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駒子の備忘録

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宙海11初日雑感~カウントダウン澄輝日記

2019年04月22日 | 澄輝日記
 宝塚歌劇宙組大劇場公演『オーシャンズ11』を初日から四回連続観劇して帰京しました。
 星初演の感想はこちら、花再演の感想はこちら、外部版の感想はこちら
 原作映画は、私は映画にはまったくくわしくないのですが、ちゃんと映画館で観た記憶はあります。でも、まあこういうオールスター企画としてのハリウッド映画としてはまあまあよくできていたんじゃないの?という程度の感想で(何様だよ、ですよねホントすんません)、その世界初ミュージカル化となったこの演目に関しても、まあさすがイケコで手堅く舞台化しかつ上手くショーアップされてはいるとは思ったものの、そう何度も再演されるほどの価値がある秀作かどうかは私は疑問だけどな…という評価だったのでした。だから今回の三演決定にもあまりアガりませんでした。
 テスの職業の設定をキュレーターから歌手に改変するのは、ミュージカルとして妥当かなと思います。ホテルとなると環境破壊ないし環境保全とセットになるのはイケコの業なので、それはもうつっこみますまい。でもイレブンを揃えただけで1幕が終わり2幕はただバタバタして終わる、という構成の難にはつっこみを入れたいですし、泥棒行為に関して映画と同じことはできないにしても、手段として使用されるラスベガスのショーってこういうんじゃないんじゃないの?とは行ったことのない私ですら思うので、そこが私は何より嫌なんですよね。マジックとか、箱に女の子入れて剣を刺してアラ不思議でも生きてます、とかガラスの箱に入ったはずなのに1、2の3で消えちゃって…とかって、はたしていつの時代のイリュージョンなの? これまた観たことないんでイメージだけで言っていますけど木下サーカスとか、なんかそんなノリのショーとかマジックとか雑伎団とか、みたいですよね?
 怪傑ゾロ(笑)がそれこそゾロゾロ客席降りして目くらまし…というのも、まあある種のファンサービスとしては成立しているんでしょうけれど、これがマジック、イリュージョンとは片腹痛い…ぶっちゃけとてもダサく思えて私は気恥ずかしいんですよ、それが嫌。
 また、ピカレスク・ロマンとなると当然仇役がもっと悪いヤツでないと成立しづらいわけですが、宝塚歌劇はいうてもスターが悪役を演じるのでこの点はかなり不利ですよね。しかも今回ちゃんと観てみて改めて感じたのですが、ダニーもベネディクトも本質的には同じタイプの人間なんじゃないでしょうか。世の法律とか良識とかとは別にマイ・ルールがあって、それを良しとしているタイプ、という点で同類のアウトローなのです。手段を選びたい女であるテスには実はどちらも合わないのでは…テスがそれでもダニーを選ぶのには、だからもっと強い理由が演出できないとつらいんじゃないのかなあ。トップコンビだから、以上の何かが、まだ足りなくないですかね? ベネディクトがかわいそうに見えちゃったり、テスが調子いい女に見えちゃうんじゃダメなんだと思うんですよね。でもこの点は突き詰めすぎちゃうと、テスがどちらの男も選ばない、というのが正解、となっちゃいそうなので、難しいところではあるかなとは思います。
