気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

神さんとの会話 Ⅲ

2013-01-03 14:20:22 | 見えないものから見えるものへ

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明けまして、おめでとうございます。

 

いつもご覧頂きまして、有難うございます。

 

皆さまに、

 

こころから御礼申し上げます。

 

2013年 お正月

 

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正月早々、パロディ風の拙い記事ですが・・・、 

 

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神さんとの会話 part3

 

 

Photo

・・・・

     (ドンドン!!と峠の茶屋の戸をたたく音・・) 

 「おーい、おーい・・・・起きとるかいな~、ああ~?

  ったく、正月ゆうて酒ばっかり飲みくさって、え―加減にせんかいな・・」

    (酒酔いの赤ら顔で、ガタ、ピシっ・・・と戸を開ける峠のおやじ)

峠のおやじ

  「あっ・・・あれま、神さんではないですか、これはまあお久しぶりで・・

   ど、どうされたんですかね、いきなりお見えとは・・」

神さん

  「どないも、こないもあるかかいな。

  いつもながら、ただ来たいから来ただけやないか。

  ・・・なんか問題でもあるのんか?」

峠のおやじ

  「め、めっそうもない・・。問題なんて・・、

  ただ来られるのが何せ関西弁風の神さんなもんで、

  いつもながらびっくりしているだけですよ」

神さん

  「おー、そーかいな、まーそない、びっくりせいでもええがナ。がははっ~」

  「コホン・・・、ところで、そうや・・・あれは出んのんかいな・・あれや、あれ・・」

峠のおやじ

  「え?・・れって、何でしょうか? 何か御所望で・・」

神さん

  「・・ったくもう、  ここは峠の茶屋やろが~、」

峠のおやじ

  「おーっと、 うっかり忘れておりました。」

     (・・と、おやじは茶店の奥へとって返した)

 ・・・

  「いつもの温めの玄米茶ですが・・ささ・・」

神さん

  「なんや、わかっとるやないか、・・・いつもの温めか・・・

  おーこれは、すまんのう・・ズズッ」

峠のおやじ

  「ところで、とうとう2012年も過ぎましたなー。

  マヤ歴やら何やらで去年は空騒ぎがありましたが、

  神さんはどうお考えでしょうかね・・」

神さん

  「あんさん・・、わかっとらんな~、神に考えがあるわけないやろw、

  神にとって考えはすなわち事実なんやで。そんな七面倒くさいことせーへん。」

峠のおやじ

  「へ?  へえ・・、ま、そうでしょうかね。

  ・・それは、あーだこうだという考えはないということで?」

神さん

  「え・?んまー、そんなもんや。

  ・・しかしな、2012年という年が

  1つのターニングポイントやったのはわかっとるやろ。

  気いが付かんものは気いが付かんが、気付くもんは気付くもんや、

  ここんとこ、おわかりか」

峠のおやじ

  「ムム、なるほど、ターン・・・転換点・・・のようなもんでしょうか、

  去年の冬至・・12月21日辺りは、地球の歳差運動、

  26000年毎の節目の日だとか言う話もありますし、

  太陽系が銀河水平面のレベルを通過するとか、

  それと何か関係があるとか・・?」

神さん

  「そうそう・・外側をみればそういう<時>のサイクルの転換点として、

  あんさん方の意識に映るやろな。 

  考えてもみい・・。

  26000年とは、地球という惑星固有のなかで最も大きな周期やろ?

