これは今回購入した外付けHDDだ。容量は500GBある。1TBの容量のもあるが、そこまで必要はないと考えて、1ランク下のものを購入した。また、6cmのファンがついており、冷却に有利なので、それも購入の理由になった。これを選ぶときに、ファンのついてない500GBHDDが1台内蔵されている、安めの外付けHDDも候補に入れていたが、色々検討した結果、値段が若干高いものの、データが2台のHDDに分散されて、しかも冷却ファンが付いており、より安定した動作が予想されたので、これに決めた。
インターフェイスはUSBだから、接続は簡単なはず。実際、繋いだらそのまま500GBが認識した。で、早速メインPCのデータをバックアップしたら、意外と早くに完了した。うんいいぞ。転送速度も普通に使う分にはまあまあであろう。
一応FAT32フォーマットをNTFSにフォーマットし直して、再起動した後にファイルの転送を実施したから、うまくいったようだ。しかし、まだ4GB以上のファイルの転送まで試していないので、そのあたりの転送具合を確認するまで、何とも言えないが・・・
このHDDは、実は250GBが2台入っている。合計で500GBなのだが、本当はRAID構成で使うのが良いらしい。RAID0と1が切り替えで使えるようになっている。RAID0ならまだしも、RAID1にした場合、HDDの容量は250GBになってしまう。ミラーリングだ。これはこれでいいけど、自分のパソコンの容量が640GBあり、これのバックアップとして使うう場合、250GBでは若干不足する気がしたから、もう一つのモードである「自由なモード」を使うことにした。
これは2台のHDDを単独で利用するモードだ。これを使うことで計500GBが有効になるから、パソコン本体のバックアップとしては十分だろう。RAID0でも500GBになるが、2台のうち1台がパーになれば500GB全部のデータがパーになる。これはいただけない。
実はパソコンがRAID0で構成されているのだ。これについては諸説があり、通常の使用であればわざわざ危険なRAID0を構成するよりも、普通の接続でも十分に速く安全だと言う連中も多い。1台故障したら、640GB全部がパーになる位なら、半分でもデータが生きた方が良いというのがその言い分。
まあ、その通りだ。でも、すでにやってしまったから、使用中のHDDを今更普通の接続に変更できない。HDDは精密機械であり、必ず故障することを考えて、そのためにバックアップを取っているので、故障したらその時はその時。PC本体とバックアップのHDDが同時に故障する確率はかなり低いはずだから、あまり気にしない方が良いだろう。
バックアップを取っている最中に突発停電して、全部パーになったら運がなかったと思ってあきらめた方が、精神的にも長生きするかも知れないよ。
ということで、今は使い始めの感想だから、もう少し使い込んだらいろいろな話が出てくるかも知れない。