久しぶりのお寺である。4月22日以来だから、もう1ヶ月以上も書いていない。毎週本を購入しているから書けそうなものだが、この間に発売されたお寺には、残念ながら参拝していないので書かなかったというわけである。高野山、唐招提寺(これはもう書いた)、平等院などだ。
今回は知恩院で、これは京都にあるお寺だから行ってきたところだ。で、ここについての感想文があったので書き出してみよう。清水寺を見た後に行っていた。
平成4年10月17日
北に歩く。「平安神宮」に行くつもりでどんどんいったら、結構大きな五重の塔が見えたので行った。八坂の塔といい、それだけ道路っぷちに立っていたのでちょっと見てまた北に行く。
裏通りの静かないかにも京都らしい道を歩いていたら、いつのまにか「丸山公園」に出た。静かなたたずまいの良いところだが、とりあえず関係がないので通り越して更に北へ行ったら、かなり大きな三門に出くわした。「知恩院」だ。天台宗だったかの大本山である。
急で広大な石段を登ると、そこに徳川時代に作られた日本最大の三門があった。さらに急な石段を登りきったところに境内があり数多くのお堂が立ち並んでいた。余り多いので全部見る事は出来ない。じっくり見ると半日くらいかかりそうだ。それで目玉だけにした。
まず本堂(御影堂)。350年前の作りで法然上人を安置する。東本願寺ほどでないがこれも大きい。中へ入って思わずうなった。さすが大本山である。正面には金色に輝く広大な仏壇とでもいおうか、あんな大きな50メートル以上もありそうな仏壇は見た事がない。ここの本堂であれだけだから、もっと大きな東本願寺(扉がしまって見る事が出来なかった)なら圧倒されてしまうに違いない。すばらしい曼陀羅の世界に思わず正座をして合掌した。「観自在菩薩行深般若波羅密多時・・・・・」
その他、勢至堂、法然上人廟堂、大鐘楼(日本3大鐘楼)を見た。特に大鐘楼は、テレビで除夜の鐘に毎年出てくるし、それに本物は大きかった。たて5メートル厚さ30Cmということだが、あんな大きな鐘を見たのは初めてだ。いや感動した。
というところで終わっている。この後は「平安神宮」に行っているから、それが発売されたら発表しよう。
「感動した」という言葉は、かの小泉純一郎元総理大臣が大相撲の千秋楽に、総理大臣杯を貴乃花に授与したときに言ったと思ったが、いずれにしても良いことだ。
これは24日新発売の「日本の仏像」第1回配本である。この本は「古寺を巡る」と発売元が違うから、別の企画であろう。中身を見ると表題の通り仏像について詳しく書かれている。写真も多い。値段も同じ程度。毎週木曜日が発売日だ。(「古寺・・」は火曜日発売)
これは何だろう。「古寺を巡る」にも寺の建造物はもとより、当然として仏像が紹介されている。これまでは毎週「古寺を巡る」を1冊だけ買っていて、一応満足していたのが、今度は仏像をターゲットにした本が新たに発売されたのだ。さて困った。
今回は興福寺の仏像が紹介されており、予告を見るとこれまで購入した(見学した)「古寺を巡る」と同じようなお寺の仏像が予定されているようだ。その数およそ30カ所。
似たような企画の本が出てきたことで、私は両方を買うことになるのか?
ちょうどAVマガジン(アダルトビデオではなくオーディオビジュアルだぞ)の定期購読が今月で終わったから、今のところは両方を購入して、少しの間様子を見ようと思う。
ちょんちょん。