『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

みつとめの奉仕淡々と

2024-01-23 08:40:42 | 仕事

 

きのうは
予約生徒が二人
インフル出席停止で
2時間の空き時間ができた。

*

朝から
雨降りのドンヨリ天気で、
どーも気分が晴れないので、
仕方なくアルプラゾラムを
一錠服用した。

もう、20年来
頓服としている
抗うつ作用の強い
マイナー・トランキライザーで、
プラセボ効果も働いてか
これにより気分が楽になって
通常勤務がこなせている。

*

40代の頃、
JKが作ってくれた
「在室」掛札も
そうとう年季が入ってきて、
当時は黒髪だったのが
今では修正ホワイトで
白髪にしなくては・・・
という感じである(笑)。

*

お歳暮で頂いた
クッキー詰め合わせの
トランク型箱がオシャレだったので、
100億円札ティッシュボックスと共に
箱庭療法のビッグアイテムとして
搬入した。

箱庭作成では、
よほどの強迫傾向がなければ、
あまりアイテムの縮尺率には
拘らないものなので、
それぞれの大きさは
まちまちでもいいようである。

*

29年のSC歴で
毎年数種ずつの
アセスメントシート
(心理テスト類)を
プリント化してきたので、
キャビネットもない職場では
空きスペースに
ずらりと俯瞰できるように
配置してある。

インテーク(初回面接)で、
この中から適宜
バッテリーして使用することが
しばしばである。

*

ランチまでの
空いた2時間で、
未開封で積まれていた
ジャーナル(学会誌)と
ニュースレターを開封し、
目を惹いたキーワードを
チェックして、久しぶりに
論文を数本流し読みした。



さもありなん・・・
という研究もいくつかあり、
DUP(精神病未治療期間)
の予後研究は臨床経験と
一致していた。



*

手作りベントで
“ぼっちランチ”を済ませると、
常連のJCたちの
カウンセリングが始まった。



もう40回近い子は、
希死念慮を抱く文学少女で、
受験を前にして、
明るく振舞ってはいるものの
箱庭の作品には
相変わらず「荒涼感」が
漂っていて、作品題も
決められなかった。



それでも、
悲観的解釈だけでなく、
楽観的・建設的解釈として、
砂に埋まっている
機関車や自動車が
やがて、動き出して
走り回る「再生」の時を
信じよう・・・という気持ちになった。

***

二人のキャンセルで
三人のみのカウンセリングだったが、
それでも、一人ひとりと
全人的に対峙するので、
疲労度はさして変わりはない。

帰宅すると、
教育委員会からの通知が
ポストにあり、
来年度の「選考結果」だなと
直感したが、万が一もあるので、
恐る恐る、祈るような気持ちで
開封したら、無事、
「名簿登録」となりひと安心した。

SC職は未だに
常勤職とはならない
「非正規雇用」の単年度採用なので、
毎年、応募要項の記載や、
面接・審査があり、
そのたびに「合否」が通知されるので、
年度末の「緊張の瞬間」を
30年も味わっている(笑)。

それでも、
『人事』の「おかみ」に採用されている
とは思わずに
『神事』の「かみさま」に採用されるか、
と考えているので、
信仰心を持って『真善美聖』に依って
仕事を「信じ・愛し・楽しむ」ように
常々していれば、一年ごとに
「世と人のお役に立つ」ご用に
お使い頂けるものと信じている。

***
 
賜はりし大切なわが役柄に
 こころつつしみて
  仕へさせ給へ


たのしんで仕事なすには
 なす仕事すきにならねば
  としみじみ思ふ


生涯に一度の
 今日の役柄の奉仕に
  いのちささげゐる今


みつとめの奉仕淡々と
 出来るだけ淡々と
  われにつづけ得しめ給へ

            碧水歌

 


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