  1時、1日、1年・・・という固有周期で最も大きいもんやろ、違うか」

峠のおやじ

  「そうですね。確かにそれより大きい地球の固有周期は思いつきません。

  で、誰でも気になるのが・・・それでどうなるのか?ということでしょう。

  何でもないのかどうなのか、何か大きな意味があるのか・・

  ということなんでしょう。

  何かありそうでよくわからないもんで、

  すぐに人類滅亡やら何やらという恐怖の噂にもなるようで・・。」

神さん

  「そこよ・・!」

峠のおやじ

  「そ・そ・、そこですか・・・」

神さん

  「ズズ・・・ 温めの茶はえーのう、飲みやすくまた暖かいわい、ふー」

・・・

峠のおやじ

  「・・って ちょっと、 話を変えないでほしいんですがアア」

神さん

  「まー待ちなはれ・・、なー、あんさん・・それがどうしたっちゅうんや?」

・・・

峠のおやじ

  「へっ? ・・・・・いや、そうじゃなくてー、

  2012年過ぎて2013年になったじゃないですか、

  ・・で、これからどうなるかという・・・その・・」

神さん

  「どうなるか・・てか、・・わては予想屋やないわい。

  へん、余計な事言えるかいな・・・。 

  それにな、どうなるかゆうことは外の世界のことやないか?

  外がどうなろうと、あんさんは、あんさんやないか・・違うか?」

峠のおやじ

  「ま、まあ・・そ、そうですが。それでは会話になりませんが・・」

神さん

  「まー人間は、次から次へと面白怖ろしきことを考えては騒ぐことが好きなんやなー、

  ところが肝心なことにはあまり気い付かんとこが、

  またまた世話のやけるとこや・・・違うか?」

峠のおやじ

  「・・・・」

神さん

  「それにな、くどいようやが、

  外の世界がどうなってしまうのか一体だれが予想出来ようか、

  ・・まー、人の世界は人の総合的な想いが決めて行くので予想は可能やがなあ・・、

  そのほかに地球がどうなるとか宇宙がどうなるとか、

 ・・・そういうこと考えとるわけやな、・・そういうことか。」

峠のおやじ

  「まあ、そうなんですよ。住んでる世界のことが気になるのが人情ですから。

  それにそんな世界の動きや宇宙のことにも意識が向かない

  そんな人々も多いもんで・・・」

神さん

  「で、それがどうしたんや?」

峠のおやじ

  「へっ?・・・・で?  どうしたのかですって??」

神さん

  「ああ」

峠のおやじ

  「・・・ああ?、・・・ま、それはまあ・・・どうということも・・・」

神さん

  「それよ、・・何がどうしたというんや。

  また何がどうなれば良いというんや。

  それとも何か起きることを待っとるんやろか。

  ・・・どう思っとるんや? そこが肝心なところやないか。」

  あんさん方がそういう想いを抱くのはどういうことなのか・・・まず気づく必要があろう」 

峠のおやじ

  「そ、それはごもっともですがね、

  それでは取りつく島もないということになりませんかね。

  面白くもなんともないではないですか」

神さん

  「あのなあ、世界はあんさん方の手でこねあげてつくるわけやないが、

  あんさん方の信じるというか、根の想いというか、

  大なり小なり、そういうもんの投影なんや。・・・わからんやろうがのう」

峠のおやじ

  「そりゃ、わからんでもないですがね。

  人生全てなんだかんだと言っても自分が選択してきたということ、

  それは知っていますよ。

  しかし世界はわたし自身が造り出しているとは思えないですよ。

  ・・・だから世界がどうなるか気になるわけでして・・・。」

神さん

  「そりゃそうやろ、あんさんの気付ける範囲の自分という意識は、

  そりゃ個人意識やからなあ・・、確かに、

  こまい意識の個人が世界や宇宙を造り出しているということはない。

   ・・・

  あー、すまんが、もう一杯もらえんかの・・・・」

 

峠のおやじ

  「あ、気がつきませんで・・・へい、ただいま」

   (また奥へと茶をとりに行く)

・・・・

神さん

  「ズズズ・・、ふう・・、どうということもない茶やが・・・美味(うま)いのう」

峠のおやじ

  「ありがとうございます。美味い・・ですか、へえ・・、そんなもんですかね。」

  「あー・・っと、ところで、話がまた飛びそうですが、先ほどからの話はどうなんですかね。」

神さん

  「おー、そうやったの。これからどうなるかっちゅーことやろか」

峠のおやじ

  「へーい、へい。それでございます。」

 

(つづく)