『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

名作?

2017-02-01 09:06:00 | 映画
明日は、
高校入試のⅠ期選抜なので、
今日から二日間の
オフ日となった。



毎朝、氷点下を下る
厳寒の日々なので、
風邪気味の体調が
治ってはぶり返すという
不安定な状態で、
休みの日は暖かくして
安静にしていようと思っている。

ちょっと風邪気味になっただけで
また、完治したはずの
アレルギー性皮膚炎みたいな
水泡が指に出来て
ドキリとした。

念のために
抗アレルギー薬の
クラリチンも服用している。



昨夕、
仕事帰りにツタヤに
ぶらりと寄ってみたら、
『ハドソン川の奇跡』の
予告篇をモニターで流していたので
立ち止まって観ていたら
面白そうなので、
新作料金だったが借りてきた。

もともと、
『エアポート』シリーズが好きで
全作品を観てきたので、
エア・パニック物に食指が
動かされるのも尤もであった。

原題は、
機長のニックネームである
『サリー』であった。

コクピットでの操縦シーンが
ふんだんに出てくるので、
エア物好きにはたまらないが、
時制が前後したり、
過去のエピソードを
挟んだりの編集なので、
はじめのうちは多少イラッとした。

どうして、
ドキュメント風に
時系列順に出来事を
素直に見せないのか、
なんだか
「芸術作品はこうあるべき」
みたいに、
コラージュ風に
現実、回想、懐古などを
ごちゃ混ぜに構成する手法は
好きじゃない。

それでも、さすがに
クリント・イーストウッド監督に
トム・ハンクス主演なので、
重厚感があって見応えがあった。

監督が言うように、
ほんとうに、
この奇跡を成し遂げた
人物を演じられる役者は、
トム・ハンクス以外考えられない。

B級映画の
『エアポート』シリーズでは
味わえないドラマであった。

一度、吹き替え版を観た後に、
英語と英字幕でも
観返してみたら、
おもしろい発見もあった。

かつて、日航や全日空では、
途中で操縦を交代する時には、
「I have controle」
「You have controle」
と言っていたが、
本作品では
「My aircraft」
「Your aircraft」
と言っていた。

***

高校時代に、
本気でパイロットになりたくて
宮崎県にあった航空大学の
過去問を取り寄せたことがあったが、
物理・数学が東大レベルの難しさで
まったくのお手上げであった。

そのうち目も悪くなり
パイロットになりたい、
という夢は
いつしか立ち消えてしまった。

今も、ユーチュープで
実写の離着陸シーンの
コックピット映像を
眺めたりすることがあるが、
パイロットが忙しいのは
その時だけで、水平飛行後は
何時間もが自動操縦になっている。

国際線だと座りっぱなしで、
何十時間も緊張感を保ちながら
空中の同じ風景を
視ているのだから、
けっして楽な仕事とは
言えないだろう。




婆様がホーム暮らしになったので、
止まったまんまになっていた時計を
書斎で使おうと思って
電池ボックスを開けてみたら、
ものすごい益漏れ状態で往生した。

ドライバーで丁寧にこそげ落として
サンドペーパーで電極を磨いて
電池を交換したら
ようやく動いてくれた。

傘寿記念に
老人会からもらった物だが、
金ピカでもオール・プラスチックである。
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