goo blog サービス終了のお知らせ 

駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

goo blogが今年の11月にサービス終了となるそうです…

2025年04月21日 | 日記
 スマホ仕様でもアナウンスが出ているかと思いますが、21年間のこのサービスが終了となるそうです。
 こちらでの初めての記事はこちら。というか、引っ越したらこういうブログ内リンクも全部パアになるんだろうなあ、そこは書き換えられませんよねえぇ…はあ、めんどい(><)。
 ここにも書きましたように、かつてホームページビルダー(!)で作った個人サイト(!!)にあった観劇の感想や読書記録といった日記パートをこちらに移植して、更新し続けてきました。長らくお世話になりました…サービス終了は本当に残念ですが、無料で使わせていただいてきたものでもあり、嫌だのなんだのの文句は言えません。Amebaかはてなブログへの引っ越しが推奨されているようですので、今のところ何人かやっているお友達がいるはてなを検討しています。慣れるまで時間がかかるでしょうが、なんとか夏をメドにがんばって引っ越しまして、またお知らせしますので、しばらくはこちらで、そして引き続き引っ越し先にも読みにいらしていただけると嬉しいです。
 あまりコメントもなく、静かな運営のブログですが(笑)、それなりに訪問いただいているようではありますので…ありがたや。自分のための備忘録とはいっても、読んでくださっている妖精さんのような方々の存在が支えになってもいるのです。
 本当にここはまさしく備忘録にしていて、自分が一番活用していて、ここに書いたら安心して忘れられる、そして何かあったらここを検索して思い出す…そういう、脳の記憶パートの外付けHD扱いで激愛用しているのです。ここがないと私はやっていけません…なのでホントは有料レンタルサーバーとかも検討すべきなんでしょうけれど、めんどそうなのとケチなもので決心がつかず、すみません…この次にまたサービス終了の憂き目に遭ったら、そのときこそ検討するかもしれません。
 思えば、どこだったか忘れましたが別のサービスでかつて韓流ブログもやっていて(「トモトモのヨンヨン日記」のちに「トモトモの韓流侃々諤々」にタイトル変更)、そこがサービス終了となったときには、まあ仕方ないか、と引っ越しもせずそのままにしちゃったんですけど、今でももったいなかったな、と後悔しているのです…ソウル旅行記や韓ドラ感想記はそれはそれで記録性もあり、貴重だったなと今にして思うので。前半は確かプリントアウトを取っていて、実家にファイリングしてあるはずなのですが…(こういうところは変にマメなのです)
 韓ドラ視聴はコロナ渦をきっかけにまた再開して、ここでも記録しているわけですが、特に観劇と読書は死ぬまで続けるつもりの趣味なので、このブログは手放さず、なんとかしていきたいと考えています。
 引き続き、よろしくお願いいたします。引っ越し、マジでがんばります!!!(><)














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韓流侃々諤々neo 17『マイ・ミリタリー・バレンタイン』

2025年04月13日 | 日記
 2024年ViKi、全12話。原題は『血が燃える恋愛』。BSフジで全8話で見ました。こういう英題だったのかなあ? バレンタイン・デーなんて関係あったっけ…単なる邦題だとしたらどーいうセンスなんだ……

 主人公はキム・ミンソク演じるロイド、韓国のアイドルスター。ヒロインはナム・ギュリ演じるペク・ヨンオク、北朝鮮の兵士。南北統一を目指して非武装地帯に作られた、南北市民が暮らす平和都市を舞台にしたラブロマンスでした。チャラい南の男とクールな北の女兵士、というベタベタな設定で、カットや編集がだいぶランボーなせいもあって「なんでそーなる!?」というところも多々ありましたが、キャラが良くてエピソードのディテールもなかなか良くて、楽しく見てしまいました。
 でもずいぶんと短いテレビシリーズだったんですね、最近は全部が全部20話が基本、ってこともないのだなあ…
 しかし韓ドラはこうやって手を変え品を変え、ファンタジーだろうとなんだろうと南北問題を扱い続けているわけで、もちろんかなり時間が経っていて真剣に考えている人は減り続けているのかもしれませんが、やはり多くの人々にとって大きな問題として常に頭の片隅にあるものなんだろうなあ…と思います。世界平和の達成を願ってやみません…






