新しいグラフィックボードだ。7月下旬に発売されたNVidiaGTX460というチップを使用したDirectX11対応の新型グラフィットボードで、MSIから発売されたもの。同じチップを使用したGPUは他のメーカーからもいろいろ発売されているが、今回はMSIの1GBタイプを購入した。
実は「BATTLEFIELD BAD COMPANY 2」というゲームをやっていて、あるシーンでは若干のカクツキが見られていた。それでもそのシーンが過ぎれば概ね普通に遊べていたから、あまり気にしていなかったものの、5月頃からGPUの交換を考えており、毎日のように価格・comでいろいろなGPUの評判や性能を見ていたものだ。当時からMSI R-5770 HAWKが一番人気だったが、なぜか通販では全店が在庫なしであり、この数ヶ月まったく手に入る気配がなかった。そのためサファイアの同クラスの製品も視野に入れて情報入手を続けていたときに、突然NVidiaから新チップが発表され、上記の製品が販売を開始したと言うことである。
ただ、このGPUは予定していた予算よりも数千円高いもので、かつ消費電力が160Wだ。しかも電源は別途6ピン補助電源が必要で、今使っているゲーム用予備機の550W電源で間に合うか不安もあった。ところで今のゲーム機のスペックは以下の通りだ。
CPU:Q9550
M/B:P5QE
GPU:GF9800GT(低電力版 80Wぐらい)
電源:Seasonic S12 550W
これに新型のGPUへ交換することにしたが、まず心配していた6ピンコネクタは、すでに電源に付いていた。数年前に購入していた電源だったが、当時16,000円もして、若干高価だったと感じていたものの、その頃から6ピンPCI補助電源コネクタが2個も付いていたようだ。これまでは使う必要がなかったので結束バンドでまとめており、それを利用したらぴったりだった。また、GPUに必要なPCI補助電源の電力も間に合っているようで、さすがにSeasonicの電源だし、もちろん80PLUS認定品だった。だてに高価ではなかったようだ。
取り付けた状態。大きさもケースに上手く収まるようなサイズだから買ったので、ちょうど良い具合だ。この状態になる前に、古いビデオカードドライバを削除しており、装着した後にパソコンの電源を入れて起動を確認して、あたらしいGPUドライバをインストールした結果、正常に認識されて、無事使用可能になったというところか。
で、結果はどうだったか・・・といえば、ゲームはまだ試していない。もっとも今よく言われるFainal Fantasty14 のベンチマークを試したが、速くて当然だろう。それよりも、結果的に新規にGPUを交換したのだが、今の時期これが是非必要だったのか・・といえばあまり必要性もなかった気がする。ただ何となく「交換したほうがいい」と思っていたときに、たまたま新型で手が届く価格のGPUが新発売されたから、買ってしまった・・と言うところかも知れない。
ちなみに価格はPC DEPOTの通販で購入したが、26.700円だった。当初考えていたよりもちょっと高くついたので、もうこの予備機には故障以外に投資することもないだろうし、この歳になって新しいPCゲームを買うことは今後あまりないはずだ。もしかして、最後の機能強化だったりして。
http://kakaku.com/item/K0000133158/