企画としては「MORNING」がもちろん一番いいと思います。素顔(に思えるようなもの)をファンは見たいのだと思うから。
ただし煙草は私には余計に感じられました。この煙草は「男」の記号としての演出だったように感じられたから、なのだけれど、それは私が古い人間だから?
私には周りに煙草を吸う人があまりいません。かつて父が吸っていましたが、私が小学生くらいのころにはやめてしまったし。弟も彼氏も吸わない。
男職場にいたころは同僚や仕事相手に吸う人が多かったけれど、女職場に移ってもう10年、今は後輩のひとり(女性)が吸いますが、職場では喫煙ルームが吸うようになっているし、だから煙草が身近な存在としては感じられません。
喫茶店やレストランでは分煙していてくれていたほうが嬉しいし、当然禁煙席に入ります。煙草の煙は煙いと思うし、受動喫煙したくないから、歩き煙草とか本当に憎いです。
かっこよさのイメージとしての煙草の役割もそろそろ古くなってきているのではないか、とすら思います。
だから、ここでこの人が煙草を吸う(正確には火をつけて銜える)絵があっても、当然萌えなかった。
かっこいいイメージは得られず、「男」のイメージは受信しました。でも私はこの映像は、大空さんが演じているになんらかの男性キャラクターとの朝のひととき、として楽しみたかったのではなく、大空祐飛その人との朝のひとときとして見たかったのですよ。
大空祐飛は男役であって男ではない。だから男の記号としての煙草を持つ必要性は私には感じられず、違和感を持ったわけですね。
そして煙草がかっこいいというイメージも私にはもはやあまりないので、本人が単に「吸う人、吸う女」としているのだとしても、やはりあまり素敵には思えないのでした…
続く「DANDISM」での煙草はいいんですよ、これはベタベタなイメージの中での小道具だから。暗黒街、スーツ、コート、ソフト帽ときたら煙草なんです。それはいいんです。
でも、朝起きたらそこにいる人は別に煙草を吸う男の人でなくてよくて、煙草を吸うかっこいい女でもなくてよくて、ただの大空さんでよかったの。ただの大空さんがよかったの。だから煙草はいらないの。
もちろん本人が煙草を吸う人だという事実があってそれを知ったのなら、それはそれで平気で好きになるしかっこいいとすら思うバカなファンですよ私はね。でも現状は知らない、だからいらなかったと思うのです。
あとは演出的に、目覚めてすぐぱっと起き上がるより、写真集でもそうでしたが眠そうだったり不機嫌そうだったりして最後の最後に笑う…みたいな方が萌えたかもしれない、というのはありますが、まあそれは好みの問題だからいいや。
「HERO」はスタッフの自己満足にすぎると思いました。少なくとも動かなさすぎ。殺陣とかやらせるといろいろアレなので(オイ)それはパスするにしても、なんらかの芝居をつけてほしかった。
傷ついて倒れているらしいところから立ち上がっているらしい、くらいの動きでもいいよ。ただ突っ立ってるだけじゃ絵と同じだと私は思いました…
物語がない、ドラマがない。ああもったいない。
インタビューとドキュメンタリーはこんなものでしょう。
柴田先生のインタビューは不満。せっかく時間を取ってもらって語ってもらったのだから、もっと具体的な話が聞きたかった。
たとえば『大江山花伝』と『誰がために鐘は鳴る』について、初演の役者との違いや演出の変更点について。
たとえば『あかねさす』や『コルドバ』について、歴代キャストとの違いについて。
ああもったいない。
Disk2は…まあ私が古いファンだからということもありますが、新しいファンだって昔のものは観ていないのだから余計に、もっと昔のものも見せてほしかった。
スカステの『はじまりの時』に「こんな場面に出てました」みたいなコーナーがあったかと思いますが、ああいうのね。役がつき始めたくらいのときから、それこそたくさんやってきたんだから、ちょっとずつでもさらって欲しかった。
トップ就任以降も、どうせなら主題歌のPVみたいな編集にするとよかったのに…『カサブランカ』の前半がちょっとそんな感じでしたが。舞台をダイジェスト編集するなんてまず無理だし、いい場面をさらうだけでも尺は取るんだから、歌を一曲流しっぱなしにしている間にイメージビデオふうに映像をつなぐと良かったと思うんですよね。
主題歌集DVDでもそういう映像編集はしていないから、そういうのが観てみたかったな…
ショーの場面の抜き方はあのセレクトでいいのかとかだからなんなんだとかいう気がしたので、これも不満。主題歌+イメージ映像のPVにしてほしかった。それか、販売DVDとも別アングルの大空ヴィジョンにするか。でなきゃ目新しさがないじゃん…
パレードコレクションはおもしろかった。つなぎ方も気が効いていました。
ファンだからおとなしく買うんですが、言いたいことは言いますすみません。
もちろんこれで大満足という方も多くいらっしゃるでしょうからただのわがままというか個人の好みの押し付けとかかもしれませんが、でもアイディアとして言っておきたかったのです。
ただし煙草は私には余計に感じられました。この煙草は「男」の記号としての演出だったように感じられたから、なのだけれど、それは私が古い人間だから?
