春を告げる桜も何とか当地にやってきたようで、写真のような光景が見られるようになった。今年は早くから全国的に桜の早咲きという報道もされており、そのつもりでいたものの、特別に早くもなく、まあ例年より幾分早いかな・・・・程度であったから、大したことではない。
同じ県内でも、あるいは同じ市内でもとっくに咲いている場所もあるぐらいだから、風の具合や日当たりの具合で、だいぶその様子が変わっているのが実態だろう。
ということで、桜の咲いている公園では、夕べも花見客がわいわいと騒いでいた。
さて、話は違うが、Windows VISTA を搭載したパソコンは、毎日動作確認をしている。起動は特に問題なくすんなりといっているから、ハード的には一応安定性は問題ない。ただ、ソフトに関してはいくらかの問題を抱えてしまった。
その1:
予算をケチったことで無料の総合ソフト「OpenOffice.org」をインストールしている。これの動作がおかしいのだ。普段使わないから新規にMicrosoft Office2008も必要ないということで、フリーソフトにしていたが、文書作成と表計算のカーソルの挙動がおかしい。どちらも画面上でマウスホイールを動かしてもカーソルが上下に動かない。だから画面のスクロ-ルが出来ない。ただ、ホイールを右に動かすとスライドバーが左に動き、ホイールを左に動かすとスライドバーが右に動くのだ。しかしスライドバーをドラッグして画面を動かすことは普通に出来る。
結局、マウスホイールの上下左右が正常に動作していないことになる。こう書くと、マウスドライバを入れ替えたら良いのでは・・ということになるのだが、これは入れ替えた結果そうなったのだ。
それまでのVISTAに入っていた標準マウスドライバでは、マウスの動きが緩慢で、いろいろ設定してもきびきびと動作しなかった。それで、Microsoftから今使っている光学マウスのVISTA用のドライバをダウンロードして入れ直してみたところ、ずいぶんときびきび動くようになって喜んでいた。インストールしている他のソフト全部が、このドライバの恩恵を受けてマウス操作が快適になったものだ。ブラウザやファイル管理ソフト、PhotoShop、メールソフト上でも正常に動作している。
しかし、「OpenOffice.org」だけがそれに逆らってマウスを拒否している。これはどうしたことか。原因は不明。
その2:
これ以外にもフリーソフトの一部では、まだ機能が説明通りに動いてくれないものがある。雑誌で力を入れて宣伝しているソフトだから、操作や機能確認しているはずだが、私の環境では妙な動きをするため、日常的に使うことには出来ないのだ。
また、WEB上の動画(YouTubeなど)が再生できなかったり保存できないなど機能が不完全なところも出ている。同じフリーソフトでもWindows XPではきちんと機能するから、そのソフト自体に問題があるとは思われないが、何と言っても「VISTA+SP1」の環境だから、その辺に何か理由があるのかも知れない。
動画再生の環境はいろいろ試している。Windows XPでは、特に設定していなかったものの、WEB上の動画の再生、保存はVISTAで動作不良のソフトを使っても、きちんと出来ている。この辺がよく分からないので「VISTA+SP1」の環境での特殊な影響なのかと考えたしまった。VISTAとXPを2台並べて同じ画面を表示させて試しているので、操作の間違いでもない。
結局はまだ、メインパソコンをVISTAに出来る時期ではないとして、更にいろいろとソフトの動作を試しているところである。
最後に、能面の教室がやっと始まった。今月の課題は「乙(おと)」だ。一般的には「おたふく」とも呼ばれているが、あの面(顔)である。彩色までの完成予定は7月頃にしているが、もっと早くなるかも知れない。何と言っても12月には約3週間で「般若」を完成させた私である。気合いを入れればすぐにも出来るが、他の生徒との進み具合も考える必要があるのだ。