去年の『シェイクスピアイズ』元日初日遠征に続いて『グラカル』元日初日遠征という、まさかの二年連続ムラ年越しで始まった2017年でしたが(そしてこの年末もムラなんだけど!笑)、今年も元気に楽しく劇場に通いました。ちなみに去年の総括はこちら。
観劇回数は139回、去年より6回減。9割が宝塚歌劇、7割が宙組かなあ。バレエ、オペラ、歌舞伎、クラシック・コンサートには全然行きませんでした、反省。来年はもう少しいろいろ観たいです。
外部で印象的だったのは『危険な関係』かなあ。本当に観ていてワクワクしました。『子供の事情』も素晴らしかったですね。大空さんなら『円生と志ん生』。来年の『人形の家』も楽しみです!
『君が人生の時』とか『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』みたいな、ラストのラストにどかんと来る形のお芝居も印象深いです。
あと『あさひなぐ』がよかったのも思い出深い! 周りで観られている人が全然いませんでしたが、単なるアイドル舞台として片付けるにはクオリティが高すぎたと思います。観られてよかった!
観劇納めはまさかのサンリオピューロランド『不思議の国のハローキティ』でした。来年1月末日で千秋楽というので年末にいそいそと出かけてきたのですよ。以前、別の演目のDVDを確かミロワールさんで見せていただいて、すごくちゃんとしているミュージカルだったしフィナーレが完全に宝塚仕様だったので、いつか生で観てみたいとずっと思っていたのでした。
ややネタバレになりますが、お話は、白兎と出会ったキティがアリスと間違われて…というもので、おお珠ちゃぴやんとか思っていたのですが、赤の女王が夫の心を取り戻すためにアンチエイジングに励んでいたり、ハートを失くしてジャックとまさかの不倫展開になりかけたりで、「おいおいイケコ、ファミリー・ミュージカルじゃなかったの!?」と悶えつつも爆笑し、されでも素晴らしい歌唱とダンスに感心しているうちにあれよあれよとラストは家族愛を歌い上げて大団円、というものすごいもので、さらにそこからまさしく正しいフィナーレが始まったのでもう大悶絶でした。
ロケットの次に男役群舞、センターはダニエルで紫のスパン燕尾でビシビシ踊り、キメに指差しまでもらってキャーッ!となったところに赤いスパン燕尾のキティ・ザ・トップスターが大階段に登場! 下手袖から赤いスパンドレスのミミィがスススと躍り出て始まるデュエダン、そしてママのエトワールから始まるパレード…! カンペキでした、大満足!!
キャラクターものにあまり興味がない私ですが、それでもランド自体もとてもおもしろく、みっちり一日いちゃいました。もちろんメインの客層は家族連れなんだけれど、もう少し空いている時期や時間を選んでまたゆっくり行きたいなと思ったくらいだったのでした。なんせいろんな組カラーグッズがあるのが楽しいんですよ!(笑)
というワケで、今年は宝塚歌劇ならやはり『AfO』がベスト・ワンですかね。これと同じレベルで一幕ものができれば、それが私が宝塚歌劇に求めるベスト・オブ・ベストかもしれません。私は宝塚歌劇の本公演は二本立てが基本スタイルだと思っているので、一本ものはそれだけでやや減点なのです。また、好みとしては柴田ロマン悲劇が好きなのですが、やはりハッピーエンド活劇ラブコメというエンタメ性は高く評価したいのです。
あとは別箱公演では原作未読で臨んでしまった分ちょっとあわあわ観てしまってもったいなかった、複数回観たかった『阿弖流為』を挙げたいです。あやなキターーー!!!ってのも大きかったです(笑)。でもまだ大丈夫(大笑)。
贔屓ラブ活動の今年の三大思い出は、『王妃の館』大劇場初日の「やられたらやり返チュー」に湧いたどよめきと拍手、『AM』東京前楽会総見での会席みんなでの「あっきー!!!」の掛け声、『神クラ』東京公演のある日の楽屋入り待ちで「来週からもっと寒くなりますよ」と、脅かすのではなくただ正しい情報をあらかじめお教えするので防寒に努めてくださいねというつもりで言ったのに「やだぁ」とタダこねられたこと…ですかね(笑)。ゆるゆるふわふわ平和だなあ。今年も笑顔いっぱいの幸せな一年でした。
