『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

釣り漫画

2022-07-28 07:32:00 | マンガ
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狐狸庵先生の新発見原稿を
書籍化した『薔薇色の門』を
読了した。

1958-59年に発表された
中間小説が二つ収録されているが、
純文学の骨太の筆致とは違い、
軽いタッチで、それでいて、
背後に「神」の存在を感じさせる、
という狐狸庵先生得意の
作風であった。









ロンバケになると
決まって児童文学が読みたくなり、
きのうは書棚にある
『世界児童文学全集』から
『愛の一家』を読んでみた。

作者のアグネス・ザッパーは、
1852年ミュンヘンに生まれで、
1929年没というから、
あのナチスドイツのWWⅡ以前の
古き良きドイツ時代を生きている。

この作品は、1907年に
長編「家庭小説」として出版され、
本国ドイツだけでなく、
日本はじめ世界中で
読み継がれているという。

物語は、
音楽教師の父と優しい母、
そして、男4人女3人の子どもたち、
という裕福ではないペフリング一家の
ささいな日常的な騒動や事件が
気負わない筆致で描かれている。

「家族」の愛情・信頼・絆、
という原点を素直に正面から描いており、
結末もメデタシめでたし、
というものである。

1966~67年には、
これを原作としたドラマが
NHKで放映されたり、
現在、『ニコニコ動画』で
有料の古いアニメが観られるようだ。








ネットの
無料購読サイトで
ちらりと見た
「ありま猛」の『船宿 大漁丸』を
古本でアマゾンから購入した。

タブレットがないので、
小さいスマホで、
いちいち画面拡大していては
面倒くさくて、やはり、
コミックは紙のものを
ペラペラ繰るのが
いちばん見やすくていい。

***

朝刊のトップ記事が、
「五輪組織委元理事宅を捜索。
電通本社にも捜査のメス」
であった。

この「電通」なる組織が、
現在、日本のマスコミを牛耳っている
広告代理店で、
これまで政財官マスコミの
癒着と利権の温床でもあり、
アンタッチャブルとされていた
企業である。

電通は、
竹中平蔵の人材派遣会社である
「パソナ」と共に、
東京五輪では95%もの
ピンハネ(中抜き)をやった事でも
悪名高い"強欲企業"である。

超過勤務による疲労で
自殺に追い込まれた女性社員でも
電通は世間のバッシングに晒された。

利潤追求が社是とはいえ、
まさに
「今だけ、金だけ、自分だけ」
の利権を独占せんとする
強欲企業である。

かの元理事は、
日韓ワールドカップ・サッカーやらの
招致で数百億円の商談をしているので、
月々100万ぽっちのコンサル料なんか
何の不正もない・・・と、確信して、
高を括っていたのだろう。

コンサル会社の社長としてなら、
全く問題もないが、
しかし、五輪組織委に身分があっては、
「みなし公務員」とされ、
そこを東京地検に刺されたわけである。

事実、AOKIは
大会組織委員会と
スポンサー契約を結び
ライセンス商品を販売し、
五輪エンブレム入りスーツを
3万着売り上げたという。

だとすれば、
「アウト」である。

この「蟻の一穴」から、
東京地検は、伏魔殿の「電通」に
メスを入れようとしているのだろう。

何かと問題の多い
悪名高き「東京地検」だが、
今回だけは、徹底的に電通の不正を
陽の元に公けに晒してほしいものである。

もしかすると、
自民党内の多くの
スポーツ関連名誉職にある議員の名が
取り沙汰されるかもしれない。

五輪汚職が、
安部暗殺事件や統一教会問題の直後に
白日のもとに晒されるのは、
これもシンクロニシテックな
現象である。

世の中の偽悪醜邪なるものを
真善美聖なるものが
一掃しようという
"天の采配"が
始まったかのようである。

"悪魔 VS 神"
とも見えるが、
最後は、神が勝つに決まっている(笑)。







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