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ふらり、ひっそり、ひとり。旅 その18/和歌山県

2025年03月30日 | 日記
 アドベンチャーワールドがメインのツアーにひとり参加して、南紀白浜を訪れてきました。いつものツアーと違って家族連れ参加が多くて驚きました。家族で行くなら個人手配でレンタカーとか借りた方がいいのでは…とか思ったので。まあ、旅の方法はいろいろですね。私も四半世紀ほど前に、それことホテル川久とアドベンチャーワールド、というベタなデート旅行を個人手配でしたものです…(笑)

 というわけで、そんなに早くない時間に羽田空港第一ターミナル集合。ただし使用機材到着遅れで、飛行機は20分ほど押して出発しました。
 南紀白浜空港までは伊丹以上にすぐで、上がったと思ったらもう下がる、みたいな感じでした。ほぼ寝ていた気がします。
 着いたら天気予報どおりの横殴りの雨で、空港出口から観光バス乗り場までの道には一応屋根がありましたが、まったく役に立たずずぶ濡れになって乗車…15分ほどですぐに千畳敷に到着。一応記念撮影でも…と降り立ちましたが、折りたたみ傘がおちょこになって吹っ飛び、構えたスマホも飛んで転がる雨風で、早々に退散。
 次は梅干館なる工場に寄りましたが、週末で人のいないところの工場見学で残念…お土産物コーナーで梅のふりかけなど購入。
 夕方早めに、紀州みなべ千里浜温泉のリゾートホテルに入りました。中は広くてそれなりに豪華でよかったんですけれど、外装にまったくお金をかけていない建物で、病院とも思えないただの白いビルだったのには鼻白みました…
 サブベッドでもない完璧なトリプルルームのシングルユースでした、ありがたや。
 早速地下の大浴場へ。湯上がりスペースが広々とある、とてもゴージャスなお風呂でした。露天風呂も、岩風呂ふうだの檜ふうだのいろいろあっていい感じ。パラパラ落ちる雨を浴びながら、ゆっくり浸からせていただきました。
 夕食はバイキング。まあまあでしたが、ダイエット中だったためあっさりめに…食休みのあと再度大浴場に行って、ゆっくり髪と身体を洗って、お部屋でゴロゴロして就寝。
 お風呂の男女入れ替えはなかったので、朝風呂はパスしてギリギリまで寝て、7時起床。バイキングの朝食をこれまた簡単に済ませて、8時出発。嵐は去って、晴天でした。
 まずは三段壁へ。晴れて海の青さが素晴らしく、しかし風はまだ強くて吹っ飛ばされそうなスリルがある中を崖先までお散歩しました。足湯は工事中でお休みでした。
 その後は白良浜へ。ホントに真っ白な美しい砂浜で、ここでもお散歩を堪能できました。
