これは6日に撮った写真。すでに一週間も前のことだが、ブログにも書かずにほったらかしにしていたところだ。ちょっと体調を崩して作業を休んでいたためだが、この状態は彩色に入る寸前までに進んでいるので、この状態で壁に掛けて「いかずち」の完成を待って2個同時に彩色を進めようと考えている。
あごの部分を切り離し、紐で押さえているが、これが正解なのだ。よく見れば出来具合も若干雑に見えるが、その通り手抜きの感じがある。これは手抜きと言うよりは気合いが入っていない証拠でもあるので、「気力が衰えた」と言えなくもない。ただ、同時にいかずちも彫っているから、どうしても難しいほうに気合いが入ってしまう。従って、これまでに数個も彫っている「黒式尉」よりも今回が初めての「いかずち」に気合いの大部分が向いてしまい、結局はおじいさんに気が向いていない結果になってしまった。