前回から概ね一週間が経った。作業開始からは10日間である。この間はほぼ毎日作業をしているから、結構進んで不思議ではない。その結果が上の写真。
作業内容は「中彫り」なので、当然としてすっかり全体像が見えるはず。写真でもその通りで、このあたりの姿は「天狗」に違いない。もっとも、前にも書いたように「いかつい顔立ちに長い鼻を付ければ天狗」だろうから、まあそんなもの。
裏彫りも一応は第二段階の深さまで彫っている。材料の高さが10cmのうち、5cmほどを彫っているから、今のところは十分だ。天狗1を参考にすれば、最終的には深さ6cmほどになるが、最後の裏彫りは、黒目を開けたり、口の中を彫った後でやることになるので、もう少し後になる。というのも、表面の彫り込みも終わっていない段階から裏側を深く彫ると、穴が開く・・・と言う失敗を、自分も、他の人も経験しているので、用心をするに越したことはない。
今の段階まで来れば、後は楽。ただし細かい作業になるので、老眼鏡の上に、更に拡大レンズを付けて彫っているところだ。このレンズは、下にリンクを張ったので見て欲しい。細かいところが見えてなかなか具合がよろしい。もっと前から気にしており、買おうと考えていたものの、昨年末やっと買ったという具合だ。
http://www.terasaki-inc.jp/terasakiloupe-megaviewcompactN.html
というところで、一段落である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます