わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

逆転の価格

2010年05月27日 | 日記・エッセイ・コラム

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先月購入した「ONKYO SL-A250」というサブウーファを使っている。これを鳴らすためにAVアンプからケーブルを繋いでいたが、これについて面白いことを見つけた。

このサブウーファには元々付属品として3mほどのケーブルが同梱されている。だが、このケーブルは品質が悪いので、おおかたの人は別途売られている専用(かどうかは不明)のケーブルを繋ぐようだ。ただ、同梱のケーブルでもきちんと音は出る。しかし、線は細いしコネクタも「ただ着いている」感じの安物だ。これでは「音質にこだわって5.1CHにする」ような人々には納得しない。

ということで、私もまねをして別途売られていたケーブルを買っていた。それが写真右側のもの。見たとおりVictor(というより、オーディオマニアではJVCと言った方が通りがよい)の商品で、2mものだ。これの価格はあのケーズデンキで1,241円だった。田舎の電器店だからそんなものかと考えていたので、納得して使っていたが、ちょっと短かったのだ。

あるとき、隣町のホームセンタ内の電気店(と言ってもケーズデンキから直線で1.5km程度かな)に行ったとき、偶然発見したのが写真左の商品。同じメーカーのものだが3mものである。しかも価格がなんと980円だった。ただ、よく見ると値段が改定されている。旧価格は1,690円でこれに消費税が加わるからもう少し高いだろうし、メーカーの価格は箱の右下に書いてあった1,900円のようだ。しかし新しく安い価格の紙が貼ってあったから、この値段で買ってきたと言うこと。

ケーブル長2mの商品が1,241円で、他の店で3mの商品が980円で売っていたという面白い話の紹介でした。この2商品に長さのほか他に何か変わった部分はあるのかよく見たのだが、どうも安かったのは「売れ残り」のようで、箱が幾分埃っぽい感じだった。ケーズデンキのものは箱も新しく、最近の商品であろう。

で、音は変わったか??と言えば、よく分からないのが本音。ただ、本当はオーディオテクニカにはもっと良い専用ケーブル↓があるのだが、さすがに田舎には売っていなかった。

audio-technica DVDLINK サブウーファー用ケーブルAT-DV67A/1.5

田舎は困っちゃうね。うーん残念。


おおべしみ その2

2010年05月27日 | 日記・エッセイ・コラム

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さて、作業を始めて一週間が過ぎた。上の写真は24日のあたりであり、顔の概要が分かる程度である。知っている人は「ああ、おおべしみかな」と思うだろう。もっとも知らない人はまったく分からないが、それはそれで良い。そもそも能面に興味のある人の方が少数派であるから、分からない方が多いのは当然と言うことか。写真の左下になにやら足の一部が見えるが、立ち上がっている状態で上から撮っているので写ってしまったようだ。

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上は今日までの進捗状態。今日は27日だからちょうど一週間である。ここまでくれば最初に見せた「完成品」と比べた場合にもよく分かるまでになっている。裏側もいくらか彫っているが、まだ見るほどではない。材料が大きいことでいくらか軽くするために彫った程度。もっとも、材料そのものが「桐」材だから最初から軽いので、ただ裏を彫ったというあたりであろう。

数ヶ月掛けて完成させる予定であるから、あまりに早く進んでいれば具合が悪い。だが、ここまで行けばすでに形も見えてきているから、あとは細かい修正を繰り返すだけで完成してしまいそうだ。まだ作業開始一週間で早くも全体像が見えてきていることは、良いこともあるが反面やり過ぎの気もしないではない。が、毎日2時間程度を当てて作業をやっていれば、どうしても進んでしまうので、もっとサボらないと一ヶ月程度で完成するかもしれない。

ただ、来週の水曜日からは、今年度の最初の課題が提示されるし、その作業を中心に進めていくことになるはずだから、これまでのように毎日「おおべしみ」ばかりに手を掛けることは出来なくなる。で、うまく日程の調整も出来る・・・はずだが。