 そして観光バスはアドベンチャーワールドへ。配られた入場券に描かれた動物イラストは、私の分は馬でニヤリとしました。いやパンダとかイルカとかがスターなんだろうけど、ね!
 2時間半の自由行動だったので、まずはまっすぐパンダラブへ。パンダは朝のうちが活動が旺盛だと聞いていたので…で、いました二頭とももぐもぐタイムでした! 何故白黒だというだけでただの熊なのに可愛いんだパンダ、悔しいよ…! 芋洗いのお客に飲まれながらもなんとかスマホでパンダを劇写して、満足。
 その後はホースキャンプで馬を眺め、ふれあい広場だのふれあいの里だのはどうも工事中のようだったので、海獣館とおみやげ屋さんを覗いてから、開演時間を調べておいたビッグオーシャンのイルカショーへ行きました。
 でもなんか、イルカのコンディションがあまり良くなかったのか、はたまた毎度こんなもんなのか、ショーとしてはかなり盛り上がりに欠けた気がしました…飼育員さんたちのアクションはすべてイルカたちへの指示になってしまうんでしょうから、それとは関係ない司会キャラみたいな人を立てて、もっと客席に今何をやっているのか、それの何がすごいのか、これからどんなものが観られるのかなどを解説してショーアップしないと、観客はけっこうポカーンとしちゃうんですけど…というのが、ステージワークにうるさい私の意見です(笑)。
 その後は、サファリワールドを一周できる遊歩道のウォーキングサファリへ。30年ほど昔、ケニアのマサイマラ国立公園に行ったことがあって、そのときもう一生分のシマウマとヌーを見た、と思ったものでしたが、またシマウマだのキリンだのサイだのを見られると、それはそれでテンションが上がるのでした。けっこう起伏があって、一時間弱のコースでしたが良き運動になりました。
 プレイゾーンの観覧車やジェットコースターは強風のために運転中止でしたが、エンジョイドーム内の屋内コースターはやっていたので貸しきりで乗車。ちまちま動いてなかなかスリリングで、楽しゅうございました。50すぎてもジェットコースターが好きだし乗れるんですよ…!
 帰り際に再度パンダラブを覗いたら、もうお昼寝タイムでした。お客もまばらになっていました。でも丸まって寝転んでる姿も可愛くて、けっこうじっくり眺めてしまいました…
 集合時間にバスに戻って、空港まではすぐでした。昼過ぎの便で帰京して、16時には帰宅した、お手軽な旅でした。見どころが空港からそう離れていない印象だったので、個人でタクシー観光でも回れそうでしたね。梅、桃、蜜柑押しなのがなかなかよかったです。素敵な県だな、と思いました。また何かしらで行きたいです。


