明日以降ドタバタしてしまうだろうから、そしてそれ以降はライトなファンになってしまってもううるさいことを言わなくなってしまうかもしれないから(愛の反対は無関心なので。ちなみに自分と世間とで「ライト」の辞書に乖離があるかもしれない、ということは意識してはいます。あと「うるさい」についても(^^;))、今、書いておきます。
まず、本公演の上演期間を延長し、現行の4週間から6週間ないし7週間にしましょう。
休演日を増やし、現行の週に1日から3週間に2日にしましょう。
2回公演日を減らし、現行の週10回公演から週8回公演にしましょう。
全国ツアーを減らし、現行の年3回から年2回にしましょう。
年1回の博多座公演は続行し、中日劇場に替わる名古屋の劇場をどこか見つけて、年1回の名古屋公演をしましょう。
働き方改革を言われるご時世です。エンタメ業界は勤務時間で仕事量を計量しづらい分野ではありますが、見直していかなければなりますまい。
今、病気や怪我による生徒の休演が明らかに増えています。資本であるはずの生徒の身体に多大な負担がかかりすぎている証拠です。芸術だろうとなんだろうと、何はなくともまずは健康第一、なはずです。
また、公演サイクルが短すぎて、めまぐるしすぎ、上演する作品の数と質が足りていないように思えます。新しく演出助手も雇っているのでしょうが、デビューに至るまでに時間がかかり、作家の数は絶対的に不足していて、なのに公演数はこなさなきゃならないからか、結果的にマンネリか駄作か再演か輸入翻案ものか、と目も当てられない状況です。早急に改善が必要だと思います。
ひとつの組がふたつやみっつに別れて違う演目のお稽古にかかっていることが多いため、お稽古場も慢性的に不足していると聞きます。満足なお稽古ができなければ演目のクオリティが下がるのは当然です。
なのに、公演チケットは初日前に完売し、ことに東京公演は連日立ち見が出る有様です。舞台がどんな出来、どんな内容であろうと、です。こんなことははっきり言って異常です。決して健全ではありません。
他の舞台はともかくとして、宝塚歌劇はただチケットが売れればそれでいい、というものではないはずです。小林一三翁が目指していた、清く正しく美しく朗らかに演じられるべき国民劇は、そんなものではないはずです。
収益ということなら、席料を上げてでも、客席稼働率85%程度で充分賄えるようにするべきなのではないでしょうか。たとえ演目の出来が悪いせいだったとしてもガラガラの客席は寂しいものですが、それはそれで甘んじて引き受けるべきものですし、そうではなくても常にある程度の座席の余裕はあるべきです。当日券も始発で行って並ばないと買えない、なんて状態は異常です。開演一時間前に暇ができたのでふらっと覗きに来た人が買える、くらいが正しいはずです。
評判を聞いて初めて来た人がふらりと観られるような余裕が、常にあるべきです。でないと新規顧客は増えません。また、初日近くに観た人が、おもしろかったから公演終盤にもう一度観ようと思い、帰りしなにチケット窓口に寄って、希望の日時の回を席を選んで買えるくらいであるべきなのです。今回が1階席だったから次は2階席で、とか上手で観たから次は下手で、とかとか。豊かさって、成熟って、そういうことだと思います。そういう状態を作り出せるよう、早め早めに手を打って、変化していっていただきたいです。
150年、200年を目指していこうというのなら、変化を恐れず、前進していかなければなりません。
また、近く95期生をトップスターに揃えようが100期生を並べようがそれはそれでいいですが、それとは別に、トップスターは研10くらいで就任させて研12,3で卒業させた方がいいのではないでしょうか。
もちろん男役の成熟には時間がかかります。けれど退団したときに40歳近いというのでは、その後のセカンドキャリアの可能性がかなり狭まると思うのです。進学しようが資格を取ろうが就職しようが遅すぎるということはありませんが、出産には肉体的な限界年齢があります。30歳そこそこでネクストステージに羽ばたかせてあげる流れにしていった方がいいのではないでしょうか。
