大飛出も仕上げの段階である。前回からすでに1週間も経っているものの、その姿は余り変化がないように見える。しかし、よく見ると、割れ目の補修場所が増えているのだ。これは、彫り進んでいた時にも割れ目があちこちに発生して、その都度、その部分を補修していたため。
当初は、顔の左側が分割した。その後、右目から額にかけてひび割れが発生した。次に左目の上側の額部分にも割れ目が発生、更に左側面の上部にもひび割れが発生して、ここも補修。また、左顎付近にもひび割れが出てきた。もちろんここも補修済み。
と言う具合に、とにかくひび割れが多く発生して、その都度補修の作業を行っていた。もちろんその部分が乾燥するにも時間がかかり、その間は彫る作業を中断した。
もっとも、これは空気が乾燥している冬の時期に、ストーブを使って部屋がすっかり乾燥している事にも関係がある。部屋の湿度は30%だ。本当は50%は欲しい。加湿器を使えばOKなのだが、残念ながら持っていない。買おうと思って電気店に行き、下調べもしたが購入まで至っていないのだ。
http://ctlg.panasonic.com/jp/kashitsuki/kashitsuki/FE-KFK05.html
たしか去年も買おうという気持ちがあったはず。が。買わなかった。ケチなのだ。もっとも、年間1~2ヶ月ほどが乾燥する期間だし、それが過ぎれば余り使わない電気製品ということもあって、費用対効果が低いと考えてしまう。
材料の質が悪かったという事もあるが、理由はどうあれ、能面を作るには環境がよろしくない。これは人にも悪いようで、インフルエンザにかかり易い環境だそうだ。自分も高齢者だから「気をつけよう」と言うことか。
これで今年最後の投稿になる。
来年も元気に能面作りを投稿しますので、暇な方は見て下さい。