北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

苦しい状況を苦しまないために

2013-10-12 22:27:11 | Weblog

 10月上旬の三連休、夏スタイルのキャンプをするならほぼシーズン修めの頃合いです。

 娘夫婦と連休は日高方面へキャンプに行こう、と相談していたのですが、娘が風邪をひいて体調不良のため中止に。

 今年のキャンプは2回だけでした。

 この季節になると、夜はだいぶ冷え込んでくるのですが、スクリーンテントという居室テントの登場で夜の過ごし方は劇的に変化しました。

 夏の盛りは「蚊帳」として虫除けにも使えますが、寒くなれば開いたところを全部閉じて、中で暖を取れば暖かく過ごせます。

 私の場合は、ミニ炭火コンロを置いたりツーマントルのランタンを天井から吊るすことで室内を暖めて過ごします。

 秋の夜長に干物をあぶったりしながら語り合う時間はキャンプの醍醐味の一つです。


   ◆   ◆   ◆


 キャンプをしていていつも改善してほしいと思うのは、テントやスクリーンテントの取扱説明書に、張り方は書いてあるものの、撤収の仕方が書いてないこと。

「そんなの、設置の反対じゃないの?」と思うかもしれませんが、畳み方やおり方などは割ときちんとしないと、袋に入らなくなってしまうものです。

 もう一つそれに関して改善してほしいことを言えば、そもそもテントなどの袋がしばしば、きっちり畳まれている最初の状態でぴったりであること。

 店頭でテントを品定めするときは、できれば梱包されている状態を見せてもらって、袋にある程度の余裕がある方が良いと思います。

 キャンプでは、雨などの悪天候の中撤収をしなくてはならなかったりすることはままあるもの。

 最初の内は扱いに慣れていなくて、きちんと畳めないかもしれません。

 さんざん苦労して畳んだつもりが袋に入らないということになると、やりなおす羽目になったりして撤収が苦渋作業になってしまいます。

 車のスペースに余裕があれば、大きなブルーシートやビニール袋で包んだりして、濡れた道具の水が外に染み出ないようにして荷台に放り込む、ということもありえますが、そんな備えや余裕がなかったり、車の中がびしょびしょになってしまったりすることもあります。

 そんなことがキャンプをいやな思い出にしてしまうことだってあるわけで、雨の対策をスムースに気楽にやれるように備え、また練習をしてできるようになっておくことはキャンプを楽しむうえでとても大事なポイントです。

 そういう意味で、道具の方にも大いに改善を期待したいところです。


     ◆    ◆  


 苦しい状況を苦しまずに乗り越えることが楽しみを倍加させるのは人生も同じ。

 やっぱり備えと経験。

 キャンプの時間はいろいろなことを教えてくれるものです。

 じっくりと来年のキャンプの構想を練ることにいたしましょう。

 

コメント
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