わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

やっと桜が・春の訪れ

2008年04月26日 | インポート

Sakura2 春を告げる桜も何とか当地にやってきたようで、写真のような光景が見られるようになった。今年は早くから全国的に桜の早咲きという報道もされており、そのつもりでいたものの、特別に早くもなく、まあ例年より幾分早いかな・・・・程度であったから、大したことではない。

同じ県内でも、あるいは同じ市内でもとっくに咲いている場所もあるぐらいだから、風の具合や日当たりの具合で、だいぶその様子が変わっているのが実態だろう。

ということで、桜の咲いている公園では、夕べも花見客がわいわいと騒いでいた。

さて、話は違うが、Windows VISTA を搭載したパソコンは、毎日動作確認をしている。起動は特に問題なくすんなりといっているから、ハード的には一応安定性は問題ない。ただ、ソフトに関してはいくらかの問題を抱えてしまった。

その1:

予算をケチったことで無料の総合ソフト「OpenOffice.org」をインストールしている。これの動作がおかしいのだ。普段使わないから新規にMicrosoft Office2008も必要ないということで、フリーソフトにしていたが、文書作成と表計算のカーソルの挙動がおかしい。どちらも画面上でマウスホイールを動かしてもカーソルが上下に動かない。だから画面のスクロ-ルが出来ない。ただ、ホイールを右に動かすとスライドバーが左に動き、ホイールを左に動かすとスライドバーが右に動くのだ。しかしスライドバーをドラッグして画面を動かすことは普通に出来る。

結局、マウスホイールの上下左右が正常に動作していないことになる。こう書くと、マウスドライバを入れ替えたら良いのでは・・ということになるのだが、これは入れ替えた結果そうなったのだ。

それまでのVISTAに入っていた標準マウスドライバでは、マウスの動きが緩慢で、いろいろ設定してもきびきびと動作しなかった。それで、Microsoftから今使っている光学マウスのVISTA用のドライバをダウンロードして入れ直してみたところ、ずいぶんときびきび動くようになって喜んでいた。インストールしている他のソフト全部が、このドライバの恩恵を受けてマウス操作が快適になったものだ。ブラウザやファイル管理ソフト、PhotoShop、メールソフト上でも正常に動作している。

しかし、「OpenOffice.org」だけがそれに逆らってマウスを拒否している。これはどうしたことか。原因は不明。

その2:

これ以外にもフリーソフトの一部では、まだ機能が説明通りに動いてくれないものがある。雑誌で力を入れて宣伝しているソフトだから、操作や機能確認しているはずだが、私の環境では妙な動きをするため、日常的に使うことには出来ないのだ。

また、WEB上の動画(YouTubeなど)が再生できなかったり保存できないなど機能が不完全なところも出ている。同じフリーソフトでもWindows XPではきちんと機能するから、そのソフト自体に問題があるとは思われないが、何と言っても「VISTA+SP1」の環境だから、その辺に何か理由があるのかも知れない。

動画再生の環境はいろいろ試している。Windows XPでは、特に設定していなかったものの、WEB上の動画の再生、保存はVISTAで動作不良のソフトを使っても、きちんと出来ている。この辺がよく分からないので「VISTA+SP1」の環境での特殊な影響なのかと考えたしまった。VISTAとXPを2台並べて同じ画面を表示させて試しているので、操作の間違いでもない。

結局はまだ、メインパソコンをVISTAに出来る時期ではないとして、更にいろいろとソフトの動作を試しているところである。

最後に、能面の教室がやっと始まった。今月の課題は「乙(おと)」だ。一般的には「おたふく」とも呼ばれているが、あの面(顔)である。彩色までの完成予定は7月頃にしているが、もっと早くなるかも知れない。何と言っても12月には約3週間で「般若」を完成させた私である。気合いを入れればすぐにも出来るが、他の生徒との進み具合も考える必要があるのだ。


新型パソコン2

2008年04月12日 | 日記・エッセイ・コラム

Blog207 新型パソコンは順調に稼動している。もともとWindowsVISTAが動いていれば一応の目的は達成されたので、あとはフリーソフトやパッケージソフトなどをインストールして、その動きを確かめることで、雑誌の記事が理解できるのだ。

