気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

空(くう)の話 その2  根源波動

2018-01-03 11:21:59 | 真我実現シリーズ
空(くう)の中に・・無限小の揺らぎが起き、

それが無数の波紋を紡ぎだす。

その原初の波動を”気づき”・・または「根源意識」と呼んでいい。

波は・・”自らを出現させ”、その様々な大小無際限の波紋を紡ぎだす、

思いめぐらせれば・・・波、それが存在の、その唯一の在り方のようでもある。



例えば、「フーリエ解析」という数学的手法では、根源的に小さな正弦波、サインカーブが、
それより波長や振幅の大きい、様々な波形のすべてに含まれることを示すように、

空(くう)という”無限次元”のそれに生じた、

ひとつの無限に小さい回転運動エネルギー波動から、

様々な波長、振動数の波が生み出されている。

それが我々の身体、マインドであり、時空間であり、諸宇宙である。



空(くう)は空(くう)にあらず、

空(くう)にして、それ・・無限であるということだ。

それが真の・・わたし・・といってもそれほど的外れではない。

あなたが自分を肉体だと、あるいは魂であっても肉体の中にいる、

そう「思って」いるのならば、それは”外れ”であるといえよう。

もちろん、無限などマインドで考えようもないものであるが、

しかしながら、マインドは、その無限を夢見るその思考・イメージによって、

その無限の方向だけは指し示すことができる。


そして、その無限とは・・遠く遠く遥か彼方の向こうではなく、

それを観ている・・者・・

それぞれの・・”わたし”・・だということである。



空(くう)の中に・・無限小の揺らぎが起き、

それが無数の波紋を紡ぎだす。

その原初の波動を”気づき”・・または「根源意識」と呼んでいい。

波は・・”自らを出現させ”、その様々な大小無際限の波紋を紡ぎだす、

思いめぐらせれば・・・波、それが存在の、その唯一の在り方のようでもある。


それぞれに・・・わたしは既に、根源波動そのものでありながら、

あるいは神、根源、真のわたし・・でありながら、

それを忘れる奇跡も可能な、言わば次元の旅路に在る無限者とも言えようか。


あなたはこの世界の時空、狭く愚かな・・常識マインドに囲まれて、

人生という、繰り返す苦悩と快楽の、粗い波間にあるとしても、

しかしながら、真に、いつでもどこでも既に・・それでなのである!


映った鏡の”向こう側”ばかりを求める意識レベルから、

こちら側、内面という無限に気付く時が来ている。

既に知っていよう。


常に在るのは・・今しかない・・そう、

ならば、

せっかくの”今”を逃すことの愚かさに気付くはずではないか。