『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

悪化傾向

2019-10-19 08:55:00 | 仕事
きのうは
山木屋への出勤だったが、
山間部の通勤路を走っていたら、
山側から水が道路に
流れてきていて
あちこちで小さな川になっていた。

小規模な土砂崩れが
至る処で見られ、
その渦中では、危なくて
通れないなぁ・・・と、
思わされた。





学校近くの
小さな流れも濁流が氾濫したようで、
郵便局が業務不能で閉鎖されており、
道の駅の広い駐車場は
干上がった汚泥でざらついていた。

台風一過で一週間が過ぎても、
まだまだ、あちこちに
その爪跡が残っている。

南方で吸い上げた大量の海水を
北方まで運んできて、
暴風と共に吐き出すという
「台風」のメカニズムを
今更に不思議にも、
恐ろしくも感じられた。

人類が「欲」や「奢り」から
自然環境を破壊して温暖化をもたらし、
その当然の報いとして、
寛容ではない痛烈な「しっぺ返し」を
今、自然から受けているのである。

人類の内部環境である
「こころ」や「たましい」も
「欲」や「奢り」によって穢れ、
破壊されてきて、
世界中に「不寛容さ」が蔓延っている。

まさに、
外的自然と内的自然は
シンクロしているのである。




きのうは、
「寒さ」に中ったのか、
鼻水は出る、ダルクなるで、
風邪ひきましたーッ!
というような
解かりやすく具合が悪くなり、
帰宅後、すぐに入浴して、
十分にカラダを温めて
水分補給をして早めに寝た。

眠りに就くまで、
ユーチューブで
「シブコ」を呼び出して、
全英オープンのダイジェストを見た。

結果は分かっていながらも、
3ホール目での4パットの
ダブルボギーでは唖然とし、
そこから猛チャージして、
12番の303ヤード、パー4の
ミドルホールでは、果敢に
勝負をかけて、ドライバーで
池越えのワンオン狙いで
思い切り振り切った。

あわや池ポチャかと思ったが、
ギリギリのところでグリーンに乗った。

それを随行レポートしていた
村口 史子プロが
「鳥肌が立ちましたぁ・・・」
と悲鳴のような声をあげた。

まさに、
シブコのギャンブル・ショットだったが、
グリーンの女神は
その勇敢なスピリットを讃えた。

入れば、イーグルだったが、
数センチ外して
OKバーディーを取った。

最終ホールのセカンドでも、
1打の優勝争いをしている渦中に、
駄菓子を取り出して、
カメラで抜かれると、
笑顔でパフォーマンスしてみせた。

解説の戸張さんをして、
「この子は、すごいねぇ・・・」
と感心しきりだった。

最後の7mのバーディー・パットは
入れれば優勝、
外して2パットならプレーオフ、
3パットなら負け、
という瀬戸際だった。

若干二十歳で
海外メジャー初挑戦のシブコは、
後のインタヴューで、
「負けてもいいから、
悔いを残さないように
思い切り打とうと思った」
と語っていた。

そして、
難しいフックラインの
ど真ん中から
カップの向こう縁に当てて
ガコーンッ!!
と、ねじ込んだ。

ヒェ~ッ! ヾ(*。>◇<)ノ スンゲ~ッ!

そして、
この日いちばんの
満面のスマイル!!

まさに、
大胆不敵のシンデレラ誕生の
瞬間だった。

リポーターの村口プロは
インタヴューで、
「42年ぶりのメジャー制覇だよ~!
どーする? 歴史作っちゃったよ~!」
と、その偉業に
興奮を隠せなかった。

42年前のメジャー制覇者で
生涯成績73勝の最高峰・樋口プロは、
「何から何まで、
新人類という感じだわねぇ・・・」
と、その新しいスターを
賞賛した。

まさに、
「シブコ伝説の始まり」
とも言うべき
メジャー・デヴューであった。

来年は、
ディフェンディング・チャンピオンとして
招待されて戻ってくる。

現在、オリンピック出場も
狙えるランクなので、
その二つのビッグ・マッチは
日本中のファンが待ち望まれる。



文科省から
全国の小中高校の
2018年度のデータが公表され、
深刻な状況が懸念された。

まず、
「いじめ」は
過去最多の54万3933件だった。

前年度比31.3%(12万9555件)増。

増加幅は
小学校34.3%、中学21.5%、高校19.7%。

うち、命の危険や
不登校につながった「重大事態」は
前年度を128件上回る602件。

「いじめ防止対策推進法」
施行の13年度以来、最多となった。

現場や文科省では、
「学校において、いじめの初期段階から
対応するようになったから」
と評価しているが・・・。

17年度から、
喧嘩やふざけ合いも
状況次第で「いじめ」とするよう
求めていることの影響もある、
と見てはいる。

からかいや悪口などが62.7%で最多。
SNSでの誹謗・中傷は全体では3.0%で、
高校では19.1%を占めた。

「ネットいじめ」は全体で3割増。

自殺した児童生徒で
いじめの問題があったのは9人。

調査対象校の18.2%で
認知件数がゼロだった。

小中高校での暴力行為は
15.2%増の7万2940件で過去最多。

増加幅は
小学校の29.0%、中学2.2%、高校12.3%。

文科省は
軽い事案の積極計上などが要因で、
「荒れが深刻化しているわけではない」
と見ている。

小中高校での自殺は、
小学校5人、中学100人、高校227人の
332人で、前年度250人から77人増。
(警察庁の調べでは390人)

不登校(30日以上欠席)は、
小中学生で14.2%増の16万4528人。
(6年連続で増加)

小学生0.7%、中学生3.7%、
98年度以降、最多。

高校生は6.2%増の5万2723人。
(4年ぶりの5万人台)

人口減少、少子化社会にあって、
これらの深刻事態が急増している。

ネット依存も然りである。

子どもたちの
「こころ」「たましい」「いのち」に
陰りが広まりつつある。

教員いじめ事件のあった
【東須磨小学校】でも、
「いじめ」「不登校」の増加が
認められたというが、
「…ったりめぇだーッ!!」
である。

(ー_ーメ)

スクール・カウンセラーとして
「一隅を照らす」ようなことしか出来ないが、
でも、出来る処から
やらねばである。

 みつとめの奉仕淡々と
 出来るだけ淡々と
 われにつづけ得しめ給へ

             翠水歌
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