映画は『メッセージ』と『ドリーム』が印象的でした。本はヴォルコシガン・サーガの完結が最大トピックかな。『名誉のかけら』から、あるいは『戦士志願』から、あるいは『自由軌道』から始まるロイス・マクマスター・ビジョルドの一大スペースオペラ・シリーズで、創元SF文庫から刊行されています。『バラヤー内乱』は何度読み返しても本当に萌えて燃える心の1冊です。私はいつどうして出会ったんだったかなあ…とにかく足掛け10年くらい読んできたと思います。
年明け、仕事始めだよという日に人生初のインフル罹患が発覚して長い冬休みになったり、久々の海外出張があったり、でも海外旅行は行けなかったり、仕事では去年大きな異動をしたのに同じ部署内とはいえまたずいぶんと大きな担当業務の変更があったり、まあまあいろいろありましたがそれでも楽しい一年でした。
おかげさまで家族も元気で健康で、お友達ともたくさん遊び笑い食べて呑んで語って、新たな出会いもあって、充実していました。
来年はまたまた台湾遠征もありますし(笑)、南の島にも行きたいし、去年の異動から忙しくて行けていないソシアルダンス教室通いも再開したいし、ウォーキングとラジオ体操を復活させてダイエットにまた励みたいし、宝塚歌劇は引き続き全演目観たいです(今年は無事に達成できました)。おもしろい本や映画にもたくさん出会いたい。豊かに、元気に生きたいです。
でも年明け早々から『ポー』でまた熱く暴れていたらすみません…(^^;)
いつも読みに来てくださるみなさま、コメントをくださるみなさま、ありがとうございます。来年もぼちぼち更新ですががんばります、おつきあいいただければ幸いです。みなさまにも実り多き一年となりますようお祈りします。そして世界も少しでも良いように変化しますように。できることはがんばりたいです。なんせ長生きする気満々ですからね!(笑)
良いお年をお迎えください。
観劇回数は139回、去年より6回減。9割が宝塚歌劇、7割が宙組かなあ。バレエ、オペラ、歌舞伎、クラシック・コンサートには全然行きませんでした、反省。来年はもう少しいろいろ観たいです。
外部で印象的だったのは『危険な関係』かなあ。本当に観ていてワクワクしました。『子供の事情』も素晴らしかったですね。大空さんなら『円生と志ん生』。来年の『人形の家』も楽しみです!
『君が人生の時』とか『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』みたいな、ラストのラストにどかんと来る形のお芝居も印象深いです。
あと『あさひなぐ』がよかったのも思い出深い! 周りで観られている人が全然いませんでしたが、単なるアイドル舞台として片付けるにはクオリティが高すぎたと思います。観られてよかった!
観劇納めはまさかのサンリオピューロランド『不思議の国のハローキティ』でした。来年1月末日で千秋楽というので年末にいそいそと出かけてきたのですよ。以前、別の演目のDVDを確かミロワールさんで見せていただいて、すごくちゃんとしているミュージカルだったしフィナーレが完全に宝塚仕様だったので、いつか生で観てみたいとずっと思っていたのでした。
ややネタバレになりますが、お話は、白兎と出会ったキティがアリスと間違われて…というもので、おお珠ちゃぴやんとか思っていたのですが、赤の女王が夫の心を取り戻すためにアンチエイジングに励んでいたり、ハートを失くしてジャックとまさかの不倫展開になりかけたりで、「おいおいイケコ、ファミリー・ミュージカルじゃなかったの!?」と悶えつつも爆笑し、されでも素晴らしい歌唱とダンスに感心しているうちにあれよあれよとラストは家族愛を歌い上げて大団円、というものすごいもので、さらにそこからまさしく正しいフィナーレが始まったのでもう大悶絶でした。
ロケットの次に男役群舞、センターはダニエルで紫のスパン燕尾でビシビシ踊り、キメに指差しまでもらってキャーッ!となったところに赤いスパン燕尾のキティ・ザ・トップスターが大階段に登場! 下手袖から赤いスパンドレスのミミィがスススと躍り出て始まるデュエダン、そしてママのエトワールから始まるパレード…! カンペキでした、大満足!!