〈旅のお小遣い帖〉
ツアー代金 62,900円
ヒレカツ卵サンド 579円
お土産の梅ふりかけ2種 1,090円
アドベンチャーワールドのお土産(パンダ柄のメガネクロス、ステッカー、限定ハッピーターン、あられ、ビール、和歌ももジュースなど) 5,470円
屋内コースター 500円









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ふらり、ひっそり、ひとり。旅 その17/岐阜県

2025年03月08日 | 日記
「飛騨高山・飛騨大鍾乳洞 弊社Sランク5つ星の宿 世界遺産白川郷に約2時間滞在 幻想的な飛騨の里ライトアップ2日間」なる、なかなかてんこ盛りなツアーにまたまたひとり参加して、初めて岐阜県に行ってきました。これまでにもツアー旅で通ったり、ドライブインに寄ったりしたことはあったかと思うのですが、きちんと来たことはなかったと思います。岐阜県高山市が全国で一番大きい(広い)市なんだそうですね、学びました。
 なんか雪景色とか見られたら素敵かな…程度の安易な気持ちで決めましたが、前の週にものすごい寒波が来てニュースで大豪雪状態を見せられて、こんなんじゃ観光も何もないやん…と怯えましたが、好天に恵まれてよかったです。また、自由散策が多いツアーで、勝手にいろいろほっつき歩きたいタイプの私としてはとてもよかったです。もちろんいろいろ丁寧に案内してもらえるのをぞろぞろついていくのも、それはそれで悪くはないですけどね…
 集合は新宿駅南口。特急あずさに乗って松本まで。社内で持参のお弁当で早めのランチを済ませました。
 今回のツアーは団体バスが満席になるフル人数。列車では3人組の家族連れと並びで座っていましたが、バスでは他にもうひとりだけいたひとり参加の女性と相席でした。バスがやや小さめなのか(そんなことあります? 単にやや古めだったのかな…)、まあまあ窮屈でちょっと難儀しました。ダウンとかもこもこ着込んでいましたしね、脱いで膝の上に置いてもかさばるしね…
 バスは1時間ほどうねうね走って長野県から岐阜県に入り、まずは飛騨大鍾乳洞へ。日本の観光鍾乳洞の中で最も高い標高(900m)にあるんだそうです。発見者の謎コレクションを眺めてから鍾乳洞に入るスタイル。
 中は第一から第三洞に別れていて、主な見どころは第一洞にあり、先へ行くほど階段その他がきつくなるので足腰に自信がない人は第一洞の終わりの第一出口で出てくれ、とさんざん脅かされましたが、どうせだからと最後まで行きましたがそんなにたいしたことはなく、助かりました。鍾乳石の貴重さとかはよくわかりませんが、不思議な風景がいろいろ広がっていて楽しかったです。中は寒くて、ニット帽にネックウォーマーに手袋と完全防備で行きましたが、狭い道やら階段やらをフウフウ上っているうちに汗をかき、外してしまいました…途中に洞窟低温貯蔵庫があって日本酒や焼酎、ワインを長期低温保存しているとのことで、酒飲みとしてはテンションが上がりました(笑)。
 第三出口から駐車場へはずっとくだりの屋根付きの通路があるのですが、そこで「氷の渓谷」なるものすごい氷柱が眺めれました。毎年1月上旬から3月上旬くらいまでの期間しか見られないものだそうです。なんなんだろう、山肌の木々に積もった雪が溶けて崩れてつららになって、氷の滝のようになっている…んでしょうか? とても見事で、バシャバシャ写真を撮ってしまいました。七福神の石像があるコーナーもありましたが、雪に埋もれておりました…(笑)
 再びバスに乗って40分ほど移動して、高山へ。「まつりの森」という施設の売店でお買い物などして、レストランで早めの夕食。飛騨牛のしゃぶしゃぶと郷土料理の鶏ちゃん焼き(これで「けいちゃんやき」と読む)でした。しゃぶしゃぶがちゃんとボリューミーで満足!
 日が暮れて、バスで10分移動して飛騨の里に着いたときにはいい感じの夜になっていました。ちょうど今日までのライトアップで、雪の積もった古民家が幻想的に立ち上がる中をお散歩。中国人や韓国人の観光客も多く、たいそう大はしゃぎなのもほほえましかったです。真ん中の五亜弥池は表面が凍って、雪が積もっているようでした。中に入れる民家ではどこもお雛様を飾っていて、とてもラブリーでした。ここではさすがに寒さを堪能できて、楽しかったです。
 また10分ほどバスに乗って、お宿のリゾートホテルに到着。大きくて立派なホテルでした。広いツインルームのシングルユース、ありがたや…早速大浴場に行って露天風呂を満喫。お湯は一緒だと思いますが、浴槽が、岩風呂ふうだの檜だの瓶だのいろいろある、豪勢な露天風呂でした。ロッカールームがやや狭いのが残念だったかな…
 湯上がり後は部屋でゴロゴロして、売店で買ったご当地缶サワーとご当地ポテチなどつまんで、テレビで帝劇特番を眺めました(笑)。なんか思っていたのと違った構成だったこともあり、半酔いのアタマでツイッター(とまだ呼ぶ)でわあわあ言ったり人のツイートにいいねを付けまくったりして、妙に楽しかったです。日が変わるころ就寝…

