大黒も順調に作業が進んでいる。腰痛があるもものの、そこいらへんをだましだまし、かつ、かばいながら、毎日作業に励んでいるところだが、なかなか大変だ。
で、その進捗ぶりを、画像を多めにちょっと紹介しよう。
上は23日の写真。全体像も見えており、表情も分かる程度だ。
上は24日だ。1枚目の写真と比べてもかなり進んでいる。と言うことは、この日はどうも気合いを入れて作業をしている模様でも有り、ずいぶんと形もはっきりした。と言うよりは、ほぼ全体も見えている段階だろう。このまま進めても十分にうまく行く・・・と思う。
更に細かい修正をしていくと、こうなるのだ。これは25日の姿。ま、幾らか作業も細かいところになっているから、余り変化はないように見える。実際にも、変化は少ないのだろう。
これが今日28日の写真だ。ちょっと日が経っているけれど、これは裏彫りをしていたりで、表面には余り手を加えていない時もあるというところ。ただ、こうしてみれば、おおよその部分で出来上がっていると言えるかもしれない。
今後は、目を入れたり、口の部分の細かい造作を行い、最後に耳の部分を整形すると、素掘りが終わる。これが概ね11月の第2週にある「能面教室」でご披露できるあたりだ。
それにしても、材料の入手が10月7日だった。そのまましばらく放置をして、本格的な作業開始は19日だから、それから約10日で、ここまで進んでいることになる。まじめに作業を続けたら、あと一週間もしないうちに完成するだろう。これは早い。
実は、この「大黒天」は来年の2月までに完成すれば良いことになっている。と言うのも、今年度2個目の課題でもあって、成果発表会がある来年の3月までに出来れば御の字なのだ。従って、余り早くに完成すれば、また、来年までの間、教室での作業がなくなってしまう。これは困るのだが、ここまで進んでしまってはどうしようもないのよ・・・というあたり。