わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

十六その2

2009年06月25日 | 日記・エッセイ・コラム

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23日の作業までが上の写真。目鼻口の位置を決めて、それなりに切り込みを入れている段階だが、すでにこのあたりでもその全体像が見えてきている。もっとも、鉛筆で書き込んでいるだけだが、この線をなぞって彫り込んでいけば、それなりの面が出来るというものだ。

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目のあたりをちょっと彫ったところ。25日の段階でもあまり変わっていないが、大筋としては顔の姿が見えていると思うので、まあこんな具合にどんどんと彫っていけば、そのうちに出来上がることになる。

作業を始めてまだ一週間であり、しかも気合いが入っていない今回の「十六」ではあるが、この調子でも一ヶ月もあればほぼ出来上がりの姿を見せられそうだ。7月の終わり頃にはたぶん出来上がると思うし、彩色はその後になるかも知れないとしても、まあ作業開始から2ヶ月ほどで完成するかも知れない。

前回では11月の文化の日まで出来れば良いという話を書いたが、この調子でいけばもっと早くに完成してしまう。もっとも、1個目が出来たら2個目に挑戦して、発表会には余裕の二個のうち、出来の良いのを一つ選べるようにしても良いかもしれないので、作業の進捗状況を見ながら余暇を過ごすことにする。


十六制作開始

2009年06月19日 | 日記・エッセイ・コラム

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今年度の最初の課題である。名称は「十六(じゅうろく)」。これは「源平の合戦」を主題とした能舞のうち、若くして自害した朝長の霊を表す面で、男面の中でも若い男性を表す面である。

造りは若い女面の代表である「小面」に似ており、毛髪や眉毛を除くとほぼ同じ大きさ、同じ造りになっている。そのため、この写真だけしかないにもかかわらず、面打ちの教則本にも詳しい作り方が載っているから、その作業過程は理解できる。もともと面打ちの入門として「小面」を作ることが多いから、誰もが制作を体験しているし、私自身も5面ほどの小面を作っているので、その手順はよく知っている。

で、この材料は今月の3日に受け取ったにもかかわらず、2週間ほど全く作業をしていなかった。17日の教室で、初めて面取から始める気になって作業開始となったのである。その第一回の作業で進んだ過程が上の写真。

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これは今日19日の作業が終わった状態。まあ、こんな進み具合で彫っていくことになるのだが、以前のように毎日午前中を作業に当てることが出来ないかも知れないので、あの一ヶ月で「般若」が完成した意気込みは出てこないだろう。もっとも、他の生徒の進み具合は、過去の例からも期待できないから慌てることはない。

最近では、年間2個の能面を完成できないほどみんな高齢者になっているから、この「十六」を展示できるのは恐らく11月の文化の日であろう。それまで完成させれば良いと思うから、じっくりゆっくり彫っていくことにする。

さて、前回組み立てたパソコンの話で、PS/2キーボードが使えないと言う不具合が出た話を書いた。その後いろいろ試していたものの、マザ-ボー裏のPS/2コネクタに直接PS/2キーボードを差し込んでみると、相変わらずエラーが出て起動しない。そこで試しに、これまで使っていたパソコン切り替え器を繋いで、それにPS/2キーボードを繋いでみた。そうすると、なんとパソコンが起動したではないか???

PS/2キーボードを直接ではなく、切り替え器を経由したら、エラーが出ないでPS/2キーボードが使用可能になったと言うことである。この理由はよく分からないが、とりあえずはその状態であれば予定していた「予備機にはPS/2キーボードを使う」という目的が達成されることになる。しかも、USBマウスもその切り替え器で切り替えて使用可能になったのだ。これはラッキーである。その結果次の通りの接続で3台を使い分けることになった。

1 メインパソコン:USBキーボード及びUSBマウスを直接に接続。

2 予備機と予備の予備機をPS/2キーボードとUSBマウスを、切り替え器経由で接続。

と言う形に落ち着いた。そのため、机の上にはパソコン3台、キーボード2台、マウス2個と切り替え器がおいてある格好になった。もっとも、ディスプレィは2台あって、それぞれはディスプレィで入力を切り替えており、一発操作とは言いがたいものの、これまでと同じ環境に整備されたと言うことだから納得しよう。

そもそもP5Q-Eと言うマザーボードのPS/2コネクタが、キーボードを選ぶという症状が発生したことが原因だが、本来は一般的なPS/2キーボードであれば接続可能なはず。そのあたりに不具合が出たことで事態がややこしくなってしまった。最終的には自分が考えていた接続が可能になって良かったものの、初期起動確認の段階でPS/2キーボードが使えないと言う話自体が、すっきりしなかった。

このあたりは自作をする上でのリスクであろうが、ある程度の知識を持っていると思っていた自分でも、どうにもならないこともあったと言うことだ。最後には自己解決したが、ただ悩むよりは試行錯誤で挑戦するのも良いのかな・・・と思った事例であった。

  


