「最後のパソコン」と称してパーツを集め始めたのが4月中旬だった。その後、少しづつ集まりはじめて5月連休には一応のパーツが揃い、組み立て初めたのが5月連休の終わり頃だ。そしてOSのWindows7 64Bit版をインストールし、動作を確認しながら様子を見ていた。その間、小さいトラブルもあったが、5月下旬には仮に付けていたグラフィックカードを高機能のものに交換した。また動作が不安定だった事もあって、バージョンアップされていたBIOSのアップデートも行った結果、その後は不具合もなく、安定動作が続いていた。
6月に入ってから、珍しく暑い日があって、室温も30度を超えたりしており、パソコンを使うにはいささか条件が悪い日が多く、CPU温度なども注意して見ていたが、アイドル状態でも45度になったり、ゲームを動かしていると60度を超えたりしていた。もっとも、この程度では熱暴走するまではいかないとは思うものの、やはり気分的には宜しくない。
という屁理屈をつけた結果、別途CPUクーラーを買って付け替えることにした。で、今回買った物は次の通り。
クーラーマスター Vortex Plus RR-VTPS-28PK-R2
値段もCPUクーラーとしては並の部類だから、たいしたことはない。大きさは小さい部類に入るほどだが、あまり大きくても付けたり外したりするのは大変だろうし、ケースに易々と手が入るほうが都合がいい。取り付けは若干手間取ったものの、何とか収まった。
ファンの上側に走るケーブルは、ちょっと邪魔な気配だが、諸般の事情でやむを得ないのだ。これは電源部が下側に来ている事により、ケーブルの取り回し上、一番優しい配置なのだ。電源が上にあれば、こんな変な配線はしなくてもいいのだが、そのために「やむを得ない」という結論付けをしている。
で、これによってCPUは温度が下がったのか・・と言えば、実はこの作業をしてた日は室温が20度程度であり、とても室温30度の時とは比較できなくなってしまった。が、現在、室温25度で計測したら、CPU温度はアイドルで35度だった。まあ、下がっていると思うので、この状態で様子を見ることにしよう。
ところでこのCPUクーラーを買ったのは通販だ。せっかく買い物をするので、ついでに同じ店から何か別な物を買うことにして、これも初めから予定していた増設用HDDを買うことにした。
物は次の通り。
日立グローバルストレージテクノロジーズ 0S03191 [2TB SATA600 7200]
画面はちょっと暗いが、容量は2TB。今時一般的な容量であり、初めに買ったHDDと同じメーカーだ。あえて同じ物にしたのは国産の日立製(とは限らないが)で、東日本大震災復興を願って購入した物。何もWDなどの外国産を買うことはない。
あれこれ理由付けをしたところ、もろもろパーツが増えてきたが、これが最後というあたりです。ここまで揃えたら、後はとりあえずしばらくは必要ないだろう。この状態で、今使っているメイン機と併用しながら環境を整え、落ち着いたら新パソコンにメイン機の座を明け渡す予定である。