おおべしみ その1

2010年05月21日 | 日記・エッセイ・コラム

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能面を作る作業が始まった。今年1月に完成を見た「十六」と「若女」以来、しばらくやっていなかった能面彫りを再開したのだ。もっとも、これまでは教室の他の生徒が若女を彫っていたので、それが終わるまで私の作業がなかったまでに過ぎない。

19日の教室で、先生から材料を購入していたので、それで久々に能面彫りが出来る体制が整ったということで、さて何を彫ろうか考えていた。買ったのは大きな材料だし、それに見合った大きな能面を作ることにした。で、いろいろ考えたところ、「おおべしみ」にしたという話。

大きな面では他にも「獅子口」がある。本当はこれを作るという理由で大きな材料を頼んでいたが、ちょうど2個手に入ったから、獅子口はもう一個の材料で作っても良いと考えて、まずは「おおべしみ」に挑戦したところである。実は「おおべしみ」はすでに3個作っている。

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上は2008年10月に完成したもの。最初は2004年10月に作っており、その後2006年1月にも3個目を作っているのだ。うち、2006年に作ったものには、水性ペイントで色を付けており、それなりに満足しながら今でも玄関に飾っている。で、今回は4個目になるのだが、これまで青森ヒバで作っていたところ、今回入手した材料が「桐」なのだ。で、それで作り始めているところ。

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横の部分にノミを入れておおざっぱに形を作っている場面。まだ何の面かも分からない状態であり、最初の段階である「粗彫り」だ。まだ作業を始めた日だから当然かな。

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少しきれいに仕上げているところ。角を切り落としてそれをなめらかに整形している場面であり、まだ作業開始から2日目だからこんなところか。

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更に表面を削って顔の輪郭を表したところだ。ここまでの作業は2日目だから早くも遅くもない。いつものように午前中の時間を製作に当てており、長くても2時間ほどの作業だ。

ということで、一応は以前の時間配分に戻って、これからの毎日が続くことになる。かってのようにまじめに根を詰めて作業をすることなく気楽に進めるつもりだが、次回の教室からは今年度の課題が始まる予定だ。それを進めながら空いた時間に「おおべしみ」の製作も続けることになるので、のんびり行きましょう。


桜並木も良いもんだ

2010年05月07日 | 日記・エッセイ・コラム

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この地方にも桜の時期がやってきて、それが過ぎていく。ここは近くの街なのだがけっこう有名な場所という話もあって、本当はすでに何度も見に行っていてもおかしくはない。だがなぜか近くであることで、これまで見学には行ったことがなかった場所なのだ。

で、4日にこの街から少し離れた馬事公苑「駒っこランド」と言う場所に行った帰りに寄ってみたと言う話。ちょうど午後3時頃だったが人出もそれなりにありイベントも盛んに行われていた賑わいを体験してきた。が、急いでいたことでその場からすぐに帰ったのでちょっともったいない気分もあり、翌日、再び一人でデジカメを持って出かけたというところ。

5月5日の写真だが、例年であればすでに散っているところである、今年に限って桜の開花が遅れたために連休中に満開になった。それもあとわずかで葉桜になろうが、それのちょっと前の風景だ。花びらが風に散っている様子が見て取れる。何とも風情がある光景できれいだ。もっとも、桜が散るのはどこでも見られるから特別の様子ではないにしても、、この1kmも続く桜並木が一斉に散る姿は良い。

この桜並木の右側にも国道を挟んでおなじ並木があり、大いに見応えがあることもあって全国的にも名が知れたようだ。「官庁街通り駒街道」と呼ばれる通りには美術館もあり、歩道の上に馬の銅像が散在しているために子供たちも楽しそうだ。

ということで、当地方にも桜のシーズンがやってきて、そして過ぎた話をちょっと・・・