私には周りに煙草を吸う人があまりいません。かつて父が吸っていましたが、私が小学生くらいのころにはやめてしまったし。弟も彼氏も吸わない。
男職場にいたころは同僚や仕事相手に吸う人が多かったけれど、女職場に移ってもう10年、今は後輩のひとり(女性)が吸いますが、職場では喫煙ルームが吸うようになっているし、だから煙草が身近な存在としては感じられません。
喫茶店やレストランでは分煙していてくれていたほうが嬉しいし、当然禁煙席に入ります。煙草の煙は煙いと思うし、受動喫煙したくないから、歩き煙草とか本当に憎いです。
かっこよさのイメージとしての煙草の役割もそろそろ古くなってきているのではないか、とすら思います。
だから、ここでこの人が煙草を吸う(正確には火をつけて銜える)絵があっても、当然萌えなかった。
かっこいいイメージは得られず、「男」のイメージは受信しました。でも私はこの映像は、大空さんが演じているになんらかの男性キャラクターとの朝のひととき、として楽しみたかったのではなく、大空祐飛その人との朝のひとときとして見たかったのですよ。
大空祐飛は男役であって男ではない。だから男の記号としての煙草を持つ必要性は私には感じられず、違和感を持ったわけですね。
そして煙草がかっこいいというイメージも私にはもはやあまりないので、本人が単に「吸う人、吸う女」としているのだとしても、やはりあまり素敵には思えないのでした…
続く「DANDISM」での煙草はいいんですよ、これはベタベタなイメージの中での小道具だから。暗黒街、スーツ、コート、ソフト帽ときたら煙草なんです。それはいいんです。
でも、朝起きたらそこにいる人は別に煙草を吸う男の人でなくてよくて、煙草を吸うかっこいい女でもなくてよくて、ただの大空さんでよかったの。ただの大空さんがよかったの。だから煙草はいらないの。
もちろん本人が煙草を吸う人だという事実があってそれを知ったのなら、それはそれで平気で好きになるしかっこいいとすら思うバカなファンですよ私はね。でも現状は知らない、だからいらなかったと思うのです。
あとは演出的に、目覚めてすぐぱっと起き上がるより、写真集でもそうでしたが眠そうだったり不機嫌そうだったりして最後の最後に笑う…みたいな方が萌えたかもしれない、というのはありますが、まあそれは好みの問題だからいいや。
「HERO」はスタッフの自己満足にすぎると思いました。少なくとも動かなさすぎ。殺陣とかやらせるといろいろアレなので(オイ)それはパスするにしても、なんらかの芝居をつけてほしかった。
傷ついて倒れているらしいところから立ち上がっているらしい、くらいの動きでもいいよ。ただ突っ立ってるだけじゃ絵と同じだと私は思いました…
物語がない、ドラマがない。ああもったいない。
インタビューとドキュメンタリーはこんなものでしょう。
柴田先生のインタビューは不満。せっかく時間を取ってもらって語ってもらったのだから、もっと具体的な話が聞きたかった。
たとえば『大江山花伝』と『誰がために鐘は鳴る』について、初演の役者との違いや演出の変更点について。
たとえば『あかねさす』や『コルドバ』について、歴代キャストとの違いについて。
ああもったいない。
Disk2は…まあ私が古いファンだからということもありますが、新しいファンだって昔のものは観ていないのだから余計に、もっと昔のものも見せてほしかった。
スカステの『はじまりの時』に「こんな場面に出てました」みたいなコーナーがあったかと思いますが、ああいうのね。役がつき始めたくらいのときから、それこそたくさんやってきたんだから、ちょっとずつでもさらって欲しかった。
トップ就任以降も、どうせなら主題歌のPVみたいな編集にするとよかったのに…『カサブランカ』の前半がちょっとそんな感じでしたが。舞台をダイジェスト編集するなんてまず無理だし、いい場面をさらうだけでも尺は取るんだから、歌を一曲流しっぱなしにしている間にイメージビデオふうに映像をつなぐと良かったと思うんですよね。
主題歌集DVDでもそういう映像編集はしていないから、そういうのが観てみたかったな…
ショーの場面の抜き方はあのセレクトでいいのかとかだからなんなんだとかいう気がしたので、これも不満。主題歌+イメージ映像のPVにしてほしかった。それか、販売DVDとも別アングルの大空ヴィジョンにするか。でなきゃ目新しさがないじゃん…
パレードコレクションはおもしろかった。つなぎ方も気が効いていました。
ファンだからおとなしく買うんですが、言いたいことは言いますすみません。
もちろんこれで大満足という方も多くいらっしゃるでしょうからただのわがままというか個人の好みの押し付けとかかもしれませんが、でもアイディアとして言っておきたかったのです。