温度がなく、真空であることには変わりがないというのです。なぜなら、真空に出没する無数の粒子(=真空に取り残された発生源のないエネルギー)は、絶対に直接観測されることはなく、温度も観測しえないからです(温度の定義は第1章参照)。
人間の五感にも観測器にも訴えることなく、まったく観測不可能であるというなら、それは「無」と同じです。真空内に得体の知れないエネルギーが存在していても(無数の粒子が出没していても)、真空はなお真空なのです!
ーーー以上・抜粋
あなたの身体すべては物質・原子・素粒子で構成されている。
それは真空から湧き出し・消滅する微細なエネルギー振動である。
そして原子の中身は・・無限に近いほど「真空」なのである。
その真空に湧き出し・消滅する微細なエネルギーは、
無限に連なる周波数を構成し、ある帯域においては物質であり、
また目に見えない電磁波等であり、またある帯域においては思考や想念という波動として存在している。
・・・
全ては真空・空(くう)から出現している。
根源は・・時空のどこかの場所ではない。
今ここで、湧き出しつつ・・知覚される物質形として存在している。
無限の・・真空・空(くう)、あるいは何でもないものこそ・・
またそうであるからこそ、様々な波動形を無限に生み出すことが出来るのだ。
あなたの身の回りの物、自分の身体さえもそれだ。
身体のシルエットは、周囲の空間が無くてどうして存在し得ようか?
シルエット自体は時空間で変幻自在に出現・消滅するものであり、
絶対無限の・・空(くう)自体が・・・まさにそれを出現させる、
またそれを知覚・観察する者なのである!
もっとも身近で・・自分自身である・・それは空(くう)である。
どこもかしこも、それ・・あれもこれも、いつかも未来も・・それ、
そこから全てが出現消滅しているのだ。
そこで、今・・その1つの可能性が、
今のあなたの3次元的存在としての人間として実現しているのだ。
あなたは・・・
単なる・・朽ち果てるべき1個の肉体・・物質エネルギー体ではなく、
宇宙における、あらゆる設定・波動・環境を作りあげ・・
今・・1人の人間としての形に具現化している・・・
無限のもの・・そのものであることが理解できるだろう。
真我・至高の実在・・それは空(くう)、あるいは潜在意識とも言う。
その無限性を表層意識でどこまで気づくことが出来るか・・
それが無際限なる宇宙創造のプロセスであり、
またそれが・・それに気付いている者・・
魂意識の進化の道であるといえよう。
あなたは多かれ少なかれ、
自らの・・在ることに・・気づいているではないか。
それは・・空(くう)自らの無限性に気づいているという事なのだ。
それを「神」と言わずして・・何んと言おうか?
・・・・
実に特殊な世界での希少な体験ではありながら、
自らを矮小化、卑小化、自虐的に貶める・・
そういう遊びはもうやめようか・・。
何も知らない・わからない・・かわいそうな子供です・・
そんなろくでもない自己喪失演技は・・もう十分ではないのか?
少なくとも・・わたしは・・
無限の中にいる無限者の ”顕現” であることには違いないのである。
そこから雄々しきリバウンドを遂げる体験へと飛翔しようか。
少なくとも、
あなたの物質より高次の波動帯である「想念」を保持しつつ、
今生きて在る限りを使って、
宇宙・空(くう)の無限にどんどん気づいてゆく生活に切り替えようか。
それはまた・・宇宙的な調和に沿った生き方そのものでもある。