原則、今メインで使っているWindows XPが動いているパソコンと同じ環境になれば、それで当初の目的は終わる。そのため、必要最低限の環境を構築するべく、ソフトを一つ一つ入れながら、その動作を見ていたのだ。

フリーソフトでもVISTA対応のソフトはたくさん出ているし、XPしか対応しないのもある。従って、なるべくVISTA対応のソフトを入れているが、購入したソフトの中にはXPで打ち切りのソフトもあり、VISTAでは利用できない。

DXToolやO&ODEFRAGがそうだった。さすがにAdobe PhotoShop5は対応パッチ(修正ファイル)が公開されており、VISTAでも動いている。現役の大きなソフト会社はやはり強い。弱小ソフト会社は新しいバージョンから対応とか、ひどいのは対応打ち切りなんてのもある。

DEFRAGは必要なので「PerfectDisk RX」と言うのを買った。本当は「PerfectDisk 8 PRO」を買うつもりだったが間違ってRXを買ってしまった。名前が似ていた。また、不要なファイルやレシストリ、その他HDD内を掃除するソフトも必要なのだが、これはまだ買っていない。フリーソフトでも似たような機能のものがあるが、OSの中身をいじるものなので、市販品の方が良いだろう。 

残念なのは「一太郎」だ。私は「一太郎13」を使っていたのだが、これはまったく非対応になってしまった。「花子」もだめ。ところが、「一太郎2005」あたりからVISTA対応の修正ファイルが公表されており、それらをVISTAで使いたければ、それ以降のバージョンを買えということらしい。

もっとも、最近の一太郎はバージョンアップ版でも1万円を切っているから(昔は5万8千円もした)、VISTAを買える人は屁でもないかも知れない。

EXCELもちょっと使っていたが、持っているOffice2000が未対応だ。これもどうしようもない。これも最近のOfficeを買えば対応しているから、マイクロソフトの根性が見えてくる。結局、苦肉の策として「OpenOffice.org」というサンマイクロシステムで公表しているVISTA対応のフリーソフトをインストールしてみた。

これはMicrosoft Officeと互換性のあるソフトという触れ込みで、これがうまく使えればOfficeなど必要はない。WordやExcelで作ったファイルが自由に読み書きできるらしいので、試しにExcelで作っているファイルを読み込ませたところ、うまく読んだようだ。もっとも、ただ表示が出来ただけで各種の操作をやったわけではないが、良い感じだ。

さて、一太郎が使えないので、一太郎の文書をWord形式で再保存し、「OpenOffice.org」のWordもどきに読み込ませたところ、うまく読んだ。ところが、表が崩れたり文字も画面上ではうまく表示されて見えたものの、大幅な修正作業が必要な事が分かった。

私はWordを使ったことがないので、細かい修正作業をするにも操作がよく分からない。そんなこんなで結局、これは使わないことにした。

文章を書くのであれば、今のメインPC(XP機)を使えばいいし、百歩譲ってVISTAで一太郎を使うことになったら、「一太郎2008」を買うことにする。たしか8、500円程だからたいした出費ではないが。

と言うあたりで数日が過ぎていたところ、AHCIの話が目に付いた。なんでもこのモードにするとHDDの読み書きが速くなるらしい。

急遽、各種情報を入手し、なんとか、今の環境から移行できることを確認したので、一日ほど考えて実行することにした。下手をするとVISTAの再インストールが必要になるようだ。

手順を簡単に言うと以下の通り。

1 Vistaが動いている状態でregeditを起動し、レジストリのMsahciの値を0に書き換える。

2 BIOSでSATA Configuration をIDEからAHCIに変更する。

3 再起動。

と言う手順で、SATAのモードをIDEからAHCIに変更できたのだ。簡単だったし、特に他の操作は必要なかった。XPであればOSの再インストールをしなければならないのが、VISTAだったことで5分もかからずに終わった。再インストール作業は大変なのだ。

で、上の写真がその証拠である。ちょっと見にくいが画面の中程に「Standard AHCI 1.0 Serial ATA controler」の文字が見える。前はここに「IDE controler」という文字が入っていたので、無事変換作業が終了したということだ。

さて、どのぐらい速くなったかはまだこれからだが、何だか速くなった気がする。本来はファイルの読み書きが速くなるはずだから、多くのファイルを操作するときにその恩恵を受けるだろう。

というところで、引き続きVISTAの動作確認が続くことになる。