わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

メモリの増設

2012年06月30日 | 日記・エッセイ・コラム

珍しくパソコンの話になったが・・・。

このノートパソコンは、ある理由で私の手に入ったものだ。スペックは以下の通り。

1  CPU:AMD Sempron 3400+ 1.8Ghz

2   メモリ:1GB

3  HDD:120GB

4   Windows VISTA HomePremium

と言う具合。DVDの読み書きも出来るし、無線LANも搭載されている。15.4型ワイドビューアースクリーン液晶も付いているから、まあ普通のノートパソコンだろう。ただ。発売日が2007年あたりのようだから、今から5年ほど前の普通のスペックらしい製品だ。 ただ、ワープロや表計算、あるいはインターネットを閲覧するとかメールを書いたり読んだりする程度なら、今でも十分利用できる。画像や動画はあまり期待は出来ないけどね。

これを持っていた人はパソコンにはあまり詳しくないようで、ほぼ初期設定のまま使っていた模様。そのため購入時にインストールされていた各種ソフトの他には、新規に一太郎2007だけが入っていた。また、インターネットやメールのたぐいは全く使われておらず、これも初期設定のままになっていた。しかし、これでも動作は重く「のたり松太郎」(と言っても知らない人は知らないだろうが)で、操作をしてもイライラするのだ。

さて、このパソコンにはOffic2007が入っていたが、無用なバンドルソフトも多く入っていた。それらを削除して動作を軽くすると言う知識もない初心者ユーザーが使っていたので、まず第一に不要と思われるソフトをどんどん削除し、HDD内の不要な痕跡をCCleanerで削除しDEFRAGをやりドライブをきれいにした。そして最低限のソフト構成にしてノートパソコンの無線LANを復活させ、自宅のLAN回線に接続したところ、うまい具合に接続できたのだ。

で、数日使っていたが、まだ動作が重い。もちろん私がメインに使っているCore i7 2600K とSSDの組み合わせと比較してもしょうがないものの、ノートパソコンと言えどもいくらかでも動作が早くならないかといろいろ考えていたところだ。で、以下の組み合わせが良いかな・・・と一瞬運考えていたのだが・・・

1 HDDをSSDに交換する

     インテル320 Series  SSDSA2CW120G3K5   ¥14、884 (amazonの価格。下も。)

2  メモリを増やす。(最大2GBまでOK)

 

    IODATA

 SDX667-H1GX2/EC [SODIMM DDR2 PC2-5300 1GB 2枚組]  ¥2,680

    バッファロー

 D2/N667-S1GX2/E(SODIMM DDR2 PC2-5300 1GB 2枚組)  ¥2,680

  • 3  OSを軽いものにする
  •   Ubuntou など。
  • で、今日実行したのは「2」 だ。もちろん「1」が一番効果が大きいのは承知しているが、この古いノートパソコンに一万円以上もの投資をして費用対効果が大きいのかと言えば、そうでもない。従って、とりあえずは費用が安い方から試してみたという具合。だーがしかし、地元のパソコンショップで買ったメモリは1GB2枚(デユアルチャネル用)ではなく、2GB一枚のメモリしか売っていなかった。しかも値段は¥3,380だった。更に、動かなくても自己責任で交換無しにする、とショップに宣言してきた。あとでレシートを確認したら相性保証の代金も価格に入っていたが・・・

    さて、自宅に帰ってきて早速メモリの交換作業を実施。結果は一発OKで2GBを認識できた。もともとデユアルチャネル対応でメモリソケットが2個装備されており、512MB が2枚入っていたが、今回は片方に2GB一枚を差し込んでもきちんと認識して・・・ああ良かった。

    1 入手したノートパソコン(シャープ PC-WE59V)

    Note01

    2 取り外したメモリ(512MB 2枚)

    Note03


    3 交換したメモリ(2GB 一枚のみ UMAXの製品)

    Note05

    4 システム内容(きちんと2GBが確認できる)

    Note06l

    と言うことでしたが、さて、どのぐらい動作が速くなったのか。大きく変わらないのは承知しているからそれほど期待はしていないけど、体感は出来ない程度かもね。いや、少し早くなったと思わなくては・・・

    やっぱりそれを体感するのであれば、なんと言ってもSSDに交換でしょう。もちろん実行するかしないかは今後の推移を見てから・・・。

    うーん、やっぱりしないだろうね。ケチだから。

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    黒式尉 その4

    2012年06月28日 | 日記・エッセイ・コラム

    Img_8767aasmall


    のんびりやっていたら、随分と日も経ったものの、あまり進んでいない。この間は作業をしていなかったと言うのが本当で、もちろん正当な理由もある。ただ、ここまで来たので、この状態で来月にある公民館行事の能面教室に持って行くつもりだ。

    よく見ればおおむね出来上がっている。裏彫りも終わっているし、必要な「皺」のたぐいや髭を植え込む穴も開けてあるから、あとは口(あごの部分か)を切り離して、もう少し丁寧に磨きをかけると、素彫りは完成する。そこの部分を残して他の生徒の進捗状態を見たあとに、最後の切り離しをしようと考えているのだ。