 でも、再演に関しアップデートしていくということなら、そういう選択肢も本当は考えなくちゃいけないはずなんですよね。イケコは今回のプログラムで、初演当時ご母堂を亡くし「軽口だが元気の出るエンターテイメントを求めて」この作品を創作した、というようなことを語っていて、そのコンセプト自体はもちろんまったく正しいし悪くないと思いますし、「ネバーギブアップ!」とか「ジャンプ!」というメッセージはいたって普遍的なものなのでそれはそれで素晴らしいのだけれど、でも一方で再演するなら時代に合わせたアップデート、ブラッシュアップは必ず必要なはずなんですよ。合わせた改変ができないなら、もう新作を考えていくべきなんですよね。
 テスは、現代に生きる若い女性なのだとして、エコロジーを学んだ大学生上がりの歌手の卵で、かつては夫が証券詐欺で稼いだ小金からライブの経費やデモテープの作成費を捻出してくれていたようですが、芽が出ず、あげく夫は逮捕され投獄され、そして次に現れたホテル王が今度は自分のホテルのショースターとして起用してくれようとしているわけですが、要するに男の庇護がないと何もできないってことなんじゃないのかとかそもそもホントに歌の才能あるのかなとか地球環境のためにする尽力ってそれで正しいのかなとか、アレコレつっこみたくなっちゃうじゃないですか。そんなリアル持ち込むなよ野暮だよって言われても、創作と現実は地続きなはずなので、まったく無視することはフェアリーが紡ぐファンタジーだとしても無理だと思うんですよね。
 でもそういう発想そのものがイケコには残念ながらないんだろうな、と思われるだけに(一方的に勝手に断じていてそれはすみませんが)、ちょっと、なんか、しょんぼりするんですよね…
 今なら、テスが違う道を選ぶとか違う男を選ぶとかの新たな物語が考えられるべきなのでは、ないのかな…
 そういう意味も含めて、再演するほどの、あるいは再演を重ねていくべき作品なのかなコレは?とは、私はちょっと言いたいのでした。

 でも、ゆりかちゃんダニーはそらカッコいいです。やっと来たスーツ姿の映える大人の男性の役、かつチョイ悪、でも惚れた女には一途で、仲間想いでもあるいい男。それは勝利。ただちょっと、想定内ではあるかもしれません。
 そしてこのダニーは、確かに女には不自由していないで来たかもしれないけれどテスにはちゃんと惚れていて、今後はもしかしたらテスのために変われる男であるようにも見えます。それはゆりかちゃんの実直さや優しさといった持ち味なのかもしれないけれど。ダニーが詐欺稼業から足を洗って額に汗して植林とかする男になれるなら、テスとの幸せな未来も想像できようというものです。
 そんなまどかにゃんテスですが、私はものすごく期待していただけに今のところ肩すかしで、やや残念な出来に思えるのでややしょんぼりなのです…先行画像もポスターもキリッとバリッとしていてともて素敵だと思ったんだけれどなあ。
 丸顔だし宙組にいると背が小さめに見えるしトップ娘役としては下級生だしで可愛子ちゃんタイプに見られがちなんだけれど、実は声も低いし芝居ができるし、ヘンにブリブリした役より強い女やしっとりした演技がハマるタイプだと思うので、テスは当たり役、一皮剥けてみせられる役になるだろうと期待していたのですよ。でも、なんかわりと、平凡だった…
 お衣装の改変がことごとく悪い方に出ているせいもあるかもしれないんだけれど、普通にやっちゃうとテスってホントしどころのない役になっちゃうんですね。そしてダニーもベネディクトもこの女のどこがいいの?ってなって作品そのものが崩壊しかねない気が今のところ私にはしちゃうのでした。今後の確変に期待したいです。まどかはデキる子、ジャンプだまどか!
