『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

涙す…

2021-03-23 07:01:00 | 映画
春休みで
何の予定もない平日だったので、
また、びっき沼に
遠足気分でオニギリ持って
フキノト採りに出かけた。




土湯に近づくにつれ
吾妻山が段々と
目の前に迫って来る感覚が
好きである。

ことに、この時季は、
残雪の模様が美しい。






車の計器類では、
我が家から18.3㎞、
高度558m、
きのうは
9℃であった。



おにぎりも
ウィンナーも
ラッピングしたまま
レンチンして
30分も経ってなかったので、
まだ、十分にぬくもっていた。

マグボトルには
味噌汁も入れてきた。

それをジルジルすすりながら、
まずは腹ごしらえである。





カラダもぬくもったところで、
いよいよ採集開始である。

先週にはまだ
芽吹いていなかった
クラスター・ポイントから
見て廻った。

そしたら、
三つ、四つ、ポツリポツリと
茶色い枯葉の中に
エメラルドグリーンの花が
咲いていたので
嬉しくなった。

フキノト採りは
慣れればどってことないが、
初めのうちは
山菜狩りとはいえ、
なんだか花芽を摘むのに
可哀そう感を抱いたものである。






きのうは、
毎年来てアタマに入ってる
チェックポイントすべてで
芽吹いていて
今季初の大収穫となった。

大クラスターポイントでは
もう採りきれず、
カラダがシンドくなってきたので、
ほどのいい処で切り上げた。







これだけ大量だと
うちだけでは
消費しきれないので、
叔母ちゃんとこに
お裾分けしようと思って
寄ってみたら、あいにくと
留守だったので、
玄関ドアの取っ手に
袋を縛り付けてきた。

こないだも
お裾分けしたばかりなので、
誰からのものか
気付いてくれたことだろう。






劇場で観た
『寅さん』50作目が
TV放映されたので
録画して観た。

劇場には親友のタケシと
出かけたが、
彼には前もって、
「おれ、今日、
ぜったい泣くかんね…」
と言って、持参した
タオルを見せて笑われた。

やっぱり、
大泣きしたが…(笑)。

そして、ゆんべも、
再度見て、また泣いた(笑)。

全作品を何度も
味わうように観て、
一々それに自己評論を
残してきたので、
全作を振り返るような
オムニバス構成で、
未来への含みをも残しながらの
大団円という「第50作」であった。

長期シリーズならではの手法で、
語り部のミツオの回想シーンでは
懐かしい旧作の名場面が
あちこちにカットインされて
散りばめられ、あたかも、
見る側も回想しているかのような
感情移入をしてしまう。

シリーズ後半の
サブストーリーであった
「ミツオとイズミ」の
青春の淡い恋バナ(話)が、
中年となり
互いに家庭を持つ身となって
それを懐かしく振り返りつつ、
老親や現在の自分と向き合う苦悩も
描かれていて、作品に
重みを与えていた。

国民的美少女と謳われた
ゴクミは、大柄な女性になったら
声まで低音になり、
その顔はなんだか
軟禁されたスーチーさん
そっくりに見えた(笑)。

母親役の夏木マリは
旧作のキャラのまんまで
水商売のハスッパ感がよく出ていて
さすがの演技力であった。

中年期の父親役だったのは
寺尾 聡だったが、
臨終間近の老父は、
名優の橋爪 功が演じていた。

とぼけた役柄だったが、
やはり存在感はあった。

橋爪は日本一の朗読家と
リスペクトしており、
『三国志』の100枚と
その他もろもろで
50枚ほどの朗読CDは
何度も繰り返し聴いてきた。












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