わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

大黒 その3

2015年10月28日 | 能面

大黒も順調に作業が進んでいる。腰痛があるもものの、そこいらへんをだましだまし、かつ、かばいながら、毎日作業に励んでいるところだが、なかなか大変だ。

で、その進捗ぶりを、画像を多めにちょっと紹介しよう。

上は23日の写真。全体像も見えており、表情も分かる程度だ。

上は24日だ。1枚目の写真と比べてもかなり進んでいる。と言うことは、この日はどうも気合いを入れて作業をしている模様でも有り、ずいぶんと形もはっきりした。と言うよりは、ほぼ全体も見えている段階だろう。このまま進めても十分にうまく行く・・・と思う。

更に細かい修正をしていくと、こうなるのだ。これは25日の姿。ま、幾らか作業も細かいところになっているから、余り変化はないように見える。実際にも、変化は少ないのだろう。

これが今日28日の写真だ。ちょっと日が経っているけれど、これは裏彫りをしていたりで、表面には余り手を加えていない時もあるというところ。ただ、こうしてみれば、おおよその部分で出来上がっていると言えるかもしれない。

今後は、目を入れたり、口の部分の細かい造作を行い、最後に耳の部分を整形すると、素掘りが終わる。これが概ね11月の第2週にある「能面教室」でご披露できるあたりだ。

それにしても、材料の入手が10月7日だった。そのまましばらく放置をして、本格的な作業開始は19日だから、それから約10日で、ここまで進んでいることになる。まじめに作業を続けたら、あと一週間もしないうちに完成するだろう。これは早い。

実は、この「大黒天」は来年の2月までに完成すれば良いことになっている。と言うのも、今年度2個目の課題でもあって、成果発表会がある来年の3月までに出来れば御の字なのだ。従って、余り早くに完成すれば、また、来年までの間、教室での作業がなくなってしまう。これは困るのだが、ここまで進んでしまってはどうしようもないのよ・・・というあたり。

 

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不動 その6

2015年10月22日 | 能面

優先的に作業を進めていた不動である。今日22日には概ね素掘りが出来上がった。面倒だった毛髪部分もずいぶんと注意をして彫っていた。特に「怪我」をしないように気を遣った。この部分は細かい作業でもあり、彫刻刀を前後左右に力を入れて進める部分だ。もちろん、材料を手で押さえながら手の方向に彫刻刀を目一杯進めて彫る作業が続く。

これは一瞬の油断で怪我をするやり方だ。手に向かって彫刻刀を進めることにもなり、下手をすると指、手のひらはおろか手首を切りつける事態にもなる。これは大変。そのために、特に慎重に作業を進めていたと言う具合。

さて、9月15日から始めた作業も最終段階を迎え。後は細かい部分を透かして見ながら修正をしていく。もちろん、真鍮板を使った眼球の作成も控えているが、素掘りの完成時期まではまだまだ日数があるので、慌てないでのんびり進めるとしよう。

 

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大黒 その2

2015年10月22日 | 能面

大黒も、まじめに彫り始めているところ。今回の材料は、ちょっと大きめだったために、のこぎりだけでは大変だ。そのため、電気の丸鋸を使って、いくらかででも楽な方法で作業を進めている。

顔の輪郭を切り取る場面や、鼻を残した顔の表面部分などを切り取る場面に、積極的に丸鋸を使っているので、楽ちんだ。ただ、丸鋸で切る深さを決めところは、慎重にしなければならない。

昨日21日の段階。能面教室があったので、その時にちょっと作業を進めているところ。ただ、16日から作業を始めて1週間も経っているのに、余り進んでいないように見える。これは、優先的に「不動」を彫っているために、こっちの作業を幾らか後回しになっているために、余り進んでいないという事になろう。

 

 

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大黒 その1

2015年10月16日 | 能面

能面教室の課題が決まった。上の写真「大黒」である。これは先生が作ったものらしいが、一応はこれを見本に彫っていくことになる。もちろん、型紙もあるものの、これも先生の手作りのようなので、きちんとしたものではない。

もらった型紙を、材料に当ててみたところ。実際の作業はまだ始まっていないので、このまま数日が過ぎると思う。というのも、能面塾の課題でもある「不動」を先行して彫っているから、こっちにも気を向ける必要がある。ただ、不動の完成予定が11月なので、近日中にはこの大黒にも手をかけることになろう。

大黒があるのなら「恵比寿」もある。実は恵比寿は以前に彫っているのだ。6月に完成しているが、それが下の写真。

これだ。この2個で「恵比須・大黒」が揃うので、これはこれでおめでたいことになる。まあ、大黒が完成するのは2ヶ月先になると思うので、概ね12月末にはこのペアが出来上がると考えよう。

新年を迎える頃に完成すれば、これはこれで更にめでたいことになるが・・・

 

 

 

 

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不動 その5

2015年10月16日 | 能面

ちょっと見ないうちに不動もここまできた。前回と比べてみても大きく進んでいることが分かる。いわゆる毛髪部分の細かい作業を残して、ほぼ出来上がっているようにも見える。が、実はその通り。

一応は紙やすりをかけて全体を滑らかにし、彫り残しや形がおかしいところを見極めているところだ。まあ、全体で見ればこのままでも十分形が整っているが、目をこらしてみると細かいところはまだまだ不十分である。従って、来月の能面塾の日(恐らく11月11日)を完成の日の目安にしているから、それまでじっくりと修正をしていくことにしょう。もちろん、めんどくさい毛髪の部分も残っているし、また、この不動は、眼球が真鍮板で出来ており、それも細工する必要があって、ちょっと「金属加工」もしなければならない。

あれこれあるにしても、完成予定までまだ一ヶ月近く有り、時間としては十分だ。

それより、いま「腰が痛い」のだ、長い間の「能面彫りの祟り(たたり)」かも知れないが、いま、1時間ほど座って彫っていると、立ち上がれないぐらい腰が痛い。もちろん、歩行困難になって、後片付けもままならない・・・と言う状態になっている。やむなく、数日前から外科クリニックに行って様子を見ているものの、何とかならないのかな?  である。

 

 

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