 キキちゃんラスティーも想定内だったかなあ。主人公の親友、相棒役のちょっとチャラ目のいい男、なんてそりゃできるに決まってるし素敵に決まっていて…要するにもはや役不足に見えちゃうんですよ。そのあたりも、脚本がすでに甘くてスターの進化に追いついていないんじゃないの?と思える、この作品の弱点なんだと思うのです。
 ずんちゃんベネディクトは達者で素晴らしいだけに、何故「夢を売る男」を新バージョンにしてくれなかったのか、その手抜きも激しく疑問です。劇団はこの役を買っていて、ルキーニ以上のトップスター・メイカーだと捉えていると私は考えているのだけれど、だからこそ愛ちゃんをどかしてでもずんちゃんにやらせたかったんだろうと踏んでいるんだけれど、でもそうまでするなら新曲作ってあげてくれよと言いたいんですよね。ベニーからだいもんのときには変えたのに、ずんちゃんはだいもんママでいいんだ?ってなっちゃうじゃん、失礼だなあ。
 こういう雑さ、丁寧に仕事できていない感じ、手抜きが最近とみに散見される気がするのが、嫌なんです。やはり先日ちょっと提言したように、公演期間を伸ばして作家が新作にじっくり取り組める時間を捻出していかないと、先細りしていくだけなんじゃないのかな…本当に本当に心配です。
 あ、でもこのベネディクトはテスのことなんか全然愛していなくて利用価値があると思っていただけで、ネバーギブアップで次の利用できる存在を探すでしょうし、一夜の稼ぎくらいくれてやるよと嘯いて立ち直りそうなので、その懲りなさがいいし、作品を明るくしハッピーエンド感を強くしていていいなと思いました。


 さて、ここまで散々くさしてきましたが、それはそれとして今回のこの作品は、私にとっては贔屓の卒業公演なのでした。だからチケットが取り次いでいただける限り、通わないという選択肢はない公演です(ま、厳密には嘘で、あんま好きな演目じゃないしどうせチケ難で取り次がれにくいだろうと踏んで、最初からあまり申し込まず、遠征するのに観るのは梅芸星組公演、なんて連休もありますすみません)。その観点からの話をしますと、これはかなりありがたく、観甲斐のあるものになっていたのでありました。それに関しては本当に本当に感謝したいと思っています。
 以後、そんなお話です。

 フランク・カットン、かつて身内を勝たせすぎてラスベガスから追放された辣腕ディーラー。ともみん、あきらが演じてきた役。黒塗り、長髪、ナンバーあり。
 なんせあまり作品を買っていないので手元に録画を残しておらず、結局復習ができないままに初日に臨みましたが、その時点で私が持っている情報としてはだいたい以上のようなものでした。

 プログラムを読んで、まずプロローグに「FATE GUY」として出番があることは把握していたわけですが、まずは銀橋のゆりかちゃんダニーが囚人服から引き抜きでスーツ姿になるところに拍手を入れなきゃね、と思っていたところに、上手から本舞台にもうスタスタ現れるものですから、初日はもう気が気じゃありませんでした。初日は私は友会が当ててくれた上手サブセン席にいたので、ぶっちゃけド正面だったのです。出てくる順番とか立ち位置とかで類推できるというのもありますが、暗い中でもシルエットで、そして歩き方で、贔屓だとすぐわかるわけです。でもまだ暗い、だからオペラグラスで覗きたい、でもダニーに拍手しなくちゃなんないから手を空けておかなくちゃなんない、ゆりかちゃん早く脱いで!と気ばかり焦りましたすみません。
 で、引き抜き、拍手、本舞台にもライトオン! そうしたら!!
 黒タキシードに渋く光るブルーのベスト、浅黒い肌にリーゼント、ニヤリと笑うと白い歯が光る! まあセクシー!! まあタイヘン!!!
 一度引っ込んでまかキキが踊ったあと、再度あきりくが上下から出てきてシンメになりましたありがとうございますありがとうございます。その後はズラリ並んでバリバリ踊る男役さんたちが壮観! アガるプロローグはやはりいいものですね素晴らしいですね!!
 からの、プログラムでは「観光客(男)」の役名であきりく(とすっしぃさんときゃのんとららたん)のバイトがあり、ラスベガスの観光客ってまさかこんクレ!?と滾りましたがさすがにりくがピンクのワンピに着替える時間はなかったですね(^^;)。ドレスコード違反でカジノを追い出される田舎者の観光客のツアコンとして、アフロヘアにヘンな服着て、でも『王妃』のときのツアーフラッグ持っての登場でした。玲子さんはやめちゃったけど、戸川くんが金沢さんの資金援助であの会社を建て直したりしたのかしら…(笑)てかここ、千秋楽が白アフロだったら泣いていいですかね…?