 大浴場は男女入れ替え制だったので、7時に起きて昨夜とは違うお風呂へ。夜は真っ暗で何も見えなかった景色も、今朝は雪景色が眺められていつまでも入っていられそうな露天風呂でした。が、おなかがすいたのであったまるだけにして朝食ブュッフェへ…いわゆる宴会場の丸テーブルだったのがなんかおもしろかったです。でもブュッフェのメニューはまあまあ充実していて、あれこれたくさんいただきました。
 ホテルを9時に出て、1時間ほどバスに乗って白川郷へ。というか道路の脇の、除雪された雪の層が本当にすごくて、大人の身長くらいはらくらくあって、豪雪地帯の暮らしの大変さが思いやられました。
 でも今はピーカンで雪の反射もまぶしく、風はなくて合掌造り集落散策ではダウンを脱ぐくらいでした。展望台へ行くショートカットの遊歩道は冬季閉鎖とのことで、おとなしくシャトルバスに乗るべく並び、まずは荻町城跡展望台へ。眺めを堪能して、飛騨牛コロッケを買い食いし、シャトルバスで戻って雪に押しつぶされそうな古民家をぶらぶら眺めて、たっぷり堪能しました。ここは白人さんの観光客も多かったなー。でも芋洗いみたいなことは全然なくて、牧歌的でよかったです。駐車場と集落をつなぐであい橋も、まあまあ揺れて怖おもしろかったです(笑)。
 さらにバスで1時間ほど移動して、飛騨高山へ。古い町並みが残る地区の自由散策です。高山陣屋を眺めて、中橋のたもとのお蕎麦屋さんで飛騨牛おろし蕎麦をいただいてランチ。
 まずは一番にぎやかだという上三之町を歩きましたが、通りが狭くて外国人観光客うじゃうじゃで、町並みを眺めるどころではありませんでした。でも古民家をそのまま使ったお洒落なごはん屋さんやお土産物屋さんがたくさん並んでいて、楽しいは楽しい。版画屋さん?で馬のポストカードとコースターを購入。おそらく干支の午で私の干支は酉ですが、馬乗りだからこういうものには目がないのです…ミッフィーショップではかなり心が揺れましたが、我慢。でも今は飛騨高山限定のお風呂タオルを買ってくればよかった、と後悔しています…
 ぐるっと上二之町に行ったら、こちらは通りが広く、断然空いていて、素敵な町並みがゆっくり眺められました。三之町で行列していた飛騨牛握りのお店の姉妹店があって、イートインもできたのでレモンサワーとともに三種盛りを迷わず購入。塩、生姜醤油、軍艦とどれも美味でした…!
 たっぷりお散歩して、バスでまた小一時間ほど移動して、アルプス街道平湯なるドライブインでトイレ休憩。しかしこういう山間を突っ切る有料道路みたいなのって、ときどきジェットコースターかな?みたいな景観が見えることがありますよね…橋とか橋脚にもときめく私です。土木技術ってすごい。そしてこんなうねうね道を、こんなデカい車体を問題なく走らせる運転手さんもすごい…! 今回の運転手さんはたいそうなごやかな感じのお方でした。そしてツアコンさんというのか添乗員さんも過去イチよかったなー。穏やかな口調なんだけどきちんとツボを押さえていて、饒舌すぎないしオタオタもしていないし慇懃無礼でもない…なかなかないんですよ、ちょうどいい塩梅の方が。素晴らしかったです!
 バスはまた80分ほど走って松本駅へ。駅ビルでカツカレーを早めの夕ごはんにいただき、帰りの特急あずさは爆睡して、新宿で流れ解散。22時前には帰宅したのでした。
 雪を珍しく思うような都会育ちなもので、雪景色を堪能してこられて満足でしたが、こうした地域に暮らす方のご苦労はしのばれました。それはそれとして、5年ぶりくらいに履いた中ボアのスノーブーツが加水分解もせず快適で、嬉しかったです。裏起毛タイツを履いていくのを忘れましたが、普通のもので十分な気温でした。ありがたや…
 雪焼けしたかもなと思い、お土産に買ってきたシートマスクを早速使って眠りについたのでした。


〈旅のお小遣い帖〉
ツアー代金 44,900円
おみやげとおつまみ 3,610円
          1,020円
白川郷シャトルバス 300円×2
飛騨牛コロッケ 300円
飛騨牛おしろ蕎麦 1,630円
午ボポスカ&コースター 760円
ピンバッジ、シートマスク、飲むヨーグルト 1,990円
飛騨牛握り三種&レモンサワー 1,600円
カツカレー&レモンサワー 2,200円
 