逆に娘役トップは、もちろんあらかじめある程度できあがっている子を受験時から採用しているのでしょうが、それでも娘役は単なる可愛子ちゃんではないので、娘役芸の習得に時間も場数もかかるはずなのであり、研2,3などで抜擢するのはやめてせめて研6,7まで待って就任させ、研10くらいで卒業させてあげるといいのではないでしょうか。
また、娘役の方が上級生のトップコンビがいてもまったく問題ないと思います。そんなことで理想の男女の恋愛が演じられなくなるというような柔なことはありえません。そんな心配はスターの力量とファンの愛情を見くびりすぎていると思います。もっと柔軟に考えていいはずです。
また、恋愛をテーマにしていないのであれば、トップ娘役の主演公演はもっとあっていいのではないでしょうか。おそらく集客も問題ないはずです。『愛聖女』がどうしようもない出来の作品だったのはかえすがえすも残念なことでしたが、すべての責任はもちろん作家にあるのであって生徒にはなんの罪もありません。娘役スターに関してはまだまだ探れる可能性があるはずです。変革を恐れてほしくありません。
ごく個人的な提言です。
でもすべてわりとマジです。
でもここで言っているだけで特になんのアクションも起こしていません。そんな権利もないかなとも思いますし。
でも真剣に考えています、だってファンだから。すみれの苑の永遠の繁栄を祈るからこその、ごくささやかな訴えをしないではいられなかったので、ちょっとまとめてみたのでした。
まず、本公演の上演期間を延長し、現行の4週間から6週間ないし7週間にしましょう。
休演日を増やし、現行の週に1日から3週間に2日にしましょう。
2回公演日を減らし、現行の週10回公演から週8回公演にしましょう。
全国ツアーを減らし、現行の年3回から年2回にしましょう。
年1回の博多座公演は続行し、中日劇場に替わる名古屋の劇場をどこか見つけて、年1回の名古屋公演をしましょう。
働き方改革を言われるご時世です。エンタメ業界は勤務時間で仕事量を計量しづらい分野ではありますが、見直していかなければなりますまい。
今、病気や怪我による生徒の休演が明らかに増えています。資本であるはずの生徒の身体に多大な負担がかかりすぎている証拠です。芸術だろうとなんだろうと、何はなくともまずは健康第一、なはずです。
また、公演サイクルが短すぎて、めまぐるしすぎ、上演する作品の数と質が足りていないように思えます。新しく演出助手も雇っているのでしょうが、デビューに至るまでに時間がかかり、作家の数は絶対的に不足していて、なのに公演数はこなさなきゃならないからか、結果的にマンネリか駄作か再演か輸入翻案ものか、と目も当てられない状況です。早急に改善が必要だと思います。
ひとつの組がふたつやみっつに別れて違う演目のお稽古にかかっていることが多いため、お稽古場も慢性的に不足していると聞きます。満足なお稽古ができなければ演目のクオリティが下がるのは当然です。
なのに、公演チケットは初日前に完売し、ことに東京公演は連日立ち見が出る有様です。舞台がどんな出来、どんな内容であろうと、です。こんなことははっきり言って異常です。決して健全ではありません。
他の舞台はともかくとして、宝塚歌劇はただチケットが売れればそれでいい、というものではないはずです。小林一三翁が目指していた、清く正しく美しく朗らかに演じられるべき国民劇は、そんなものではないはずです。
収益ということなら、席料を上げてでも、客席稼働率85%程度で充分賄えるようにするべきなのではないでしょうか。たとえ演目の出来が悪いせいだったとしてもガラガラの客席は寂しいものですが、それはそれで甘んじて引き受けるべきものですし、そうではなくても常にある程度の座席の余裕はあるべきです。当日券も始発で行って並ばないと買えない、なんて状態は異常です。開演一時間前に暇ができたのでふらっと覗きに来た人が買える、くらいが正しいはずです。