キャラクターものにあまり興味がない私ですが、それでもランド自体もとてもおもしろく、みっちり一日いちゃいました。もちろんメインの客層は家族連れなんだけれど、もう少し空いている時期や時間を選んでまたゆっくり行きたいなと思ったくらいだったのでした。なんせいろんな組カラーグッズがあるのが楽しいんですよ!(笑)
というワケで、今年は宝塚歌劇ならやはり『AfO』がベスト・ワンですかね。これと同じレベルで一幕ものができれば、それが私が宝塚歌劇に求めるベスト・オブ・ベストかもしれません。私は宝塚歌劇の本公演は二本立てが基本スタイルだと思っているので、一本ものはそれだけでやや減点なのです。また、好みとしては柴田ロマン悲劇が好きなのですが、やはりハッピーエンド活劇ラブコメというエンタメ性は高く評価したいのです。
あとは別箱公演では原作未読で臨んでしまった分ちょっとあわあわ観てしまってもったいなかった、複数回観たかった『阿弖流為』を挙げたいです。あやなキターーー!!!ってのも大きかったです(笑)。でもまだ大丈夫(大笑)。
贔屓ラブ活動の今年の三大思い出は、『王妃の館』大劇場初日の「やられたらやり返チュー」に湧いたどよめきと拍手、『AM』東京前楽会総見での会席みんなでの「あっきー!!!」の掛け声、『神クラ』東京公演のある日の楽屋入り待ちで「来週からもっと寒くなりますよ」と、脅かすのではなくただ正しい情報をあらかじめお教えするので防寒に努めてくださいねというつもりで言ったのに「やだぁ」とタダこねられたこと…ですかね(笑)。ゆるゆるふわふわ平和だなあ。今年も笑顔いっぱいの幸せな一年でした。
映画は『メッセージ』と『ドリーム』が印象的でした。本はヴォルコシガン・サーガの完結が最大トピックかな。『名誉のかけら』から、あるいは『戦士志願』から、あるいは『自由軌道』から始まるロイス・マクマスター・ビジョルドの一大スペースオペラ・シリーズで、創元SF文庫から刊行されています。『バラヤー内乱』は何度読み返しても本当に萌えて燃える心の1冊です。私はいつどうして出会ったんだったかなあ…とにかく足掛け10年くらい読んできたと思います。
年明け、仕事始めだよという日に人生初のインフル罹患が発覚して長い冬休みになったり、久々の海外出張があったり、でも海外旅行は行けなかったり、仕事では去年大きな異動をしたのに同じ部署内とはいえまたずいぶんと大きな担当業務の変更があったり、まあまあいろいろありましたがそれでも楽しい一年でした。
おかげさまで家族も元気で健康で、お友達ともたくさん遊び笑い食べて呑んで語って、新たな出会いもあって、充実していました。
来年はまたまた台湾遠征もありますし(笑)、南の島にも行きたいし、去年の異動から忙しくて行けていないソシアルダンス教室通いも再開したいし、ウォーキングとラジオ体操を復活させてダイエットにまた励みたいし、宝塚歌劇は引き続き全演目観たいです(今年は無事に達成できました)。おもしろい本や映画にもたくさん出会いたい。豊かに、元気に生きたいです。
でも年明け早々から『ポー』でまた熱く暴れていたらすみません…(^^;)
いつも読みに来てくださるみなさま、コメントをくださるみなさま、ありがとうございます。来年もぼちぼち更新ですががんばります、おつきあいいただければ幸いです。みなさまにも実り多き一年となりますようお祈りします。そして世界も少しでも良いように変化しますように。できることはがんばりたいです。なんせ長生きする気満々ですからね!(笑)
良いお年をお迎えください。