吾妻の山も
雪解けと降雪を
繰り返しているが、
しだいに春めいてきているのが
実感される今日この頃である。
*
先日は、
びっき沼で
たくさんフキノトを採ってきて
晩には天婦羅にして
美味しく頂いた。
春の山の息吹を感じさす
ほろ苦さは
健胃作用があるようで
胃腸が善くなりそうにも感じた。
いっ時ほど、
フキノト採りに
情熱がなくなって、
ワクワク感が失せたのは
単に飽きてきたのか、
老いによる感情鈍麻なのか・・・
と、思いもした。
*
先日、
30年前の教え子から
facebookに友達申請があり、
すぐに名前と顔が
思い出せなかったので、
11年間の担任時代を務めた
教務手帳(通称:エンマ帳)を取り出して
その名前を調べてみたら、
たしかにあって、
「申請」に快諾した。
ついでに、
開通した個人間メールでは
当時の成績も教えてあげた(笑)。
自分史の一資料でもあるので、
懐かしく頁を繰ってみたら、
91年は修学旅行の引率年で、
3月末に中国へ行っている。
何の因果か、
担任中は3回も中国への
修学旅行に当たっている。
当時、かの国は貧しく、
まだ、人民服を着ていた時期で
タイムスリップしたような
感覚があった。
*
空いた子ども部屋を
漫画図書館にしたが、
その蔵書から
『天にひびき』(全10巻)
『ミュジコフィリア』(全5巻)
を一気に再読した。
ありがたいことに・・・
しばらくぶりの再読だったので、
内容をすっかり忘れており、
新鮮な気分で読めた(笑)。
どちらも
音楽コミックとしては
『のだめ』同様に
読み応えのある作品である。
二日続けて、
マンガ漬けだったので、
(漫画ばっか、読んでんなぁ・・・)
と、自戒もしたが、
骨休み、心の休養のための
ロンバケなので、
好きな事をとことんする事を
気にしないようにした。
ちゃんと、家事もやり、
コンサートの練習もし、
勉強もしてることだし・・・。
*
マンガ作品の中には、
懐かしい京都の錦市場が出てきたり、
幽庵焼きの由来が蘊蓄として
語られたり・・・と、
味わい深い処も多々あり、
単なる暇つぶし以上の価値もある。
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