    実は、雷(いかずち)も同時に作業を進めているので、こっちにもいくらか気をかけているが、作業期間を考えれば「黒式尉」を早く完成させたい。この黒式尉は他の生徒との同時進行だから、一人だけ早く進んだり遅れてたりすれば他の生徒に迷惑もかかるというもの。従って、普段の進み具合は私が一番早いのだが、今回は初回から遅れており、それをずっと引きずっていた。それでもやっと追いついた感じであり、一安心でもある。

    過去には、一個の能面の素彫りが終わるのに早くて一ヶ月程度だった。それが今回はすでに2ヶ月が過ぎようとしている。もっとも、今回は2個の能面を同時進行しているからそれなりに時間がかかってもしょうがない。しかも、いかずちは初めての面だし、きちんとした図面もなく、かつ細かい作業が多くあったりすることで、なかなか順調には進んでいないのだ。

    と言うことから、とりあえずは「黒式尉」の素彫り完成に向けて進めているところ。

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    いかずち その4

    2012年06月17日 | 日記・エッセイ・コラム

    Img_8759aasmall


    このぐらいまで進んだ。この「雷」にしても13日の先生主宰の教室で確認したが、出来具合はあまり宜しくない。初めから図面とカラーコピー、それに先生が作った見本が全部寸法が違うのだ。図面はコピーのし過ぎで最初から不鮮明だし、輪郭や高さなどを表している数値がはっきりしないし、見えない。で、カラーコピーも複製のし過ぎでよく見えなかったが、やむを得ずそれを元に自分で図面を作った。ただ、高さを表す数値は元々分からないので、輪郭だけの図面だ。元が不鮮明だから手書きの図面も不鮮明。

    結局は先生が彫った見本を写真に撮ったもの(原寸大に拡大してある)と、、元となった図面、元となったカラーコピー、カラーコピーをなぞって自分で作った図面の3種類を参考にして作業が進んでいる。そのためにうまくいかないのだ・・・と、理由を付けているものの、上手い人はそれなりに作っているから、やはり私がへたくそなのだろう。

    この調子だから完成まではまだまだ先は長いような気もするけど、一応は毎日の時間つぶしが出来ているから、それはそれで良しとするべきかな。いや、良いことにしなければ・・・

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    黒式尉 その3

    2012年06月17日 | 日記・エッセイ・コラム

    Img_8758aasmall


    やっとここまで進んだが、前回からあまり進んでいないように見える。実はその通り進んでいない。教室の同僚と進み具合を見ながら彫っていくつもりだったから、教室があった13日までは休んでいた。で、13日が過ぎたから少しづつ作業を始めていたものの、先生の見本と比べてもどうも寸法が大きいようだ。第一、鼻の高さが1センチ近くも高いのだ。これはおかしい。

    もともと余裕を取って大きめに彫っていたのは確かだが、それにしてもどうしたことか。きちんと寸法を測りながら彫り進めていたことも事実。このあたりの確認作業は当然やっていたはずで、それが大きく狂っていること自体がすでに異常だろう。ま、彫っている本人も異常だから、それが能面に反映されたと思えば許容範囲なのかな???  なーんて馬鹿な事を考えつつ、出来上がりもあまりおかしくならないように密かに細工をしていかなければ。。。

    今のところは写真のままの状態で、たくさんある皺の部分を彫っていくつもりだ。全体のバランスが良ければあまり違和感がないと思うから、しょうがないけどこのまま進めていくしかないだろう。

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    黒式尉 その2

    2012年06月04日 | 日記・エッセイ・コラム

    前回からおおむね一週間が経ち、作業も大きく変化したと思ってれば大間違い。見た感じでは変化がないように見える。

    Img_8751small


    まあ、これは変化がないのではなく、細かい部分の修正をしていたのでそう見えるだけ。特に表面の部分は高さや曲面の部分を重点的に修正していた。それでも図面どおりではなくいくらか高めになってしまった。本来は図面の数値と同じように彫り上げるのが正しい。しかし、なかなかそうはいかないのが手作業の良いところ(いや下手なところか)。

    教室の仲間は図面を忠実に守って彫っている。が、私はひねくれているので、「こんなもんでいい」と勝手に決め込んで、先生の言いつけを守らないのだ。だからうまくいかない。だがしかし、全体的にバランスが取れていれば、それはそれで良いのではないか・・などと勝手な理由を付けて作業を進めているところだ。

    Img_8754asmall


    これは黒式尉の大きさを比べてみたところ。能面だから基本的には顔に付けて使うもの。その基準で言っても「いかずち」はちょっと大きめだ。それから見た場合、黒式尉は小さい部類に入る。「うそぶき」も小さい部類だったが、この手の黒式尉はもしかして一番小さいのかも知れない。

    と、くだらないことを考えながら粛々と作業が進んでいるというあたりかな。

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