評判を聞いて初めて来た人がふらりと観られるような余裕が、常にあるべきです。でないと新規顧客は増えません。また、初日近くに観た人が、おもしろかったから公演終盤にもう一度観ようと思い、帰りしなにチケット窓口に寄って、希望の日時の回を席を選んで買えるくらいであるべきなのです。今回が1階席だったから次は2階席で、とか上手で観たから次は下手で、とかとか。豊かさって、成熟って、そういうことだと思います。そういう状態を作り出せるよう、早め早めに手を打って、変化していっていただきたいです。
150年、200年を目指していこうというのなら、変化を恐れず、前進していかなければなりません。
また、近く95期生をトップスターに揃えようが100期生を並べようがそれはそれでいいですが、それとは別に、トップスターは研10くらいで就任させて研12,3で卒業させた方がいいのではないでしょうか。
もちろん男役の成熟には時間がかかります。けれど退団したときに40歳近いというのでは、その後のセカンドキャリアの可能性がかなり狭まると思うのです。進学しようが資格を取ろうが就職しようが遅すぎるということはありませんが、出産には肉体的な限界年齢があります。30歳そこそこでネクストステージに羽ばたかせてあげる流れにしていった方がいいのではないでしょうか。
逆に娘役トップは、もちろんあらかじめある程度できあがっている子を受験時から採用しているのでしょうが、それでも娘役は単なる可愛子ちゃんではないので、娘役芸の習得に時間も場数もかかるはずなのであり、研2,3などで抜擢するのはやめてせめて研6,7まで待って就任させ、研10くらいで卒業させてあげるといいのではないでしょうか。
また、娘役の方が上級生のトップコンビがいてもまったく問題ないと思います。そんなことで理想の男女の恋愛が演じられなくなるというような柔なことはありえません。そんな心配はスターの力量とファンの愛情を見くびりすぎていると思います。もっと柔軟に考えていいはずです。
また、恋愛をテーマにしていないのであれば、トップ娘役の主演公演はもっとあっていいのではないでしょうか。おそらく集客も問題ないはずです。『愛聖女』がどうしようもない出来の作品だったのはかえすがえすも残念なことでしたが、すべての責任はもちろん作家にあるのであって生徒にはなんの罪もありません。娘役スターに関してはまだまだ探れる可能性があるはずです。変革を恐れてほしくありません。
ごく個人的な提言です。
でもすべてわりとマジです。
でもここで言っているだけで特になんのアクションも起こしていません。そんな権利もないかなとも思いますし。
でも真剣に考えています、だってファンだから。すみれの苑の永遠の繁栄を祈るからこその、ごくささやかな訴えをしないではいられなかったので、ちょっとまとめてみたのでした。
Twitterでこの記事のこと呟かないんですか?きっとフォロワーさんたちが拡散してくれると思うんですが…
宙組大千秋楽までお身体に気を付けて!!!
いつも楽しく拝読しております。
お書きのとおりだと思います。
一週間で10公演。休み1日。そんな公演のあと、次の公演のお稽古までのインターバルは、片手に満たない。
生徒さん達の青春を搾取してまで、何をしているのか┅。
でも結局、生徒さん達自身が、勇気を持って発信されるしかないですね。理事さんがリーダーシップをとられれば、値打ちがあるのですが、あり得ないのでトップスターさんに期待したいです。
それをおかしいなんて言えるひと。いないと思います。
ファンの思いは、駒子さんのとおりだと思います。
お休みは、二週間に三回ですよね。
タイムリーすぎる休演者のニュースにしょんぼりです。
さらにそこに席料更新の報も…
なら本当にその他の提言も考慮していただきたいです…(ToT)
●駒子●
というか中の人になっちゃうとそれが普通になってしまって、
大変でもがんばっちゃって、あげく倒れてしまうんだろうな、と思うのです。
それが悲しい、くい止めたい、もうやめてあげてほしい。
だから声を上げていきたいです。観ないという方法ではなく、ファンをやめる、離れるということでなく、
宝塚歌劇を愛し続けているし見続けていたいから、
是正すべきはしていってほしいのです…(ToT)
●駒子●