 で、やっとフランクとしての登場ですが、確かカードテーブルごとセリ上がってきてライトついたら拍手だよねと身構えていたら、セリ上がりじゃありませんでした舞台奥からスタスタ歩いて出てきました、でもそのシルエットがもうすでにカッコいい…ホント贔屓目ですみません。初日は歌い終わりだけの拍手でしたが、以後の回ではすぐ登場時にも拍手が入るようになりましたありがとうございますありがとうございます。
 てか顔の素敵さにうっとりし歌声の素晴らしさに酔い身のこなしの美しさとダンスに震えてはわわわわとなっているので歌詞の意味がさっぱり頭に入ってこないのですが、男も女も理性を捨てて全額全人生貢げばいいってことでファイナルアンサー? はー、いいナンバーをありがとうございますありがとうございます。見えてませんが周りのダンサーたちもいいですよね、縁の人たちを並べてくれていますよねありがたや。
 うなじでひとつに結ったウェービーな長髪、額に落ちる一房、ヤラしい! イイ!!(笑)
 で、ダニーが現れて。「つまらん山には登らない」って言った端から「どんな山だ」って聞いちゃうのがなんかちょっといい人っぽくて微笑ましいです。むげに断りきれないのね、てかまあ退屈していたんでしょうねフランクさん。人生には恋と冒険が必要ですよね!(^^)
 並んで引っ込むときにダニーがフランクの背に当てる手が、紳士的なのがちょっとキュンとします。まかあきの微妙な距離感を感じるとも言う(笑)。だからもっとがっつりヤラしく肩抱き寄せてくれていいですよダニー!(笑笑)
 続いてエル・チョクロでの作戦会議場面、出たよ微妙にダサい私服姿…でもあきらのときにあったネッカチーフ?がなくなっただけでずっと良くなった気がします。てかデニムがホントすっきり細くて脚が長いので、むしろなんかちょっとお洒落に見えますよね。というかこの謎のウェスタン・スタイルなフランクさんは、アフリカン・アメリカンではなくてむしろネイティブ・アメリカンなのではないかしらん? ラモーン・エスカランテというのはヒスパニック系の偽名なのかもしれませんが、なんかインディアンっぽい本名も持っていそうです。
 椅子をソールに取られて憮然としつつ、もうひとつ取りに行く様子もいじらしいし、ラスティーに電気を消してくれと言われて身軽に立つ姿も愛しいし、そらライナスが入ってきて椅子につまずいて転んだらさっと電気をつけるのもデキる男っぽくてキュンキュンします(笑)。てかもうなんでもいい、肩すくめるのも苦笑いするのももうなんでもカッコいい。
 ここからの「JUMP!」の流れは、要するに男の子たちのわちゃわちゃ、ってだけなんですけど、やはり胸アツになりますね!
 パラディソのディーラーとして働き始めたらベストが銀と黒になって、これまたお洒落。胸元の名札すらお洒落。てかコレ缶バッジにして会販していただきたい。
 そこからはちょいちょい舞台に出ていてお客役の下級生たちと絡んでいるんですけど、どんな話をしているんでしょうねときめくわ。とても営業スマイルなだけとは思えないめっちゃいい笑顔してますよね。てかフランクさんと仲良くなる掃除のおばちゃんになりたいわ(お姉さんと言わせなさいイケコ、とは思うけれども)。テスが離婚届の話をすると動揺してカードばらまいちゃうのも超キュート(笑)。カードテーブルとセットのアクリルスタンド作ってほしいです(笑笑)。
 ソールの演技指導を経て、実際の演技の機会はそらライナスが変装した賭博委員に摘発されるくだり。別れた女房と養育費を払い続けている子供というのは、はたして実在するのでしょうかヤダわときめくわ!