また増えるPC

2009年06月11日 | 日記・エッセイ・コラム

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いよいよ準備したパソコンパーツを組み込む気になった。写真はこれまで使っていた予備機の中身を取りだした後にP5Q-Eを組んだところである。ケースと電源は流用するためにそのままになっているが、まだHDDも取り付けていない状態で動作確認をするあたりの姿。

このあと、ディスプレィやUSBマウス、PS/2タイプのキーボードを取り付けて電源のメインスイッチをオンにしたところ、マザーボードに付いている起動スイッチのREDが点滅した。一応電気は通じた模様と安心して、おもむろにケースのPOWER SWをオンにしたのだが、うんともすんとも言わない。ケースのファンやCPUのファン、電源冷却ファンも全く回らない。点滅していたマザーボードの起動スイッチを入れても同じだ。さて。。。

マザーボード上のREDの点滅が何を表しているのかユーザーマニュアルを見ても書いていない。やむなく、ネット上で起動不能の原因を探ったのだが、例の通り「最小構成にして起動を試みる」程度のことしか書いていなかった。うーん、これしかないのかな?????やはり通販で購入したマザーボードかメモリに欠陥があったのだろうか???この段階では原因を切り分けることは出来ない。

この時点ではFDDとDVD-ROMは接続していた。HDDはまだ付けていない。で、試しにマウスを抜いてみたが変化なし。次にPS/2タイプのキーボードを抜いてみた。で、電源のメインスイッチを入れたら、マザーボードに付いている起動スイッチのREDが常時点灯状態になった。うーん。これはなにか。このPS/2キーボードは壊れているのか?

で、今使っているUSBキーボードを繋ぐとREDは常時点灯状態を維持していた。改めてUSBマウスを繋いでも状態は同じ。そこでケースのPOWER SWを入れたところ、各種ファンが回転してディスプレィにBIOS画面が表示されたのだ。その後に実施したことは、FDDでMSDOSを読み込ませてFDDの動作確認。UbuntのCDをDVD-ROMに入れてDVD-ROMの動作確認を行ったところが、次の写真だ。

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ここまで確認した結果、パーツは異常なし、正常に起動することがわかったので、新規に購入したHDDを繋いで500GB×2台のHDDがBIOS上で認識できるか見たところ、これもOKだった。よしよし。この後はWindows XPをインストールする作業が待っている。

PS/2キーボードを繋いだ結果、マザーボードに何らかの異常が発生して電源投入が出来ない状態になったことが判明したのだが、その理由は分からない。もう少し時間をかけて理由や原因を確かめなければ、気持ちがすっきりしないという話になろう。

いきなりUSBキーボードを繋ぐよりPS/2キーボードのほうが安定して初期起動する意見が多い中、反対の現象が起きている。多くのユーザーはPS/2キーボードを使っているはずで、このマザーボードがおかしいわけではないと思うから、接続箇所(コネクターを含む)に何らかの異常が出ている可能性の方が高いと考える。

いまのところ、原因探求の前にUSBキーボードを繋いだ状態でOSのインストールや、予備機としての環境整備を進める方が良いかもしれない・・・ということで、正にその作業の最中と言うところである。

これまで10台近くのパソコンを組み立ててきたが、PS/2に関わる不具合はなかった。だいたいが一発で起動していたから、今回の不具合は久々に珍しいことでもある。それより何でこんなにパソコンを増やしているのか・・なんて考えたら、まあ趣味でしょうかぁぁぁーーー。

で、この予備機パソコンのスペックは以下の通り。

CPU  E6750  FSB1333 2.66GHz

M/B     P5Q-E

MEM  2GB×2個 計4GB

GPU  GeForce9800GT

というあたり。この程度であれば、今時のゲームでも普通の設定で出来るので、Crysisでも何とか良い具合になるだろう。欲を言えば3GHz以上のCore2duo CPUか、Core 2 Quad Q9650(3GHz)あたりと交換すれば、この予備機の役割が完成することになるが。。。

還暦をとっくに過ぎた爺様が何を考えているのか。まあ元気なうちの道楽かな?


メモリ

2009年06月06日 | 日記・エッセイ・コラム

Umax4gb

メモリである。見たとおり2GB×二枚のセットで値段は6.000円弱だった。前の計画では、これまで使っていたP5B DeluxのメモリPC2-5300をPC2-6400に交換すれば、余っていたFSB1333のE6750が使えるようになりそうだと言う考えから、一応買ってみた。

金額もそれほどではないことで買ったのだが、とにかく今の予備機を組んだ当時のメモリの値段はなんと1GB一枚が19.000円もしていた。それを二枚買って差し込んでいる。また、P5B DeluxもE6600もかなりの値段が付いており、たしかマザーボードとメモリ、それにCPUで12万円程を支払ったはずだ。金額で言えばこの予備機は、今から考えるとかなりの金食い虫だったことが分かる。が、当時はそれば一般的な値段だったから、それで組んだと言うことであろう。それを考えると、4GBで6.000円弱は驚異でもある。

