朝のNHKニュースの一コマ
体操世界選手権で弱冠17歳にして床運動で金メダルを取った白井健三君がインタビューに登場していました。
体操の技の中では特に「ひねり」を得意としていて、今回の世界大会では新技の「後方伸身宙返り4回ひねり」を決め、その技は「シライ」と名付けられたのだそう。
全体を通じて自信に満ちた演技で、最後の着地よりもその前の技の方にハードルがあって、それを上手くこなせたことで最後は余裕があったとのこと。
屈託のない笑顔と共に、将来の日本体操界を背負って立つであろう若武者のデビューに、国民の熱い期待が集まっています。
しかしその舞台から降りればもう一つの顔は、現役の高校三年生。
明後日からは中間テストがあるといいます。
「苦手な科目は?」という問いかけに対して、
「数学です。赤点がでないようにしたいです」と答える白井君。
その映像を見たスタジオの男性アナウンサーは、感心したように一言。
「白井君、今度は頭をひねらないといけませんね」
ぼんやりとテレビを見ていた私と妻はその一言に爆笑。このアナウンサーのひねりは予想がつきませんでした。
NHKの今日のユーモアのセンスは高得点でした。