「魂」とは、人の永遠の本質という意味で使われているが、科学的用語で言うならば、意識・エネルギー・波動である。
わたしたちの永遠不滅の本質・・いわゆる魂とは、
根源から発した原初の、究極の微細・精妙波動・エネルギーであり、
どんな時空間・物質形態をも超えている至高の実在波動であるといえよう。
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魂が”波動”であるがゆえに、精神・身体という波動を周囲にまとうことができる。
まず自分の肉体が分子・原子・素粒子でできていることを知っているだろう。
いかに複雑であれ、それは粒子状にも”観測される”・・無限に連なり組み合わせられた微細な波動なのである。
そして、
波動はエネルギーでもある。
エネルギーは仕事、動き、現象を生み出す原動力だ。
物質とは、エネルギー・波動が様々に形を表したものだ。
あなたの肉体そして環境は、・・・元は全て波動・エネルギーに相違あるまい。
まず、これを再確認すべきである。
次に、精神・イメージ、思考・感情も”波動”である。
あなたのイメージ、思い、思考は、
あなたの意識空間に現れる様々なイメージであり、言葉に変換され、記録もされる。
さらに、言葉やイメージは加工され、
現代社会ではインターネットやメールで光の速度で伝送され、
こちらが、あちらで変換・再現されるのだ。
精神・思考、感情の・・元が波動でなくて何であろう?
抽象なイメージ・・そのものも・・情報であり、波動なのだ。
意識空間に生じた、情報の乗った波動である。
物理的形態の上位、原因側の波動である。
よく言う高次元の波動ということだ。
さらに、
実は、だれでも断片的に経験しているけれど、
世間常識で必死に無視を決め込んでいるために、
一般的な認知状況にはないものの、頭脳から頭脳への直接伝心もある。
これをテレパシーなどと呼んでいる。
手で触れないから・・存在しない?・・わけはない。
あなたの意識内で・・すべてが波動で存在しているのである。
でも、頭脳の中にある?・・・わけはない、
その小さな立体空間内にあるわけはない、
今の科学的たとえで言えば、頭脳は知覚、発信・送信・記憶媒体に過ぎないということだ。
そこに、その周辺に、ここに・・・起きているのは・・振動しているのは・・”波動”である・・!
それは肉体、頭脳、面積や体積、一定の大きさの中ではなく、
意識空間という、無限の空(くう)の中にある。
そして、
それに気づいているのは・・何か・・?
わたしだ。
それを”意識”と呼んでいる。
その意識内にすべてが起きているのだ、
そうだ、意識内に、
世界があり、環境があり、人々がいて、様々なものが動いている・・
この世界は・・・壮大で、複雑、微細構造を映しだしている・・波動で創られているのである。
波動が・・起きている・・その周りに、身体・精神が付帯して波動振動しているのである。
言い換えるならば、
空(くう)自身であり、またそこから無限に出現する波動、
魂・あるいは真我と呼ばれる、究極極微の波動から、
精神・マインドという波動へ、
さらに知覚容易な肉体・物質・環境へと
波動が高次から低次へと周波数降下・変換されている。
再度言えば、
元の元にある・・
究極極微の金剛不壊の波動が・・魂・意識である。
元と言っても、どこかの中心ではなく、
あらゆるすべてが、その中心である、空(くう)だ。
元の元、それはまさに無限でもある。
意識は・・気づく範囲だけ・・無限に広がっている・・我・・わたし
真我である。
さて、この世界の多くの人は、
自分が肉体であると考え(させられて)いて、
死ぬということが怖い。
怖いから自己保身、自己保存を画策する。
怖いから、他者を制御し、自分を有利にしようとする。
怖いから、様々な外からの誘いを受け入れて、利用され自滅もしてしまう。
そう・・怖いものが・・出てきて、また怖さで翻弄される。
これが、最終最後の恐怖の特出しバーゲンセールのように、
いま世界的な規模で噴出してきていることだ。
しかしながら、感じ取る感性、思索力、直観力がある人ならば、
無から有が生まれないことは識(し)っているだろう。
例えるならば、
インドで発明されたと言われる、ゼロ・・は、
何をどう掛けても・・ゼロなのだ。
5×0=0、300×0=0、何兆×0=0・・・、
そう、ゼロは永遠にゼロ、
決して、無から有は生まれない・・・。
さて、
あなたは今・・存在していることに・・気づいているだろう?
意識がある・・、
今・・在る・・ことに、気づいている・・だろう?
今・・在る・・有る・・、ことはどういうことか?
・・・・・
あなたの本質は、死んだら終わりだ・・という想い・思考・観念が、
いまはもう、真っ赤なウソだと・・気づけるだろうか?
OH! MY GOD!!