で、このメモリを計画どおりに交換して機能アップを確かめたかと言えば、そうではない。まだやっていない。交換してうまく動作すればいいが、もしそれが不具合でBIOSすら起動しない場合は面倒なことになる。元に戻せばいいかも知れないが、更にシステム全体がおかしくなってしまったら、予備機としての機能もなくなってしまえば元も子もない・・・・などと、変な方向に頭が進んで実行できないでいるのだ。

何と言っても元々、マザーボードが古い規格であり、それを無理矢理にBIOS で機能拡張しているものだから、機能アップを図りながら安定動作をさせるためには、かなりの知識を必要とする。私も一応の知識を持っていると自負しているものの、各種トラブルを解決できるだけの自信はあやふやなのだ。BIOSをいじるのは意外と気を遣う。

P5Q-E

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で、これはマザーボード。P5Q-Eだが、これは一年ぐらい前から発売されているもので、すでに最近のトレンドではない。だから幾分安く手に入れた。当然FSB1333に対応しており、余っているE6750も正式に使えるから、念のため買ってしまった。

さて、メモリがある。マザーボードも手に入れた。CPUは余っているのを持っている。そうなると、部分的な改造ではなく入れ替えの方向に進んでしまったと言うことだろう。ここでちょっと悩んでいるのが、入れ替えたときにうまく起動するかと言うこと。うまく起動すれば良いのだが、起動できない場合はパーツの不具合が考えられるので、それらを購入した店に持って行き、交換しなければならない。ところが、今回買ったパーツはいずれも通販で買ったもの。

地元のパーツ店でないことから起動不良になっても持ち込みが出来ないし、どのパーツが原因で起動不良なのかも判断が難しいことになる。もっとも、それも自作の自己責任だからやむを得ないと言えばその通りだし、その程度のスキルもなければ自作など出来ない。また、今も安定稼働している(高価な)パソコンを分解してしまうのもなんだかもったいない気もしている。また、起動に失敗したときに分解したものを再度組み直しするのも大変だ。

なんやかんやと意気地がないことを書いたが、結局新たに電源などを買って新規組み立てに走るのか、意を決して入れ替えをするのか、パーツを目の前にして今後はどうしようかと悩んでいる始末だ。いやはや。。。。


CRISYSゲームだ・・・

2009年06月05日 | 日記・エッセイ・コラム

Crysis

タイトル通りのゲームである。前に書いたようにグラフィックボードを交換した後に、それまでやっていたゲームを改めてインストールして遊んでいた。タイトルは「DOOM3」だ。何年か前のゲームだから、E6600とGeForce 7600の古いパソコンでもそれなりに動いていたので、特に不満はなかったが、もっと快適に・・を目当てにグラフィックボードを新しくしたので、試していたものだ。

動きはさすがに滑らかになって、全く不満はなくなった。さて、その環境に、以前にお試し版を入れて動作がかくかくしていたゲーム(「FEAR」だったかな?)を、改めて入れてグラフィックボードの性能を確かめたところ、これもスムーズに動くことが分かった。

と、ここで満足していればいいものを、ちょっと欲が出て、当時ハイスペックPC御用達の「CRYSIS」を買ったのだ。上の写真である。これはすでに一年以上も前に発売されていたものだが、これが人気のあった時分は私のPC環境はまだ弱く、推奨動作環境にはなかったから、見ていただけであった。

さて、今頃になって「CRYSIS」の推奨動作環境をクリヤしたことから意を決して購入して、早速遊んでいるところ。だが、このゲームは今でも重いと言われており、最大の設定で遊ぶためには最新のCPUであるi7シリーズやかなりのハイスペックのGPU(最低でも3万円以上か?)を搭載したグラフィックボード(ビデオカード)が必要らしい。

ということで、そこまでハイスペックのパソコンは用意できないので、ゲームの設定を低くしてかろうじて遊んでいるところだ。巷の話どうりに、本当にゲーム前半はまだしも、後半になると動きがぎこちなくなってE6600とGeForce 9800には荷が重すぎるゲームである。また、このパソコンに活を入れようとしても、所詮P5B DeluxはもともとFSB1066しか対応しないチップを使っていることで、オーバークロックをしても安定して動作する保証はない。更にはオーバークロックをするためにはBIOSの設定をきちんとしなければならず、結構細かい部分で技量が必要とされるのだ。

その技量が自分にあるかと言えば、実は自信がないのが本音。ではどうする?今のパソコンで我慢して遊んでいる方が良いかもしれない。実は数日前にBIOSをいじったところ、起動時間が大きく遅れてしまった。電源を入れてWindowsの画面が出るまでの時間が、以前よりも倍近くになった。どうも設定がおかしくなったのかも知れない。一応元に戻したのだが、改善されなかった。正常に動いているものはいじらないというのが「整備屋」の言葉だが、いじっておかしくなったのも自己責任であろう。

続く。