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韓流侃々諤々neo 16『その男の記憶法』

2025年03月07日 | 日記
 2020年MBC、全16話。BS松竹東急で全23話で見ました。

 主人公はキム・ドンウク演じるイ・ジョンフン。ニュース番組のアンカーで、原稿の覚えが良く、欠点のないクールな男…と見られている様子。が、実は過剰記憶症候群という、見たものすべてを記憶してしまい忘れられないという病気に罹っていて…という設定。恋人をストーカーに殺された過去があり、それについてもまったく忘れられないので、次の恋などできないでいる…ということです。
 ヒロインはムン・ガヨン演じるヨ・ハジン。お騒がせタレントというか、主に敵役、悪女役を演じてきた女優、という設定。初めての主演映画が公開されるにあたり、ジョンフンの番組でインタビューを受けて…という物語の始まり方でした。
 ハジンの妹でマネージャーのハギョン(キム・スルギ。大島優子に見えた…カワイイ)や、ジョンフンの主治医の息子で精神科医、友人でもあるユ・テウン(ユン・ジョンフン)など出てきますが、韓ドラ特有の四角関係構造はなくて、主役ふたりの心の近づき方や恋愛の進捗が丁寧に描かれていた印象です。
 まあ強いていえば、ジョンフンの殺された恋人チョン・ソヨン(イ・ジュビン)とそのストーカー男との四角関係、なのかもしれませんが…
 ネタバレすると、ハジンとソヨンは幼いころからの大親友で、姉妹以上の仲良しで、でもハジンがストーカー男をソヨンの恋人と勘違いして彼女の居場所を教えてしまい、結果ソヨンが殺されて、ハジンはショックで彼女に関する記憶すべてを失ってしまっている…という設定なのでした。
 忘れられない男と、忘れてしまった女。間にいるのが同じひとりの女性だと明らかになるまで、そしてそういうことが明らかになる過程で近づいたり離れたりしてとまどうふたりの心…みたいなお話の進行が、とても繊細でリアリティも感じられ、ドラマとしても素敵でした。かたくなだったジョンフンがどんどん柔らかい笑顔を見せるようになるのが、いいんですよねー!
 でも何より良かったのが、ハジンのキャラクターでした。モデルから女優に転向したようで、まあまあ立派なオフィスでしたが本当はわりと小さな芸能事務所の看板タレントで、がんばりたいとか人気者になりたいとかの意欲はあるんだけれど、肩肘張ってなくてなんというかすごくまっすぐで正直で、どこかのんきで、ヒロインのライバル役みたいなところからやっと知名度が出てきたこともわかっていて、バッシングも受け慣れていて、でもそれについても悪びれていない感じなんですよね。すましたところが全然ない、かといってギラギラとアグレッシブなわけでもない、自然体のヒロインで、妙な愛嬌があって、とてもいじらしくチャーミングでした。自然と応援したくなるキャラでしたね。
 ジョンフンの上司カップルとか、ハジンの事務所の女社長とか、周りのキャラクターたちの立ち方や描かれ方も類型的でなく、一癖ありつつとてもいい感じで、脚本家の人間観が窺えて心地よかったです。そういう意味では悪役となるのはジョンフンの主治医で、ジョンフンが新しい恋に癒やされ変わっていってしまうと、「自分の理想の悲劇の患者」でなくなってしまって困るので、暴走する…という形でした。ストーカー男以上に自己中心的であり、こういう人間を害悪だと脚本家は考えているんだな、というのがよくわかりましたね。
 人はつらいことは忘れたり、なるべく思い出さないようにして心を守っていくものだと思うので、忘れない、なんでもかんでも覚えていてすぐ反芻できてしまう…というのは確かにつらいことでしょう。実在の病気ではないんだと思いますが、人間の脳には使われていない領域がたくさんあるんだとも聞きますし、こういうことができてしまう人がいても不思議ではないのかもしれません。ただ、つらくてもなんとかここまで生きてこられているんだし、これからも周りの人の助けがあれば生きていけるし、新しい恋を得て幸せになれるはず…という結論だったのかな、と思います。世間は元カノの親友との恋なんて、とかやいやい言うわけですが、その冷却期間としてハジンのアメリカ進出なんかで離れてみて、それでもやっぱり好きなので…というラストも、よかったと思います。
 一記者に戻ったジョンフンが、ハジンの新作映画の制作発表の取材に赴いて、立ち上がって放った質問は…なんだったんでしょうね、「僕と結婚してくれますか?」かな? そんな公私混同はしないタイプかな? ともあれ、お幸せに…!
 楽しく見ました!









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