 そのあとはりんきら、りく(ともえこ)とでオケピットから顔を出して、地下に潜るキキちゃんラスティーをからかうんだが励ますんだか、なくだり。懐中電灯がちゃんと真下から当てられていなくて、全然ホラーにできてないのもまた愛しいです。
 怪傑ゾロの客席降りは上手から。てかどなたかがつぶやいていましたが、ファンだと「俺だ!」の一言台詞で顔が隠されていてもだけが誰だかすぐわかるので、「ダニーはどれ!? わからないわ!」なんてならない、ってのがむしろおもしろいですよね。銀橋でベネディクトに順に首実検されていくときに、トランプ片手にめっちゃいい笑顔してみせるのがツボです。そんなキャラじゃないはずなんじゃないのフランクさん…
 あとはもうラストかな。りくバシャーがチャラくまどかテスを迎えて、でもフランクさんは品良くニコニコしているだけなのがいいですよね。やはり別れた女房に操を…(^^;)ダニーが離婚届にサインしようとするのを本気で心配して焦るようなのもいい。分け前、何に使うのかしら…別れた奥さんに会いに行って謝るのに遣うのでしょうか、ああ萌える。


 そしてフィナーレですよ!!!
 オーシャンズあるあるだったヘンなヒップホップは今回はないと聞いてはいましたが、娘役群舞のラストに大階段を下りてくる男役たちのセンターがずんあきでおおおおぉ、と震えましたよね。ここもプロローグと同じ髪型で(まあいつもの定番とも言える)、でも浅黒い肌にピンクのジャケットが映えて(全体としてはやや微妙に思えなくもないお衣装なのだけれど…なんかオーバーサイズの流行りの取り入れ方が違うんじゃないですかね???)、ニヤリと笑うは口開けるはのけしからん仕草で「FEVER」に乗って粋にまた気だるげにでもカッコ良くバリバリ踊ってくれて、大満足です。
 ゆりかちゃんが抜けてキキちゃんセンターになってからは、上手グループのトップをりくが下手グループトップをあっきーが務めるピックアップがあって、これは前楽から拍手入るヤツ、千秋楽はピンスポ当たるヤツ…!とさらに震えました。
 からの、宙組では最近意外となかった男役銀橋ズラリ! 上手先頭にしていただいていて本当に感無量でした。
 さらにさらにパレード、歌手メンバーにいるのはプログラムで確認していて、でもひとりではさすがに降ろしてもらえないだろうなせーこあきりくかなと思っていたらそのとおりで、でもせーこが先にお辞儀して一拍置いてからのあきりくお辞儀で、ここでもう一段階拍手のギアが上がるようになっていて、もうもうありがとうございますありがとうございます、です。
 さらにさらにさらにラインナップ、一度袖に引っ込んでいたあっきーがずんちゃんと並んでスタスタ戻ってきたな思ったら、お辞儀を終えて戻るすっしぃさんのさらに先へ、なんと内側へ入るじゃないですか…! そしてすぐ、降りてきているゆりかちゃんを見上げる、その横顔の美しいこと!!
 さすがに涙腺決壊しかけましたね、結局しなかったんですけど。やっぱりまだ泣いてないんですよ泣けていないんですよ、でも本当に本当に嬉しかったです。なんせしばらくずっとこの扱いをしてもらえていませんでしたからね。下手ではせーことりくがあおいちゃんの内側にちゃんといました。それでこそ、ですありがとうございますありがとうございます。
 ここでもピンクのタキシードが浅黒い肌に映えて、そういえば『王家』の黒塗りのときもフィナーレの変わり燕尾はピンクだったな、と懐かしく思い出に浸りました。
 ショーのある公演での卒業して餞の場面があるのが理想だったけれど、今回の枠の中ではまずまずきちんと扱ってもらえていて、とにかく安心しましたし本当に嬉しかったです。当然だろう、とかは言いません。本当に本当にありがたいです。
 ま、でもやっぱり四回続けて観ると穴も本当に見えてきて飽きを感じる場面もあって、エンドレス・フィーバーなだけでもいいなとか思っちゃったりもするんですけれど、このあとはダブルもしないし長逗留もしないし、そのたびに新鮮に楽しく通えそうで、一安心ています。中の人はまだまだバタバタで卒業をきちんと噛みしめる暇もなさそうに見受けられましたが、とにかく身体を大事にして、がんばって楽しんで幸せに走り抜けてくれるといいなと切に願っています。
 私にできることがあれば、できるだけするつもりです。引き続き、ここでうだうだ語るのにおつきあいいただけたら嬉しいです。






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